我が家は山の斜面に家があるせいでほんの少し、足を延ばすだけで、どこからでも山に登って行けます。
札幌はなんだかんだと言いながら、緑の多い町だと思う。
原生林がそこかしこにある。
藻岩山などは中心部に近い所にあるのに、太古の昔から面々と続いた原生林である。
山道を歩いていると、小鳥がすぐそこまでやってきて明らかに彼らが山の住人で、私は客人なんだって思いしらされる。
それでも、若い小鳥は優しく、かなり興味深く私を見ている。
今年生まれたウグイスだろうか、≪ホーホケキョ≫と、上手く鳴けなくて一生けん命、何回も練習している。
カメラを持って出かけたが小鳥の姿はイマイチ撮れてない。
焦点を合わすのに時間がかかりみんな飛んで行ってしまう。
植物は撮って来たけど名前がわからない。
でも、アップしてみます。
これらは北国の札幌の短い夏に咲いている花と実なのです。
甘い良い香りがします。
沢山の、実をつけてますが、名前はわかりません。
秋になると赤、青、紫、白、黄色、 いろんな色の実が鈴なりになるのですが
この赤い色は、花でしょうか?
赤い実でした。何の実なんだろう。
今度図鑑で知らべてみます。
これは、ウルシ。
これは父に昔教えてもらいました。
絶対触ってはいけないとも。
≪花=きれい≫と言う感覚しかなくて、名前を知る機会も必要もない生活を長年やってきてました。
その生活を否定するつもりは」ありません。
私の一部でしたから。
でも体調が悪くなりすべての仕事を辞めて、
自分の時間が思いのほか沢山出来た今の生活も、
中々良いもんだと最近思えるようになりました。
あれっ? 道がなくなりました
この道は藻岩山登山の道なのでないはずはないのですが・・・。
この雑木の間を抜けて行くようです。
でも薄暗く不気味です。
まだ昼ですが、”君子危うきに近寄らず”と申します。
戻ります。
山を侮ってはいけないと思いますから。(へへ、意気地がないだけかも)
は~、空が開けてきました。
このほうが安心。
今度は誰かと登ってきます。
その時用に小さな携帯用の植物図鑑も買ってきます。
名前を調べながらも楽しいかも。
そう言えば、組曲グランドキャニオンの中にも≪山道を行く≫ってあったな。
馬のポッコポッコと言うリズムカルな音が入っていて・・・。
作者は誰だったろう・・・。
これも調べておきます。
病気で得た自分の時間。
せっかくだから今までやったことのない経験をしてみたい。
たくさん。