テレビ。ろくな番組がない。NHK1……「水俣病認定基準で最高裁判決」。認定されるまで40年も掛かったハナシ。朝から何回目だろう? NHK2……「Rの法則 高級いちご 絶品スイーツ」。なにがいいのか。いちごは加工しないでそのまんま食べるのが1番だ。
MBS 「世界の日本人妻は見た。困った異国の珍習慣」。ABCは「トリハダスクープ 世界の最新フシギ映像」。どちらも番組としてはまあまあだけど、ナレーターの声がいやらしい。キーキーキーのマンガ声。番組のディレクターは、あの声が好きなのか。あの声は精神学上非常によろしくない。長いこと聞かされると、頭がおかしくなる。
ワイド・ニュース番組でもドラマでもコマーシャルでも、最近はみんなあの妙なキーキー声だ。普通に喋っていたタレントまでがあの発声を真似して多くの人の顰蹙を買っている。ミヤザキヨシコやタカギミホなんか、もっと賢いと思っていたのに。
読売 「行列3時間待ち----今話題の絶品パンケーキ巡り」パンケーキなんかに行列しているヤツの気が知れない。大体、食べ物番組は面白くない。なんでもかんでも一口食べたら「うまーいッ」と言うのがそらぞらしい。食べ役の一人ぐらいは、「あー。これは私の口に合いません」と言ってもいいと思うけど。
歌番組は古い歌ばかり。40年も50年も60年も前の歌なんか、誰が聞きたがっているのだろうか。歌作るひとたち、みんなボケたか死んでしまったのかな? 市役所の『シニア・カラオケくらぶ』では、誰が一番早く新しい歌を上手に唄えるか競争しているのに。