こんにちは。
今日は先日の続き。
西村佳哲さんの著書「自分の仕事をつくる」の話題から。
(この本、随所に私に触れてくるキーワードがあって、しばらくネタに困らないくらい・・)
日本の算数教育と、海外の足し算の学び方。
今日のタイトルはその部分から、引用しています。
4+6=□ と □+□=10
どっちがどっち??
たぶん、ほとんど全員の方が正解してくださるのではないでしょうか?
それくらい、きっと、日本の算数は、「一つしかない正しい答え」を求めさせることが多い。
西村さんは、
”あらかじめ用意された答えを教える教育と
それを解く力を育もうとする教育の違い”
”正解がどこかにすでにあるという教育と
正解はあなたの中でこれから生まれるという教育の違い”
と書いていらっしゃいます。
”成長のプロセスにおいて幾度も与えられたこのような教育や社会経験が、
一人一人のセルフエスティーム(自尊感情、自己肯定感情)の育みを妨げてしまう”
という言葉にも、日本の教育の未熟さが表れているよう。
すぐに教育に直接関わるつもりは、今はないけれど、
でも、考えのベースを、自分なりにあたためていたい。
子供に直接でなくてもいい、親である年代の人たちに伝え、理解を促したい。
今日の写真は、この時期の我が家の定番、サンシュウ。
決して派手さはないけれど、黄色い花が愛らしい。