Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

志すは21世紀的ドンキホーテ?
はたまた車寅次郎先生を師に地球を迷走?
気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

宮島大聖院・春季法要火渡り神事

2014-04-20 17:55:12 | つれずれ紀行
<添付画像>火渡り神事の一こま
(撮影月日)平成26年4月17日
(撮影場所)広島県廿日市市宮島町の大聖院境内にて
(撮影機材)FUJIFILM X100S
(撮影者) トーマス青木

 火渡り神事なるもの、初めて参列しました。
 
 宮島弥山大本山大聖院にて春季法要の重要な祭事として開催される『火渡り神事』は、数ある宮島のイヴェントの中でも、たいへん有名です。
 
 当日持参したカメラは、
 35ミリフィルムカメラ換算28㎜~85mmのズーム機能を持つ『FUJIFILM X20』と、35㎜固定焦点レンズ搭載の『FUJIFILM X100』の2台を使い分けて初めての恒例行事の撮影に挑みました。
 待ち時間30分を含む、約2時間に亘る神事見学と同時に撮影を行いました。群衆の中に佇んで、ほとんど立ち位置の移動叶わず、身体の屈伸も出来ない状態での見学と撮影は重量如何以上のモノでした。

 さて、
 両カメラ合せ、約350ショットありました。一番印象深いショットは何故かこの一枚です。
 この一枚は、前半の法要終了し(一般参列者も含めた)火渡り神事に移らんとする処にて、直径凡そ20数センチ、長さは約2メーター?の丸木を取り崩さんとするするシーンであります。撮影した場所は火の櫓から約15メーターか?この距離にいても、かなり熱い。
 途中、レンズに付着した0.1mmも及ばない小さな灰を何度も払い除けながらの撮影にて、理屈では解っているものの、実体験として雨露以外にもカメラに悪影響を及ぼすものることに気が付いた次第。これまた初めて経験するもの、そんな厳しい状況の撮影現場でした。(トーマス青木)

習作;春爛漫な国宝不動院

2014-04-05 08:48:45 | つれずれ紀行
<習作画像>『国宝不動院』
(撮影月日)平成26年4月3日
(撮影場所)広島市東区
(撮影機材)FUJIFILM X20
(撮影者)トーマス青木


 最近になって訪れるようになった『不動院』……

 そして思い出す。

 不動院の山門まで足を運んだ日時は、うらびれた晩秋の小雨降る時とか、厳寒真冬の粉雪降頻る(ふりしきる)時とか、であった。

 このたびは春。

 やはり春は、春の佇まいがある。

  (投稿:トーマス青木)

習作;老舗『朝日珈琲サロン』のカップ

2014-03-19 09:50:15 | つれずれ紀行
<添付画像>コーヒーカップ
(撮影月日)平成26年1月下旬
(撮影場所)広島市中区
(撮影機材)FIJIFILM X100s
(撮影者) トーマス青木


 『フジフィルムX100S』の真骨頂か?

 このカメラの特徴乃至個性ともいえる固定単焦点レンズ、『Fujinon Aspherical Lens Super EBC f=23mm(=35m) 1:2』の表現力に、感服している。
 このレンズは、やや広角レンズでありながら、このような感じの近接撮影が可能。白色表現美しく且つ、カップの質感まで表れ出るから、愉快になる。

 かくして『秀作』?否、たんなる『習作』であるか。


  (投稿:トーマス青木)
 

鞆の浦紀行 '14. (Part-2);白壁通り

2014-03-10 10:54:02 | つれずれ紀行
<画像>:白壁のある通り
(撮影月日)平成26年2月27日
(天 候) 曇り時々雨
(撮影場所)広島県福山市鞆町
(撮影機材)FUJIFILM X100s
(撮影者) トーマス青木

 今も尚『伝統的建築物』の立ち並ぶ『その町』は、猫のひたい程度の大きさの広島県福山市鞆町。

 その街並みの一角に、美しい白壁の通りがある。

 昨年もここで、ほゞ同じアングルで、但し『iPhone4の付属デジカメ』で、それなりの気合いを入れて写真撮ったことを思い出しながら、昨年以上にもっと気合い入れてX100sのシャッターを切った。
 
 さて、昨年の自分自身と比較して、より良い作品が出来たであろうか?

 今年と比較して(同じ時期と云えども)昨年は、より温かな早春の日差しがあったけれども、今年は時々霧雨の降る超曇天の最中に、シャッターを切った。
 不肖トーマス青木の敬愛する女流写真家K女史曰く、
 「日本の美しさは、強い太陽光線の直射する中では表現できない。むしろ、曇り空から醸し出される柔らかな日差しのなかで和の美の佇まいが表現できる……」との事、
 好奇心の塊、少年の心で、不肖トーマス青木はすかさずご質問する。
 「あれ?その昔とあるプロ写真家先生ご指導のアマチュア写真家グループに『シュピーゲル』と称すグループがありました。会の名前シュピーゲルとは光の影と云った意味合いあり、特にモノクロ時代の写真創作は太陽光線が織成す『光と影』の構成を芸術として切取る。それが写真芸術なのだ云々……とお聞きしたのだが……」等々、
畏れ多くもあれこれ薀蓄を並べたて、無知なる少年の心で質問を申し上げたところ、
 「それは欧羅巴の風景、特にイタリアの景色等の場合、強い太陽光線の演出する光と影の佇まいは写真作品に良い影響あり、但し日本の風景に於いてしては強い太陽光線の不必要な場合は多々ある。例えば、多くのアマチュアがサクラ開花の写真を、青い晴天の空の下に撮影しているけれどもサクラの花撮影は、曇天の方がより良い結果が出る……」等々、しかと納得できる的確なご指導を頂いたのは極最近の出来事。
 さて、
 その時のお話を思い浮かべながら、この白壁写真の表現力を、自問自答する。
 ?……
 いやはや、その答えは出ていません。が一つ言えることは、完全パンフォーカスなるiPhone付設デジカメよりも、FUJIFILM-X100sの方が、より柔らかな表現ができたと確信します。がそれ以上でもそれ以下でもありません。

           (投稿:トーマス青木)
 
 


鞆の浦紀行;大好きな船具店

2014-03-05 08:36:55 | つれずれ紀行
<画像>:鞆の船具店
(撮影月日)平成26年2月27日
(天 候) 曇り時々雨
(撮影場所)広島県福山市鞆町
(撮影機材)FUJIFILM X100s
(撮影者) トーマス青木


 今年も広島県福山市鞆の浦を周遊する。

 毎年恒例『鞆ひな祭り』のシーズンに合せて出展される『気まぐれギャラリー・一颯かん』を、先月末訪問した。

 道路を挟んでちょうど一颯かん店舗の斜め向いに『澤村船具店』あり。もちろん今も営業されている。にわかに少年の心に戻ったトーマスは、この船具店を『駄菓子屋さん』に見立てて店内見学する。

 店の景色より、そこはかとなく昭和ロマンが漂ってくる。 ……なんとも懐かしい。



        (投稿:トーマス青木)
 
 

習作;雑貨店:アフタヌーンティー

2014-01-29 17:56:50 | つれずれ紀行
<添付画像>AfternoonTea,,,
(撮影年日)平成26年1月29日
(撮影場所)広島市中区紙屋町地下街
(撮影機材)FUJIFILM X100s
(撮影者) トーマス青木


 アストラムラインで広島県庁前駅下車。地下通路を通って紙屋町交差点へ向かう途中、進行方向左手にある(たぶん)雑貨店。
 入って商品を物色してみたくなるお店の一つである。
 もっぱら自分ひとりでショッピングをしないのがエセ男爵。
 (トーマス青木ではなく、この場合、エセ男爵です)
 というよりショッピングに興味が無いのだ。否!みずから好んでショッピングしていた時期がある。5年前までは、かれこれ半世紀もかけてほぼ毎日、自ら買い物していた。それは何か?大喫煙家だった当時、知れたこと。ヘビースモーカーにとって欠かせないものタバコである。ま、煙草の場合は自販機販売になって久しく、要するにお店の販売員(店員さん)との対面会話が苦手なのだ。 ま、いずれにしても今は禁煙中?にて自販機にも縁が無い。

 さて、時たまショッピングに行く場所?
 あ、ある。
 そういえば書店がある。
 本屋さんには自分ひとりで行く。勝手気ままに自分の欲しい本を選別し、それをレジ担当の店員さんに渡せば済むこと。殆んど会話を交す必要はなく、合図地程度で事足りるから無口で済む。

 でもこの店には興味あり。
 通りすがりにレイアウトを見ていて、何だか欲しいものがありそうだ。
 そうそう、そういえば思い出した。道幅10メーター足らずの地下通路を挟んで反対側に、このお店と同じ店名『Afternoon Tea』という喫茶店がある。そうか、わかった。どうやら(紅茶)喫茶に関する小道具陶磁器台所関連商品を売っているに違いない。

 ほんとうに、店内に入ってみたくなった。

 先ずは同名アフタヌーンティーの喫茶店からにしようか?、、、

         (エセ男爵)

新緑のプロムナード

2013-05-25 11:50:02 | つれずれ紀行
<添付画像> 『新緑香るウオーキングコース』
(撮影年月日)平成25年5月17日
(撮影時間) 午後4時45分頃
(撮影機材) FUJIFILM X20
(撮影者) Thomas AOKI


 この時期、美しき新緑香り自然の息吹を満喫できますそ。

 不肖トーマス青木のウオーキングコースです。

 さて、
 あと何回、この時期のこのアオ色が拝めるか、、、。

 元気でありたいものです。

懐かしい「柳井」と「下関」を訪ねて;映画『あなたへ』にちなんで、

2012-10-22 21:28:45 | つれずれ紀行
 高倉健さん映画『あなたへ』を観て、はやくも一ヶ月過ぎた。

 そして吾輩は、明日から旅に出る。 もちろん「映画・あなたへ」のストーリー(シナリオ)に触発されたのだ。

 スケジュールは、山口県の柳井市から下関市へ、はたまた門司港まで、全てJR在来線で移動する。

 全旅程、わずかに2泊3日。

 いかにも短い旅であるが、一念発起の大冒険旅行なのである。 旅装に、酸素吸入機器が欠かせないからだ。 ボンベ時参且つ酸素吸入システム機器を宿泊先に手配しながらの旅は、これが初めてだ。 だから大冒険なのだ。 柳井と下関は、半世紀以上も前に、つまり小学生から中学生時代にかけて数年ずつ滞在した町だからだ。

 ウム。
 きっちりと『日記風・紀行文』を書き上げる。 明朝(平成24年10月23日)、出発します。

宮島桜と神鹿

2012-04-20 23:11:35 | つれずれ紀行
<添付画像>:宮島のサクラと神鹿
(撮影月日)平成24年4月9日(11:25a.m.)
(撮影場所)広島県廿日市市宮島町
(撮影機材)FUJI Camera
(撮影者) 旧友KG氏


 期せずして桜が超満開になった宮島で『みやじまフォトウォーキング(さくら編)』が開催されたのは4月9日のこと、不肖トーマス青木は旧友KG氏を誘って有料で(つまり参加代金を払って)参加した。
 その日の宮島はサクラ超満開の當日にて、はじけるように桜が咲き誇る中、NPOメンバー且つプロカメラマンのMU氏をインストラクターに仰ぎ、総勢17名の参加者は10時スタートし夕刻のしかるべき時間まで撮影三昧を満喫した。
 ご承知、不肖トーマス青木は『肺気腫の病』祟って久しく、次々と移動する撮影スポットにくっ付いて歩くのが精一杯。 午前中何とか着いて歩き、昼食場所となった多宝塔展望台(標高約60メーターか?)にて限界となり、昼食をとった後、午後からはグループから離脱。先生や友人KG氏他、参加者の皆々様に対し「お先に失礼!」し、固くなった脚と酸欠状態となった肺臓をいたわりながら、宮島から約1時間30分かけて帰路を移動し、ようやく午後3時に帰宅した。
 
 その後互いに忙しく、会うきっかけもなく、数回メール交信した。 そして今朝のこと、KG氏から、素晴らしい宮島の画像が届いた。

 画像を見た途端、感極まって、感想メールを書きなぐる……

   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    <以下、メール転載……>

KGさま

写真!
いいですね。
画像から、動きのある『川のせせらぎ』を感じます。
この時間帯はハイライト光線にて撮影には不向き。その難しい角度の光を好く捉え、本来不可とされるこの斜光度からの陰影表現を優良に、くまなく利用表現しておられる。 このあたり、実に巧い!
また、
宮島のこの位置には、古くて鬱蒼とした巨木の樹林多く、小川に沿って植えられた桜の木との微妙なバランス。それらの異なる樹木の枝々の間をユラユラ揺れながら、春の柔らかな日差しが通り抜る。嫋やかな木陰が、小川の水面に照らし出される。
いいですね。
画面全体を、一本の小川の両岸に土手のラインが加わり、美しく斜めに切り抜いて、かくして画面全体の絶妙な画角のバランスを作らせた。
露出が絶妙で、本当に、この時の空気感を表現しきっておられる。
結果、人間に代わって、静かに川辺に佇む宮島神鹿数頭が、静止していればこそ、画像に躍動感と生命感を添えています。

 移り往く、季節と時間を切撮った、詩情溢れるワンショット!

 みごとです。
   ……感動です。
 
 ありがとうございます。

 トーマス青木
                 <……以上、メール転載終了>

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
         
      以上、支離滅裂ではありますが『返信メール』を出したのです。KG氏から感想文の感想は今のところ無し。

 今年の桜記事として、KG氏作品を投稿します。

             (投稿:トーマス青木)




 

今シーズン最後の雪?

2012-03-12 19:12:45 | つれずれ紀行
<添付画像>珍しい雪
(撮影月日)平成24年3月12日
(撮影場所)我が家の庭先
(撮影機材)iPhone付設カメラ


 今朝は静かすぎて、起き出すのがが遅かった。

 ベッドを出て時計を見たら既に8時30分をまわっているではないか。

 部屋の障子の窓がやたら青白く白んで明るいので、直感的に雪が積もっていると感じた。 案の定、明け方に雪が降りしきり積もっていたのだ。が既に解け始めている。

 昨日は午後あたりから、この冬最後の寒波到来し、そしてこの冬最後の雪が積もったのでデジカメのカメラで撮影した。 この冬は寒さは厳しかったものの、積もるほどの雪は降らなくて、ようやく3月も中旬に差し掛かってから(このような)雪らしい雪が降ったのだ。

 この画像は珍しい。

 なぜなら、たぶん昨夜はほとんど風が吹かない状態で雪が積もったに違いなく、且つ撮影したこの時間(午前9時ころ?)は外気温が上がり始めたらしく、雪が解けかかっているのだ。

 「……?」

 「そうなんです、ドーナツ型の『雪の輪っか』が珍しいです」

  ともあれ今日の明け方、春の雪が降った。 これでどうやら、ほんとうの春が来るらしい……