2007 Jリーグディヴィジョン1 第22節
川崎フロンターレ 4-1 ガンバ大阪
[川崎F] 鄭大世 (2分、51分)、ジュニーニョ (46分、48分)
[G大阪] マグノアウベス (28分)
等々力陸上競技場 19,789人
<主審> 片山義継
応援お疲れ様でした。
ここのところいい試合をしながらも勝ちにつながらなかったフロンターレですが、今節は首位争いをするガンバ大阪に4対1の快勝と、思いがけない結果を得ることができました。
今節は選手入場時にアタック25日パフォーマンスがあるため、ビッグフラッグは10周年フラッグとともに選手がウォーミングアップに出てきたところで展開するということになっていました。
ビッグフラッグを撤収するときにも多くの方が通路を通っている状態で、とりあえずビッグフラッグは通路脇によけておき、キックオフ後に片付けようということになりました。
で、キックオフとなり、通路でたたんでいる最中に突然の歓声。仕方ないことですけどチョン・テセ選手の得点は見ることができませんでした。
そこからは互いに攻めながらも決定的なところまではいけない、動きがあるけど膠着した展開。
しかし、だんだんとG大阪に組み立てられる状況になり、マグノ・アウベス選手にゴール前に抜け出られて失点。
このとき、マグノ・アウベス選手が足を痛めたようで、そのままサイドラインからピッチ外に出て行ったときは何が起きたのかわかりませんでした。
その後もG大阪の攻撃場面ではラインを高く上げられ、なかなか攻めにいけない状態が続きました。
大体、ハーフウエーラインを超えたところでオフサイドを取られているようでは、攻撃なんてできません。
しかし後半、立ち上がりすぐにゴール前へフリーで走りこんだジュニーニョ選手にパスがわたり、得点。
そしてすぐ後、ジュニーニョ選手のループ気味のミドルシュートがクロスバーの下に当たり追加点。
ジュニーニョ選手が蹴った瞬間はふかしたかと思ったのですが、ゴール前で落ちてきたボールはバーに当たりながらもきらわれずのゴールで、一瞬何が起きたのかわかりませんでした。
さらに、その後、チョン・テセ選手がディフェンダーを蹴散らしてゴール。チョン・テセ選手のフィジカルの強さが現れたゴールでした。
最初、ゲームを見ていたときは、倒れたG大阪の選手に気を取られてチョン・テセ選手がゴール前に入っていくところを見ていなかったので、G大阪の選手が倒れたことで一瞬集中が切れてチョン・テセ選手がフリーになったものとばかり思っていましたが、スポーツニュースなどの映像を見ると、チョン・テセ選手がまさにディフェンダーを蹴散らしてフリーになっていました。
4対1となってからはG大阪の猛攻が続きましたが、フロンターレが良く守って追加点を許さず、予想外の大勝利となりました。
今節の勝因の一つは、こういっては何ですが、運だったのではないかと思います。
これまでであれば、3点目のジュニーニョ選手のシュートはクロスバーに嫌われていたでしょうし、4点目のチョン・テセ選手のボールキープも笛が吹かれていたと思います。
そういったものが今回はいいほうに振れたことで、結果としての大勝につながったのではないかと考えています。
そしてもうひとつはマギヌン選手の復帰だと思います。
これまで攻撃と守備の間でなんとなくアンバランスになっていた両サイドとボランチが、マギヌン選手が前線に入ったことで安定し、守備の安定感と攻撃の組み立てが良くなったのではないでしょうか。
しかし、課題もあります。
これから上位を狙っていくという点では、より安定した攻撃が必要だと思います。
今節のシュート数はわずか7本で、そのうち4本がゴールしたというのは、どう見ても幸運すぎると思います。
より数多くシュートが打てるようになることがまず必要だと思います。
そして、ディフェンスの層の問題。
箕輪選手が警告累積で今節と次節は出場停止。
で、右のセンターバックに佐原選手が入り、今節のベンチに入ったディフェンダーは井川選手のみ。
けが、あるいは累積警告による出場停止といったことを考えると、かなり厳しい状態に置かれているのではないかと思います。
それはそれとして、水曜日には今節大勝した名古屋戦、土曜日には鹿島戦と厳しい試合が続きます。
何とか勝利を積み重ねて、少しでも上に近づけることを願っています。
その他雑記
今回のアタックチャンスはちょっと厳しかったかも。
J'Goal に掲載された写真だと、青から水色に変わったことが良くわからなかった。
競技場で見ていたときは変わったことがはっきりわかったのだけど、光の加減もあって、写真には残らなかったよう。
そして、試合後のンタ芸。J'Goalのインタビューでは井川選手と谷口選手が互いに相手に引っ張られたように言ってますが、試合後に撮った写真を見ていたら、たまたまチョン・テセ選手、井川選手、谷口選手が呼ばれていくようなところが写っていました。
真実のところは良くわかりませんが…。
ところで、自分は名古屋戦、鹿島戦、大分戦と3試合連続で観戦できません。
せっかく風が変わったところでとても残念です。
最後になりますが、家族のご不幸にもかかわらず試合に出場し、チームの勝利に貢献していただいたマギヌン選手には本当に感謝したいとおもいます。
川崎フロンターレ 4-1 ガンバ大阪
[川崎F] 鄭大世 (2分、51分)、ジュニーニョ (46分、48分)
[G大阪] マグノアウベス (28分)
等々力陸上競技場 19,789人
<主審> 片山義継
応援お疲れ様でした。
ここのところいい試合をしながらも勝ちにつながらなかったフロンターレですが、今節は首位争いをするガンバ大阪に4対1の快勝と、思いがけない結果を得ることができました。
今節は選手入場時にアタック25日パフォーマンスがあるため、ビッグフラッグは10周年フラッグとともに選手がウォーミングアップに出てきたところで展開するということになっていました。
ビッグフラッグを撤収するときにも多くの方が通路を通っている状態で、とりあえずビッグフラッグは通路脇によけておき、キックオフ後に片付けようということになりました。
で、キックオフとなり、通路でたたんでいる最中に突然の歓声。仕方ないことですけどチョン・テセ選手の得点は見ることができませんでした。
そこからは互いに攻めながらも決定的なところまではいけない、動きがあるけど膠着した展開。
しかし、だんだんとG大阪に組み立てられる状況になり、マグノ・アウベス選手にゴール前に抜け出られて失点。
このとき、マグノ・アウベス選手が足を痛めたようで、そのままサイドラインからピッチ外に出て行ったときは何が起きたのかわかりませんでした。
その後もG大阪の攻撃場面ではラインを高く上げられ、なかなか攻めにいけない状態が続きました。
大体、ハーフウエーラインを超えたところでオフサイドを取られているようでは、攻撃なんてできません。
しかし後半、立ち上がりすぐにゴール前へフリーで走りこんだジュニーニョ選手にパスがわたり、得点。
そしてすぐ後、ジュニーニョ選手のループ気味のミドルシュートがクロスバーの下に当たり追加点。
ジュニーニョ選手が蹴った瞬間はふかしたかと思ったのですが、ゴール前で落ちてきたボールはバーに当たりながらもきらわれずのゴールで、一瞬何が起きたのかわかりませんでした。
さらに、その後、チョン・テセ選手がディフェンダーを蹴散らしてゴール。チョン・テセ選手のフィジカルの強さが現れたゴールでした。
最初、ゲームを見ていたときは、倒れたG大阪の選手に気を取られてチョン・テセ選手がゴール前に入っていくところを見ていなかったので、G大阪の選手が倒れたことで一瞬集中が切れてチョン・テセ選手がフリーになったものとばかり思っていましたが、スポーツニュースなどの映像を見ると、チョン・テセ選手がまさにディフェンダーを蹴散らしてフリーになっていました。
4対1となってからはG大阪の猛攻が続きましたが、フロンターレが良く守って追加点を許さず、予想外の大勝利となりました。
今節の勝因の一つは、こういっては何ですが、運だったのではないかと思います。
これまでであれば、3点目のジュニーニョ選手のシュートはクロスバーに嫌われていたでしょうし、4点目のチョン・テセ選手のボールキープも笛が吹かれていたと思います。
そういったものが今回はいいほうに振れたことで、結果としての大勝につながったのではないかと考えています。
そしてもうひとつはマギヌン選手の復帰だと思います。
これまで攻撃と守備の間でなんとなくアンバランスになっていた両サイドとボランチが、マギヌン選手が前線に入ったことで安定し、守備の安定感と攻撃の組み立てが良くなったのではないでしょうか。
しかし、課題もあります。
これから上位を狙っていくという点では、より安定した攻撃が必要だと思います。
今節のシュート数はわずか7本で、そのうち4本がゴールしたというのは、どう見ても幸運すぎると思います。
より数多くシュートが打てるようになることがまず必要だと思います。
そして、ディフェンスの層の問題。
箕輪選手が警告累積で今節と次節は出場停止。
で、右のセンターバックに佐原選手が入り、今節のベンチに入ったディフェンダーは井川選手のみ。
けが、あるいは累積警告による出場停止といったことを考えると、かなり厳しい状態に置かれているのではないかと思います。
それはそれとして、水曜日には今節大勝した名古屋戦、土曜日には鹿島戦と厳しい試合が続きます。
何とか勝利を積み重ねて、少しでも上に近づけることを願っています。
その他雑記
今回のアタックチャンスはちょっと厳しかったかも。
J'Goal に掲載された写真だと、青から水色に変わったことが良くわからなかった。
競技場で見ていたときは変わったことがはっきりわかったのだけど、光の加減もあって、写真には残らなかったよう。
そして、試合後のンタ芸。J'Goalのインタビューでは井川選手と谷口選手が互いに相手に引っ張られたように言ってますが、試合後に撮った写真を見ていたら、たまたまチョン・テセ選手、井川選手、谷口選手が呼ばれていくようなところが写っていました。
真実のところは良くわかりませんが…。
ところで、自分は名古屋戦、鹿島戦、大分戦と3試合連続で観戦できません。
せっかく風が変わったところでとても残念です。
最後になりますが、家族のご不幸にもかかわらず試合に出場し、チームの勝利に貢献していただいたマギヌン選手には本当に感謝したいとおもいます。
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