来る度、メールボックスにログイン出来ない。パスワードがちょっと間違い易いせいでもあるけど、どうやっても入れない。
何度パスワードを変えても、次に来たらまたまた違うのどうの、capsがどうの…って、ログイン拒否。マイルネーここのめーる。
でも、こちらならアッサリOK。なんで?
先日、よく繁盛っている「お好み焼き屋」へ行った。丘の上の小さい店で、こちらに移転して約19年。いつも看板だけ見て寄ったことがなかった。待っている人がいっぱい、外まであふれている。待つのが嫌いなので、やめた。
もう一軒の店へ行ったら「休み」だった。
あんまり混んでないとこにしようと、表通りの「定食」と書いた店へ行った。店の中にはお客が2組だけ。お昼なのに空いてる。なんで?
一人だけの女の子が、水だけ運んで来た。ねんんば メニユーを見ている間に窓際にいた2組とも帰ってしまった。ガラガラもいいとこ。うすら寒い。メニューの品数は多い。へええ。なんでも出来んねんな。た 私もショーも、『天丼』を注文した。待ってる間、週刊誌でもと棚を覗いたら、マンガばっかりしかなかった。一冊とって来て開いたけど下手な絵のサイッテーマンガだった。「こんな雑誌ばっかり」とショーに言って、すぐに元のところへ戻した。
トイレを借りた。掃除してない汚れたトイレだった。古くて小さいスーパーのトイレでも、掃除ぐらいはしてある。壁にぶら下げたタオルが穢い。店内に音楽も無い。
「きたないトイレやった。注文する前に帰ったらよかったみたい」
女の子は、客用でないテーブルの前に座って、テレビを観ている。ヒマやったら、トイレの掃除したらええのに。
かなり待って、女の子がお盆を持って来た。蓋つきの丼鉢とお漬物と小さい湯呑が乗っている。
「ぬるいお茶」
どんぶりのフタを取ったら、エビ一匹と、小さな野菜の天麩羅がごてごて並んだご飯。テンプラの上に汁はかかっていない。味の無い天麩羅。
天麩羅の下は、白いいご飯ではなくて、玉子丼だった。青葱でなく、玉ネギが入っている。私は、半熟玉子の丼が嫌いだ。丼に玉葱も嫌い。
天麩羅にテーブル食塩を振った。「塩かけて食べる天丼は、初めてや」
野菜揚げは、ナンキン。サツマイモ。オクラ。レンコン。オクラも嫌い。
ショーは、半分も食べなかった。おじさんが一人入って来て、窓のそばのテーブルについた。
お金は私が出した。払ってから、「料理してはる人、何処の人?」と訊いた。
「え?」
「何処か、別の件から来貼ったん?」
「いいえ。地の人です」
「天丼は、ご飯の上にエビのテンプラが二つ乗ってて、濃いめの出汁がかかってるもんやん。玉子丼の上にごちゃごちゃテンプラ乗せる必要ないねん。玉子は要らん。タマネギも要らん。よその店へ食べに行ってみんとあかんわ。あれはテンドンとちゃうよ。てんぷら玉子どんぶりや。そう、言うといて」
「あ。はい。すんません」
女の子いは笑っていた。笑いごとやない。 あとから来たおじさんは、キョトンとして私を見ていた。
何度パスワードを変えても、次に来たらまたまた違うのどうの、capsがどうの…って、ログイン拒否。マイルネーここのめーる。
でも、こちらならアッサリOK。なんで?
先日、よく繁盛っている「お好み焼き屋」へ行った。丘の上の小さい店で、こちらに移転して約19年。いつも看板だけ見て寄ったことがなかった。待っている人がいっぱい、外まであふれている。待つのが嫌いなので、やめた。
もう一軒の店へ行ったら「休み」だった。
あんまり混んでないとこにしようと、表通りの「定食」と書いた店へ行った。店の中にはお客が2組だけ。お昼なのに空いてる。なんで?
一人だけの女の子が、水だけ運んで来た。ねんんば メニユーを見ている間に窓際にいた2組とも帰ってしまった。ガラガラもいいとこ。うすら寒い。メニューの品数は多い。へええ。なんでも出来んねんな。た 私もショーも、『天丼』を注文した。待ってる間、週刊誌でもと棚を覗いたら、マンガばっかりしかなかった。一冊とって来て開いたけど下手な絵のサイッテーマンガだった。「こんな雑誌ばっかり」とショーに言って、すぐに元のところへ戻した。
トイレを借りた。掃除してない汚れたトイレだった。古くて小さいスーパーのトイレでも、掃除ぐらいはしてある。壁にぶら下げたタオルが穢い。店内に音楽も無い。
「きたないトイレやった。注文する前に帰ったらよかったみたい」
女の子は、客用でないテーブルの前に座って、テレビを観ている。ヒマやったら、トイレの掃除したらええのに。
かなり待って、女の子がお盆を持って来た。蓋つきの丼鉢とお漬物と小さい湯呑が乗っている。
「ぬるいお茶」
どんぶりのフタを取ったら、エビ一匹と、小さな野菜の天麩羅がごてごて並んだご飯。テンプラの上に汁はかかっていない。味の無い天麩羅。
天麩羅の下は、白いいご飯ではなくて、玉子丼だった。青葱でなく、玉ネギが入っている。私は、半熟玉子の丼が嫌いだ。丼に玉葱も嫌い。
天麩羅にテーブル食塩を振った。「塩かけて食べる天丼は、初めてや」
野菜揚げは、ナンキン。サツマイモ。オクラ。レンコン。オクラも嫌い。
ショーは、半分も食べなかった。おじさんが一人入って来て、窓のそばのテーブルについた。
お金は私が出した。払ってから、「料理してはる人、何処の人?」と訊いた。
「え?」
「何処か、別の件から来貼ったん?」
「いいえ。地の人です」
「天丼は、ご飯の上にエビのテンプラが二つ乗ってて、濃いめの出汁がかかってるもんやん。玉子丼の上にごちゃごちゃテンプラ乗せる必要ないねん。玉子は要らん。タマネギも要らん。よその店へ食べに行ってみんとあかんわ。あれはテンドンとちゃうよ。てんぷら玉子どんぶりや。そう、言うといて」
「あ。はい。すんません」
女の子いは笑っていた。笑いごとやない。 あとから来たおじさんは、キョトンとして私を見ていた。