「申し訳御座いませんでした」と、何百回言うつもりなんでしょうか? オボカタさん。“盗作論文”と新聞が面白そうに書いた日の夜、私もブログに書こうと思いましたけど、いやいや、テレビ局がどんな風にエサにするのかと見守っていましたら、次の日も次の日も各局引き続きやいやいわいわいでした。
有名というご褒美が付いていますから、同業のやっかみなんかもありまして、今も語り草の「相撲八百長」騒ぎより訊く人達の眼の色、変っていたと思います。「STAP細胞を簡単に作れる若い美人というのも一躍有名になれる大きな要素でした。もし、コボちゃんが、60歳過ぎたコワイ顔の意地悪ばあさんだったら、多分新聞記事もほん片隅でした。
それが盗作だウソだと大騒ぎで、切ったスイカへ集る(たかる)ゴキブリみたいなマイクの数。飛び交う詰問からバカ質問まで、一夜にして「時の人」になった2月と違ってコボちゃんニコリともせずに答えていました。
バカ質問「それで、STAPはあるのですか?」
こぼ「あります」
ばか質「本当に役にたつのですか?」
こぼ「どなたかの役に立つまで、もっと研究を続けます」
バカ質「何故、ひとの論文を使ったのですか?」
こぼ「使ったという覚えはありません」
バカ質「画像は、捏造でしょう」
こぼ「捏造ではありません。偶然、似ていただけです」
バカ質「どうしてほかの画像があなたの論文に紛れ込んだのですか?」
こぼ「大勢の方が、いろんな資料を送ってくださいますので、つい間違えたのです」
まさかまさか。自分が撮った写真を「つい間違えた」なんてことは、絶対にありません。論文はWordで書いたのでしょうに、人から来たメールの画像がひょいとくっつくなんて、そんなことは絶対に絶対にありません。
バカ質「論文は撤回しないのですか?」
こぼ「しません。撤回は、国際的に結論が完全に間違っていたと発表することになります。結論 が正しい以上、撤回は正しい行為ではありません」
何をもって「正しい」と証明するつもりなのでしょうか? 他人の論文を一先ず撤回して、本当の研究結果を提示するしかないのですよ。だいたい、「弱酸性の液に漬けたら出来てしまった」という人が、きちんとしたデータをとっている筈などないでしょうに。
次の日の新聞には、「STAP細胞は、200回以上作りました」と答えたと書いてありましたが、どんなものが出来て、どんな動物にどう使ったのか、その後動物はどうなったのか、そういうデータもなんにもないなんて、おかし過ぎるではありませんか。
そもそも、「万能細胞」を作ったの使うのというのは、どこから来た考えなのでしょうか? 論文とデータが世界的に認められた京大にお任せしておけばいいと思います。そこへ行くと。約674年一子相伝の家伝薬として臨床データのみで存続している黒田の家伝薬は、細胞の損傷を修復し、誤作動する機能を正常化するのですから、生物の身体に限りなく優しい物質なのです。今日のアサヒ新聞に、「身体中にガンが出来て行く赤ちゃん」の記事が出ていました。こいいう赤ちゃんに、飲んで貰いたいものです。
今日はオボカタさんの上司の方がテレビでお話しなさっていましたが、どうも。説得力はなかったようです。
さて、STAP論争、どうケリがつくのでしょうか? 言葉多ければますます混乱です。いつも言いますが、私は、「船頭多くして、舟、山へ登る」という格言が好きです。