箴言集 「人格をつくる言葉」 大川隆法 著
「人格をつくる言葉」⑳ 結婚とは、二本の小川が一本の川となるようでありたい。
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それぞれの小川は周辺の草木や土の養分を含んでいる。その個性ある小川が一本の川に合流すると、平らな川底だと交わりが遅い。例えば片方は雨で濁っており、もう一方はきれいな水であった場合、合流しても二つの水が交わらず流れていくのである。
ここで、川底が岩や石ころでごろごろしていると、水の流れが渦となり、二つの水の流れが激しく交わりながら同じ色になって、区別のつかない一本の川になります。
言い換えると、個性ある二人が一緒になっていろいろなトラブルを解決してゆく段階で、協力し合い助け合いをして立派な夫婦に育ってゆくものであり、平穏な生活だと、助け合う夫婦になるまでの期間が長くなるであろう、のたとえです。
一本に合流しても他人みたいな関係で、世間体で結婚した夫婦であるならば、本当の夫婦とは言えないですね。一緒に合作するものがいくつもあってこそ、本当の夫婦になれると思います。