箴言集 「病の時に読む言葉」 大川隆法 著
「病の時に読む言葉」㊻ 学生としての勉学やスポーツ、大人としての社会への還元について振り返ってみよう。
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大人になる条件は、まず働いて報酬をもらい、自立できることである。
そのためには、未熟である自分磨きをするのであるが、未熟とは他の手助けが必要とされる時期である。一人前になる前の自分作りをするしかない。
未成年で働く人の場合は指導者に頼りつつ学ぶことになる。働きながら学ぶのは、学生のバイトと同じである。
働いたり学べたりできることに感謝しなければならない。
学生として勉学やスポーツができるのは、学友を得たり、学問以外の学びもできる時期である。
これらの自分づくりを経て大人として自立できたならば、周囲へのお返し、例えば自分の働きで周囲の利益を増やす努力をせねばならない。(初心者の場合は、周りの仕事に負担を掛けているのである。)
後輩を指導できるときは、ようやくお返しのできる自分になった証明である。
さらにお返しの発展には、自分以外への貢献=伴侶を得て子供を作り家庭を築くことであろう。
このお返しができるようになれば、そこには生きがいややりがいが芽生え、人の役に立つ喜びが得られるでしょう。
この社会への還元まで行って、利自即利他になるのである。
自分も利するし、周囲も利する、すなわち発展してゆく社会へ貢献していることになる。