箴言集 「病の時に読む言葉」 大川隆法 著
「病の時に読む言葉」㊽ 「お金」のことしか考えていなかったのなら、「心」のことも考えてみよう。
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「お金」は皆が欲しがるものである。さらには「お金」を得るためには多少悪いことであっても実行する人もいる。すると、その人の周りには、同じ考えを持っている人達ばかりになり、悪の増長する世界になってしまう。それは「心」が苦しむ状態になり、不幸な人生を歩むことになる。
そんな「お金」だけが全てと思わずに、人を幸福にする手段に過ぎないと考えて、「心」が喜ぶにはどうしたらよいかを考えてみよう。
本来は「お金」は感謝を形にしたものなのだ。(あの世には「お金」がないのだ。あるのは感謝の心=与える愛か、悪の心=奪う愛である。)だから感謝が感じられないのは、欲望が「お金」の形になった場合であろう。
「お金」は対価であるが、対価以上の部分が、善なのか悪なのかを判断してみようではないか。善の循環になるか、悪の循環になるかの違いであろう。