箴言集 「病の時に読む言葉」 大川隆法 著
「病の時に読む言葉」56 鼻があって、自力呼吸ができるか、できたということ。本当に有り難いことだ。
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鼻が詰まったときは息苦しくて、口が乾くから辛いものである。ただの穴だとはあなどれない。また呼吸は休みなく続いている。体中の細胞は常に酸素を取り込んで生命の原動力としている。そして、炭素と結びついて副産物の二酸化炭素の毒を作る。特に脳細胞はこの酸素が途絶えると8分間で脳死に至る。
起きて活動するときはもちろん、睡眠中でも細胞は活動しており、酸素を取り込み、副産物の炭酸ガスを体外に排出している。この循環システムが体の細胞が生きている証なのであるから、この循環が止まると細胞は死に至る。
この循環システムの出入り口が鼻なのである。この穴がふさがれると死ぬことになる(ふさがなくても水中に顔をつけるだけで終わる)。大切な穴なのである。
そして、その穴は顔の一部である鼻の形として存在し、その人の人相の役割をも担っている。
大切な穴であり、外見を整える役目もしている、有り難い存在ですね。
侮れない(穴どれない)ですね。