181117 記者会見の有り様 <CNN記者、地裁、入庁証返還をトランプ氏側に命令>を読みながら
毎週相当数花を買っているので、さぞかしカラフルな花のガーデンになっているんでしょうと、店員から言われることがあります。まあ毎回5~10鉢前後ですから、結構賑やかとはいえます。でも事務所と自宅庭で分散していますし、枯れるものも結構あるので、とりわけ自宅の庭はなかなか花園とはいきません。昔北米カナダでガーデンシティツアーで喜ばしてくれたような広大な庭に多様な花が咲き乱れるといった雰囲気とはほど遠い状態です。
それに市販の花を買って植えるのではあまり私の趣味に合いません。とりあえずやっていますが、いずれ仕事を引退したら、本格的に?野花・野草、雑木林づくりに取り組むことができたらと思っています。夢のまた夢かもしれませんが。
そんなのんびりした気分になりたいものの、ちょっと新聞記事を見ると、げんなりする情報がわんさとあり、取り上げる気分にならないのが本音でしょうか。
今夕の毎日記事<米国CNN記者、ひとまず軍配 地裁、入庁証返還をトランプ氏側に命令>もその一つでしょう。いや、この仮処分決定自体は、当然の結論ですが、こういう騒動が起こること自体、恥ずかしいことではないでしょうか。
ニュースで何度か、このCNN記者とトランプ大統領との質疑場面を見ましたが、記者の質問は的を射ていますし、トランプ氏の対応はその大統領としての識見を疑いたくなるものです。トランプ氏の場合これが特別でもなければ、普通の出来事なのでしょう。
自分が選任した閣僚や高官でも、自分の意見と合わなければすぐに(多少は我慢するのでしょうか)首をすげ替えますね。嫌なことを耐えるとか、異なる意見を丁寧に聞くという、民主主義の基本的なスタンスを彼に問うこと自体筋違いかもしれません。
それにしても女性スタッフがCNN記者のマイクを無理矢理取り上げようとするのも、なにか芝居がかっているように思えます。この記者が厳しい質問をすることは予期していたと思われ、その場合にどう対応するか事前に準備していた可能性すら疑いたくなります。なぜわざわざ女性が出て行ってマイクを取り上げようとしたのか、それを拒否する記者の姿勢を報道させ、ハラスメントだとでも聴衆に思わせようとしたのでしょうかね。
これがいかつい男性だったら、そういう風にはとられないので、あえて女性スタッフに仕向けさせたのでしょうかと変な勘ぐりをしてしまいそうです。
この後、この記者の入館証が取り上げて、ホワイトハウスへの入庁許可の停止措置をとっていますが、よほどトランプ氏が苦手にしていたのでしょうか。彼は批判を正面で受け止めることができないようですね。民主主義を先導する国・アメリカの大統領として恥ずかしくないのでしょうか。
この記者もさすが訴訟王国アメリカですね、直ちに停止措置撤回の仮処分申請したようで、勝利を得ています。
<【ワシントン鈴木一生】ホワイトハウスへの入庁許可を記者が停止されたのは言論の自由の侵害にあたるとして、米CNNテレビがトランプ米大統領らに対し停止措置の撤回を求めた訴訟で、ワシントン連邦地裁は16日、暫定的に入庁を認めるようトランプ氏側に命じた。>
ワシントン連邦地裁の仮処分決定は当然の結論だと思います。決定文も簡単なものでしょう。内容も言論の自由をさほど掘り下げたものとは思えません。決定文を検索して見つけるより、次の本裁判を楽しみにしておこうかと思います。
地裁決定は、入庁許可を停止した措置について、言論の自由が侵害されたか否かについては判断していないようで、今後この争点が審理され、数週間後に決定が出る模様です。
なお、さすがCNNの記事<米裁判所、ホワイトハウスにCNN記者証の返還を命令>は少し詳細に言及していましたので、取り上げておきます。
<ティモシー・ケリー判事・・・は基本となる主張に関しては判断を示さなかったが、修正第5条に基づくCNNの一時差し止め請求を認めた。ホワイトハウスがアコスタ記者に対し、記者証の合法的な取り消しに必要とされる適正な手続きを取らなかったと判断した。>
このような記者会見をめぐる紛糾はトランプ氏だけ(過去の大統領・閣僚も)の問題ではないと思いますが、それにしても記者側の追求は多少視聴率アップを意識しているとはいえ、さすがと思わせます。それに比べ、わが国の状況は結構問題ではないでしょうか・・・
今日はある銀行取引履歴を整理していて、文字が小さいので、メガネを外したりかけたり、PC入力もスムースにいかず、高齢化の影響をずっしりと感じてしまいました。
そんなこんなで、昨日も中途半端(産廃と事業系ゴミ、生活ゴミの区分けを整理しないまま)で終わりましたが、今日も言論・報道の自由に少し首を突っ込もうと思いつつ、頓挫して、この辺でおしまいとします。また明日。