<添付画像>子育て観音さま
(撮影年月日)平成26年5月下旬
(撮影場所)広島県廿日市市宮島町大聖院境内にて
(撮影機材)FUJIFILM X100s
(撮影者) トーマス青木
そうそう、思い出した。 実は今年になって一度「観音様とお地蔵さまの違いは?」と、大聖院寺務所の女性スタッフにお聞きしたことがあったこと、思い出した。
「観音様は必ず『冠をかむっていらっしゃる』けれど、お地蔵さんは何もかむっておられません……」と、仰っておられたのだ。
そう、そのことをすっかり忘れて、子育て観音さまをお地蔵さまだと勝手に解釈していた事、まずは大きな間違いであった。
その次に、
『子育て』観音様』を『子宝』観音様と、これまた勝手に読み違えて解釈していた。
「……?」
そう、仰せの通り、何故にかくなる間違いをしでかしたか? 不肖トーマス青木にも一理ある。
まず第一に、
この子育て観音さまは『丸顔』にて、観音様に似合わぬ(どの観音様もこぞって面長、という先入観あり)御顔立ちであった。だから、(頭上の御冠を見落としてしまい)端から『お地蔵さま』なのだ。と思い込んでいた。
第二番目に、
子育て観音さまを子宝観音さまと、勝手に勘違いしていた事。これに関し、トーマス青木的な屁理屈を述べよう。
ごく最近まで、観音様は女性である。と私は勝手に解釈していた。ところが、である。「お釈迦様の像をはじめ、仏像たるものすべからく男性(像)である。と昨年末にお教え頂いた。
此処からが問題である。
そもそも男が子育てをする訳は無く、子育て観音様など存在する由無し。と勝手に思い込む。思い込んだら最期「観音様は男性で、男性が子育てなどする訳がない」と、端から思い込んだら最期、
「子育て観音様は『子作り観音様』であるぞ!」と、、、。
その背景に、男性の観音様にして、お参りに訪れる女性に対し『子作り指導』をされているに違いない。と矢鱈俗っぽい発想にして、かくなる固定観念を描いてしまったのであります。
あにはからんや、
きょうび、大聖院さん境内に訪れる(幼児同伴の)若き男女のカップルを観察するに、洋の東西を問わず男性がベビーカーを運転し、女性は手ぶらで境内を徘徊するか、はたまた男性が幼子を抱っこして、女性が手ぶら状態なのだ。
そもそもオシメの必要な乳飲児(ちのみご)や、ベビーカーの必要な幼子(おさなご)を同伴し、人塵の多い観光地に出かけるなんぞ、不肖トーマス青木の若かりし頃には考えもしなかった行為であります。
そこで、
「若し、幼子の身体が害されることあったらどうする?」とか、
「急病になったらどうする?」などなど、
あれこれ心配ごとを纏め、(5年前宮島でインフォメーションセンターを開いた頃に)一度、宮島消防暑(所?)の元所長に尋ねたことあり。
曰く、
「そんなこと、今の若い夫婦は平気ですよ」
「何故に?」
「僅かな事で、すぐ119番へ電話かけて救急車を呼ぶのですよ」
簡単にモノゴト考えているとの事。
「迷惑な話ではないか?」
人に迷惑かけるなど、自分さえよければいいと考えている輩が多いとの事。
「そしてその結果、何か気に入らない出来事があれば自分たちの責任はさており、すぐ人のせいにする」
責任逃れは日常茶飯事との事。
「なるほど!」
と雖も、全く分らず仕舞いであります。
「子供染みた無責任な大人が増殖しているのです……」
さもありなむ、、、。
元消防署長の『お話』に納得しつつ、且つ、
きょうびの御時勢、何が何だかわからぬまま、
「子育て観音様、どうぞ宜しくお願いします……」
てなことで、
……締めくくらせて頂きます。
(トーマス青木)
(撮影年月日)平成26年5月下旬
(撮影場所)広島県廿日市市宮島町大聖院境内にて
(撮影機材)FUJIFILM X100s
(撮影者) トーマス青木
そうそう、思い出した。 実は今年になって一度「観音様とお地蔵さまの違いは?」と、大聖院寺務所の女性スタッフにお聞きしたことがあったこと、思い出した。
「観音様は必ず『冠をかむっていらっしゃる』けれど、お地蔵さんは何もかむっておられません……」と、仰っておられたのだ。
そう、そのことをすっかり忘れて、子育て観音さまをお地蔵さまだと勝手に解釈していた事、まずは大きな間違いであった。
その次に、
『子育て』観音様』を『子宝』観音様と、これまた勝手に読み違えて解釈していた。
「……?」
そう、仰せの通り、何故にかくなる間違いをしでかしたか? 不肖トーマス青木にも一理ある。
まず第一に、
この子育て観音さまは『丸顔』にて、観音様に似合わぬ(どの観音様もこぞって面長、という先入観あり)御顔立ちであった。だから、(頭上の御冠を見落としてしまい)端から『お地蔵さま』なのだ。と思い込んでいた。
第二番目に、
子育て観音さまを子宝観音さまと、勝手に勘違いしていた事。これに関し、トーマス青木的な屁理屈を述べよう。
ごく最近まで、観音様は女性である。と私は勝手に解釈していた。ところが、である。「お釈迦様の像をはじめ、仏像たるものすべからく男性(像)である。と昨年末にお教え頂いた。
此処からが問題である。
そもそも男が子育てをする訳は無く、子育て観音様など存在する由無し。と勝手に思い込む。思い込んだら最期「観音様は男性で、男性が子育てなどする訳がない」と、端から思い込んだら最期、
「子育て観音様は『子作り観音様』であるぞ!」と、、、。
その背景に、男性の観音様にして、お参りに訪れる女性に対し『子作り指導』をされているに違いない。と矢鱈俗っぽい発想にして、かくなる固定観念を描いてしまったのであります。
あにはからんや、
きょうび、大聖院さん境内に訪れる(幼児同伴の)若き男女のカップルを観察するに、洋の東西を問わず男性がベビーカーを運転し、女性は手ぶらで境内を徘徊するか、はたまた男性が幼子を抱っこして、女性が手ぶら状態なのだ。
そもそもオシメの必要な乳飲児(ちのみご)や、ベビーカーの必要な幼子(おさなご)を同伴し、人塵の多い観光地に出かけるなんぞ、不肖トーマス青木の若かりし頃には考えもしなかった行為であります。
そこで、
「若し、幼子の身体が害されることあったらどうする?」とか、
「急病になったらどうする?」などなど、
あれこれ心配ごとを纏め、(5年前宮島でインフォメーションセンターを開いた頃に)一度、宮島消防暑(所?)の元所長に尋ねたことあり。
曰く、
「そんなこと、今の若い夫婦は平気ですよ」
「何故に?」
「僅かな事で、すぐ119番へ電話かけて救急車を呼ぶのですよ」
簡単にモノゴト考えているとの事。
「迷惑な話ではないか?」
人に迷惑かけるなど、自分さえよければいいと考えている輩が多いとの事。
「そしてその結果、何か気に入らない出来事があれば自分たちの責任はさており、すぐ人のせいにする」
責任逃れは日常茶飯事との事。
「なるほど!」
と雖も、全く分らず仕舞いであります。
「子供染みた無責任な大人が増殖しているのです……」
さもありなむ、、、。
元消防署長の『お話』に納得しつつ、且つ、
きょうびの御時勢、何が何だかわからぬまま、
「子育て観音様、どうぞ宜しくお願いします……」
てなことで、
……締めくくらせて頂きます。
(トーマス青木)