こんにちは。
ほんと、寒い日が続きますね。風も冷たくて。春が恋しいです・・
先週末、今構想中の企画関連で、
久しぶりに中堅会社の社長さんにお会いしました。
いつも思っていることではあるけれど、「現場の大切さ」を再度認識。
社員ひとりひとりのモチベーション、町のお店の人とのかかわりを大事にされている姿勢が素敵でした。
わたしのいる大学の現場でも。
学生さんとのかかわりや、先生方の授業は教育の現場。
研究の発表や、研究室の様子は、最先端研究の現場です。
今日も、博士課程の学生さんの、熱のこもったプレゼンに圧倒されました。
後輩に伝えたいメッセージ。
自分の研究の現場を、リアルに伝える力と想い。
都市工学の学生さんは、
GPSを使った人の動きを解析。自転車を使う人たちの広い行動範囲を見せてくれました。
(車の人は、むしろ駐車場のまわりにしか移動してないのに・・ね)
精密工学の学生さんのプレゼンは、
リハビリや起立支援ロボットの研究の話。そして、解析から設計まで、それをサイクルで研究する工学の面白さ。
(ものづくりだけでない、それを支える基礎技術、理学にも通じる理論探究との両輪で、という説明にナットク)
マテリアル工学からバイオエンジニアリング専攻に進んだ学生さんは、
ミセル化した抗がん剤が、その粒径によって体内に侵入・とどまる作用を示すことを美しいビジュアル映像で。
まさに、彼がやりたい!と思っていたDDS(ドラッグデリバリーシステム)の効用を語っていました。
私も、企業にいたときには、生活者感覚を大切にしたいと思って、商品開発を進めていました。
逞しい研究最前線の学生さんたちに負けないように、私も現場を大事に、できることを積み重ねたい。
今日の写真は、やっと最後まで花開いたシャコバサボテン エバ。
だんだん花が少なくなってさみしくなっちゃいましたが、一つだけの花でもきれいでしょ