ちょっと待って!

見たこと聞いたこと、すんなり納得できません。あ、それ、ちょっと待って。ヘンじゃありません?  ヘンです。

突然、消えた

2013-10-13 20:44:07 | Weblog

9,28

 次の日の朝ば、6時に見に行きました。昨夜と同じように歩いていました。蟻は個別が出来ませんので、何万匹もが歩いているのか、せいぜい1000匹ぐらいが言ったり来たりしているのかは判りません。なんの看板も旗も無いし、誰かが号令しているようでもなし、目的も終わりもわかりません。

 見ていると、ひょこんとコケルのがあります。へええ。蟻も転けるのかぁ。腹から地面まで1ミリもないようですが、足は割と長いのです。クモのように手足を斜め前や後ろに広げているので地面すれすれに歩いているように見えるだけなのです。

 『虫の歳時記』によれば、ひとりで持てない大きなエサを運ぶ時は、アンテナから信号を発して仲間を呼ぶのだろうと書いてありました。「アリさんとアリさんがごっつんこ…♪」というのは、「そ(それ、何処にあった?)」「あ(あっちだよ)」なんて言っているのでしょう。

アリの行進は4昼夜間続きました。

行進を見てから5日目の朝、行進蟻は消えていました。


なにごと?

2013-10-07 00:09:44 | Weblog

 

9月25日

 朝、パンくずを少し持って、いつものようにアリの巣の前へ行きました。あれ? 今朝は様子が違います。

 門柱の下に、いつもは3匹か5匹、漫然と食べ物を探して歩き回っているのに、大勢が列になって忙しそうに歩いていました。パンくずを少し撒いてやっても、3、4匹がキャッチしただけで、ほかのはパンくずを避け、行くあてがあるように速足で歩いています。

 樋のそばへ行ってみると、2センチぐらいの幅に西へ向かうのと東へ向かうのとが大行列です。こちらの方が門柱の下の連中より忙しそうです。行列の上へパンくずを落としても列は崩れませんでした。海底の伊勢海老の移動のような横一列ではなく、縦に並んでいます。

 樋のそばの植木鉢から3個東側へ並べてある万年青の鉢の下を通り、その横の『花の土』の袋の下近くを過ぎ、建物の基礎コンクリートと駐車場のコンクリートの間に出来た隙間の前をずーっと南の端へと、こちら側の先は樋から40センチのところにある庭との境目に作った20センチのブロックを越えて庭の紫陽花の根本へと続いていました。南へ行くのと北へ行くのがすれ違っても、みんな目的が判っているのか、テレパシー交信もしません。

 なに事が起こったのでしょうか? 火事の前に逃げ出す鼠と同じ棄権察知の移動なのでしょうか? うちが火事になる? マサカ。水害? イヤですよ。でも、気を付けよう。でもでも、上り下りがあるのだから、移動ではないのでしょう。 住居の交換?

 朝病院へ行って、戻って来ても同じでした。お昼も午後も、大行列は続いていました。

 夕方は水撒きを中止しました。

 夕食後、どうなったかな? と見に行くと、やっぱり同じように歩いていました。

 9時過ぎ、もう一度行って見ました。同じでした。朝見つけてからもう15時間です。この分だと、明日の朝も同じ状況だろうと思いました。