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シンガポールの庭園 ジュロン・バードパーク 

2019年04月10日 | 日記
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シンガポールの庭(10) ジュロン・バードパーク

鳥だけの動物園です。

こういう施設を、日本ではなんというのでしょうか。

フラミンゴは、羽の付け根を切ってあるので、飛べないと聞いたことがありますが、ここではペリカンも放し飼いになっていました。池の中には、色々な種類のペリカンが、いっぱい浮かんでいます。




これは、ツルかなと思っていたら、白いフラミンゴでした。ツルは、こんな暑い国には来ません。


これが、ペリカンの池です。

係員らしい作業員の人にそのことをたずねたら、別に何もしていないけれど、どこへも飛んで行かないという話でした。ここは、餌の豊富な場所みたいに思っているのか、どこか飛んで行ってもまた戻って来るのでしょう。


周囲の高い木の梢にもたくさんとまっていて、時折空中を飛んでいました。

インコなど、きれいな鳥のケージも、二重ドアになっていて、人間が中に入って観察できます。きれいな羽をしているので、人気があります。この巨大な鳥かごの中に、観察するための桟道まであります。

下2枚の写真は、巨大な鳥かごです。インコが並んで泊まる電線まであります。写真左上。




人気のあまりなさそうなのが、古代の鳥の館です。生きた鳥がいるわけでなく、写真のように変な鳥の絵が描かれたパネルがあるだけです。あとはたまごやら、骨が展示してあります。





古代と言っても、ドードーのように、ついこの間までいっぱいいた鳥もいます。大航海時代に、船乗りが島に上陸して、片っぱしから捕まえて、食べてしまったので、絶滅したのだそうです。

でもこれらの絶滅した鳥を見ていると、恐竜の中から羽毛を持った者があらわれ、それが鳥に進化していったことがよくわかります。当初は、キリン位背が高く、カバみたいに重たい鳥もいたみたいで、恐竜にとってかわって地上を暴れまわっていたようです。

そして、同じころ地球上に登場した哺乳類の、鹿みたいな動物を追いかけて、巨大なくちばしで、カブッとまるごと捕まえていたそうです。

こういう飛べない鳥の仲間は、ダチョウを初め、現在もけっこういるみたいです。

化石みたいに微動だにしないハシビロコウは、いかにも「古代鳥です」という風貌をしていますが、実際古生物かどうかは知りません。目の前で、動かずにいる本物を見ましたが、写真には撮りませんでした。



トラムに乗って移動しながら、園内を見学できます。駅は4つあり、自由に乗り降りできます。









ヘリコニアの一画がありました。こういうのはみんな、ストレリチアと思っていたのですが、ヘリコニアと案内版に書いてあるので、どちらかが英語名で、もう一方が学名のラテン語かなと、その時は思っていました。その後ちょっと調べてみたのですが、どうもいまだによくわかりません。









最後にトイレの写真を紹介します。正面はガラス張りで、ここでもガーデンが鑑賞できました。



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