今記事の題名に「この世の春」としてみました。
今、○○歳になってから知った感覚を表してみました。
身体障害者の長男と健康体の次男を授かって、人生路の坂道をエッサコラサと歩いてきた過去。
長男は30歳と7カ月で亡くなりました。様々な体調不良と戦いながらも、明るくて優しい子でした。
次男はそのような兄をサポートしてくれましたし、吾等夫婦は喧嘩はしましたが、どちらかと言えば仲良しだったような気がします。
長男の病院通いやリハビリや学校や施設やらと、仕事を持ちながら駆け巡った毎日。
波乱万丈とでも言うのでしょうか?
苦しさと悲しさと辛さと、緊張感のあった30年余。
★(長男の一生を記録した本「太陽の子守歌」)★
どなたかの質問に、
「障害を持った子を授かったことをどのように思ったのか?」と。
「う~ん、そうねぇ。どちらかと言えば面白かったかな? 手を叩いて面白いということではなく、エキサイティングな毎日という意味でね」
と答えると、その方は、意外だという顔をしましたね。
長男が亡くなり、仕事を辞め、次男夫婦の3人の孫の子育てを数年手助けをした後の今。
社交ダンスを楽しみ、庭の花や樹木の世話をし、写真を撮り、それに駄句を付ける。
そんな日々を送っている。
与えられた定めを何とかやり遂げた気がします。
この世は修行の場と考えながら必死に生きて来た。
ここからは、余生のご褒美と言えるのかもしれません。
欲張らないで、今の平穏な日々に感謝しましょう。
下は、11月20日のダンスパーティーで踊った。写真です。
A氏とワルツ
K氏とタンゴ
おぼつかない私を指導してくださった先生方。
関わりを持ってくださった皆様に感謝です。
ありがとうございました。
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