山道を行く。

2010年07月26日 18時00分54秒 | 日記

我が家は山の斜面に家があるせいでほんの少し、足を延ばすだけで、どこからでも山に登って行けます。

札幌はなんだかんだと言いながら、緑の多い町だと思う。

原生林がそこかしこにある。

藻岩山などは中心部に近い所にあるのに、太古の昔から面々と続いた原生林である。

山道を歩いていると、小鳥がすぐそこまでやってきて明らかに彼らが山の住人で、私は客人なんだって思いしらされる。

それでも、若い小鳥は優しく、かなり興味深く私を見ている。

今年生まれたウグイスだろうか、≪ホーホケキョ≫と、上手く鳴けなくて一生けん命、何回も練習している。

カメラを持って出かけたが小鳥の姿はイマイチ撮れてない。

焦点を合わすのに時間がかかりみんな飛んで行ってしまう。

植物は撮って来たけど名前がわからない。

でも、アップしてみます。

これらは北国の札幌の短い夏に咲いている花と実なのです。

甘い良い香りがします。

 

沢山の、実をつけてますが、名前はわかりません。

秋になると赤、青、紫、白、黄色、 いろんな色の実が鈴なりになるのですが

 

 

この赤い色は、花でしょうか?

赤い実でした。何の実なんだろう。 

 

今度図鑑で知らべてみます。

 

これは、ウルシ。

 これは父に昔教えてもらいました。

絶対触ってはいけないとも。

 ≪花=きれい≫と言う感覚しかなくて、名前を知る機会も必要もない生活を長年やってきてました。 

その生活を否定するつもりは」ありません。

私の一部でしたから。

でも体調が悪くなりすべての仕事を辞めて、

自分の時間が思いのほか沢山出来た今の生活も、

中々良いもんだと最近思えるようになりました。

 

あれっ? 道がなくなりました 

この道は藻岩山登山の道なのでないはずはないのですが・・・。

 

 

 この雑木の間を抜けて行くようです。

でも薄暗く不気味です。

まだ昼ですが、”君子危うきに近寄らず”と申します。

戻ります。 

山を侮ってはいけないと思いますから。(へへ、意気地がないだけかも)

 

は~、空が開けてきました。

このほうが安心。

今度は誰かと登ってきます。

その時用に小さな携帯用の植物図鑑も買ってきます。

名前を調べながらも楽しいかも。

 そう言えば、組曲グランドキャニオンの中にも≪山道を行く≫ってあったな。

馬のポッコポッコと言うリズムカルな音が入っていて・・・。

作者は誰だったろう・・・。

これも調べておきます。

 

 病気で得た自分の時間。

せっかくだから今までやったことのない経験をしてみたい。

たくさん。