イムジン河 フォーク・クルセイダーズ
知っている作品の、あまり多くないフォークルーセイダーズの歌の中、断然、群を抜いているのが「この一曲」なのだ。
初めてこの曲「イムジン川(河)」を耳にしたのは昭和40年代の後半、社会人にになって数年後のことである。駆け出しの営業マンの頃に、いまだ高速道路(山陽縦貫道)のない時代、毎月2度くらいマイカーを使って旧2号線(今でも2号線)を広島市内から延々2時間30分(あるいは3時間?)かけて福山地区へ、海外旅行の営業に出向いていました。おおよそ午後5時半くらいまで、福山市内や府中市で挨拶回りや新しい顧客発掘に勤しみ、ようやく広島に向け帰路に就くのです。そういう時代の状況背景あって、この一曲との出会いがありました。
それは、
とある晴れた日、にもかかわらず新月で真っ暗な夜空、満天の星が夜空にちりばめられ、我が愛車の屋根(我が頭上)を照らしていた(に違いない.......)。西条(今の東広島市)から八本松を過ぎた頃、スイッチをつけっぱなしの車のラジオから、突然フォーククルーセイダーズの『イムジン川』が聴こえてくるではないか!
あまりにもいい曲なので驚いた。
次の瞬間、感動で、背筋に高圧の電流が流れ、身震いが起きた。
「・・・・?」
「そう、そうなのです!」 イムジン川は、初めて聞く曲なのに、その美しい旋律メロディーは、きっちりと我が心を捉え、音の記憶は数式の如く脳裏に刻み込まれたのです。
その後しばらく、このイムジン川の曲は、テレビ番組はおろか、一般のラジオ放送の中から消えて亡くなりました。
その訳は?
と、その道に詳しい友人に訪ねたところ、歌詞の文言に問題があるとのことで、なんだか某K半島の政治運動外郭団体(またはまったく別筋か?)から指摘あり、この曲は放送禁止になったと聞きました。
イムジン川を耳にしたのは吾輩にとってはごく最近の出来事で、トーマス青木君の勧めでYouTubeを開いていてたまたま出くわした、のです。
こうして落ち着いて、あらためて鑑賞すると、ひときわ旋律の佳さが覗え、コード展開バランスの佳さを理解出来て、心に染み入ります。
こうして音楽は、洋の東西を問わず、国柄の依怙贔屓(えこひいき)、思想の違いによる好き嫌いを抜きにして、文化や芸術の良さは別の世界に位置します。
朝鮮半島で生まれたこの一曲『イムジン川』のすばらしさは、
歴史に残り、
語り、
唄われ、
無意識のうちに、後世に引き継がれる。
・・・名曲です。
知っている作品の、あまり多くないフォークルーセイダーズの歌の中、断然、群を抜いているのが「この一曲」なのだ。
初めてこの曲「イムジン川(河)」を耳にしたのは昭和40年代の後半、社会人にになって数年後のことである。駆け出しの営業マンの頃に、いまだ高速道路(山陽縦貫道)のない時代、毎月2度くらいマイカーを使って旧2号線(今でも2号線)を広島市内から延々2時間30分(あるいは3時間?)かけて福山地区へ、海外旅行の営業に出向いていました。おおよそ午後5時半くらいまで、福山市内や府中市で挨拶回りや新しい顧客発掘に勤しみ、ようやく広島に向け帰路に就くのです。そういう時代の状況背景あって、この一曲との出会いがありました。
それは、
とある晴れた日、にもかかわらず新月で真っ暗な夜空、満天の星が夜空にちりばめられ、我が愛車の屋根(我が頭上)を照らしていた(に違いない.......)。西条(今の東広島市)から八本松を過ぎた頃、スイッチをつけっぱなしの車のラジオから、突然フォーククルーセイダーズの『イムジン川』が聴こえてくるではないか!
あまりにもいい曲なので驚いた。
次の瞬間、感動で、背筋に高圧の電流が流れ、身震いが起きた。
「・・・・?」
「そう、そうなのです!」 イムジン川は、初めて聞く曲なのに、その美しい旋律メロディーは、きっちりと我が心を捉え、音の記憶は数式の如く脳裏に刻み込まれたのです。
その後しばらく、このイムジン川の曲は、テレビ番組はおろか、一般のラジオ放送の中から消えて亡くなりました。
その訳は?
と、その道に詳しい友人に訪ねたところ、歌詞の文言に問題があるとのことで、なんだか某K半島の政治運動外郭団体(またはまったく別筋か?)から指摘あり、この曲は放送禁止になったと聞きました。
イムジン川を耳にしたのは吾輩にとってはごく最近の出来事で、トーマス青木君の勧めでYouTubeを開いていてたまたま出くわした、のです。
こうして落ち着いて、あらためて鑑賞すると、ひときわ旋律の佳さが覗え、コード展開バランスの佳さを理解出来て、心に染み入ります。
こうして音楽は、洋の東西を問わず、国柄の依怙贔屓(えこひいき)、思想の違いによる好き嫌いを抜きにして、文化や芸術の良さは別の世界に位置します。
朝鮮半島で生まれたこの一曲『イムジン川』のすばらしさは、
歴史に残り、
語り、
唄われ、
無意識のうちに、後世に引き継がれる。
・・・名曲です。