本はいつでも

　今日はロバート・ラドラムの『シグマ最終指令』下巻を読み終えて、次の本にかかったところです。

ラドラムは面白いです。

ある日町で、大学時代のトモダチに遭って、懐かしさに駆け寄ろうとした途端、そのトモダチが銃を向けて撃って来るというところから始まる大スペクタル・サスペンスです。死んだと思っていた双子の弟が、大きな秘密を知った為に命を狙われて偽装事故を装って隠れていたり、話を訊きに行った相手が一足違いで殺されていたり、話している最中に外から弾が飛んで来て死んだり、味方と信じていたら悪者だったり、いつもながらの複雑な筋書きです。

ランダムを読むと、日本の推理小説は読めません。テレビのサスペンス・ドラマも見ていられません。

そういえば、3日前、自慢の目がかすみました。
「あ。タイヘンや」とうちの家伝薬を目の周囲に……
すぐに元の目になりました。スゴーイイ----------
目薬派のショータンが、このごろうちの薬を付けるようになりました。
左右とも手術して、最近また悪くなって来たそうです。40年も前に薦めたのに。

あ。バカにつけてもいいんですよ。

無ダ策

　
「政策コンテスト」が始まったらしい。2010年度予算案の「「元気な日本復活特別枠」の施策選定とか。特別枠の上限1.3兆円に対し、各省庁からの要望求額は2.9兆円。
　6月に策定した新成長戦略の実行などに必要な予算の確保というのが、特別枠の狙いだった。なのに、防衛省の在日米軍駐留経費の日本側負担など「当初の趣旨にはない要求」が財務省幹部から数多寄せられた。えー？　在日米軍駐留経費の日本側負担だって？　これが、「思いやり予算」だというのだからびっくりする。
　普通のサラリーマンが定年まで働いて貰う退職金相当の月給を取る財務省幹部なんかに、案件を出させるということが間違っているのだ。
　「補正で認められた予算額に応じて、特別枠では減額する」と牽制の声も上がったが、「真に必要な政策は、補正とは無関係に特別枠で認めるべきだ」の声もある。
　子供手当の増額、農家への個別所得補償、新卒者就職支援、効率学校の耐震化、など巨額の財源を必要とするマニフェスト案件に加えて野党が望む政策も取り入れたら、歳出はとてつもない額になる。マニフェストの取り扱い方針は決まっていないということだから、ハトポーが歌ったマニフェストやじゃじゃ漏り自見んの案なんかこの際無視すればいいだろうに。
　あ菅さんはなにかというと、「コクミンのみなさんとのお約束ですから」と言うが、ハトポーひとりが歌ったことを、国民のミナサンは約束したと思っているのだろうか？
　コドモ手当をやめて、小中学校までの給食費を無料にする。教科書は毎年印刷せず、先輩の使ったものを後輩が使う。
　農家の休耕田畑は国が没収して、就職できない新卒者に農業をさせる。
　高速道路の無料化はやめて、料金を安くする。
　これでハトポーのマニフェストの“巨額の出費”はうんと少なく済む。
　元財務相フジーさんの「議員滅」の提案はgood だが、消費税アップはダメですよ。
　ダメですよーッ
　秀吉も二宮金次郎も野口英世も乃木さんも、金持ちの子ではなかったから偉くなったのだ。今の大河ドラマに出てくる三菱のイワモトはんだって、貧乏だったお蔭で後世に名が残せた。
　貧乏人の子は貧乏で育たなければいけない。生半可なお慈悲で平等にしたら、努力しない人間になるだけだ。コドモ手当なんて、AHOTAROが考えたことだ。ハトさんが引き継いでハトポーになったけど、菅さんまで承ってあ菅さんにならなくても……

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