わざわざ読みにくく書いてあることにコメントするのは反則かもしれませんが、ふろんたーれどっとねっと。に持株会のことが書かれていたので、自分の思うところを少し書いてみたいと思います。
ここでは引用はいたしませんが、ざっくり言うと持株会に参加するメリットがまったく見えないということのようです。
持株会は (基本が株式なので) 当然引き出しはできないですし、チケットも毎年1枚 (一口あたりですけど) しか送られてこないし、発言権も配当もないようだし、ということで同じ5万円出すなら、チケットを40枚送ってくるサポートカンパニーのほうがいいのではという内容でした。
ほかにもあおぐみのBlog。に持株会に関して、投資対効果がはっきりしないといった趣旨のことが書かれていました。
私は、川崎フロンターレというクラブがサポータに依拠した市民クラブに変わっていくために必要な費用として、持株会をとらえています。
サッカークラブはその維持、運営に必要な費用を何らかの方法で集めなければなりません。プロ野球のように、オーナ企業が宣伝費の一部として支払ってくれるというのもありでしょうが、昨今のプロ野球界の迷走のように、あるいは横浜フリューゲルスのようにオーナ企業の意向によってクラブ自体の存続が脅かされることになる可能性があるわけです。
このため、Jリーグでは、基本的な考え方のひとつとして、各クラブがオーナ企業に頼らず、自立することを目指しています。
クラブが維持・運営費用を集める方法には大きく二つがあります。
ひとつはスポンサー料や寄付などを通して運営費を集めること、もうひとつはさまざまな事業活動を通して収益を上げていくことです。
残念ながら川崎フロンターレは地域に十分浸透していないこともあり、市民・サポータからの寄付金でクラブを運営できるほどには成長していないと思います。このため、まず、試合やスクール、フットサル場の運営などの事業活動を通して、フロンターレを支援する市民、サポータを増やしていくことが必要であり、その資金を広く集める方法として持株会により広く出資を募っているのだと考えています。
私たちの視点では、川崎フロンターレを一握りのオーナ企業、株主による専横や存続に対する脅威から守り、安定的に発展させていく基盤になるのが、持株会だと考えられます。
そういう考えから、自分は川崎フロンターレを自分たちのクラブとして維持・発展させていくために持株会への出資を行うべきと考えています。
また、持株会会員の発言権についてですが、それぞれ一人一人は株主総会で発言することはできませんが、たとえ株主総会で発言できたとしても、大株主がすべてを決めてしまえるような現状ではほとんど意味がないと思われます。
今後、持株会がフロンターレの株主として大きな位置を占めるようになったときには、持株会がクラブ運営に対する発言力ができてくるので、持株会総会でクラブ運営を議論していくことができるようになるだろうし、そうしていかなければならないでしょう。
ただ、配当がないというのは、少しだけさびしいのは確かですが、配当が出るようになるのはまだまだ先のことですし、そのときには事情も変わっているのではないかと期待しています。
ところで、今、TVK でラ・チッタ・デッラの年越し応援が放送されました。ちょっと見たところ10人くらいだったようですが、とりあえず2005年、やるぞの雰囲気が出ていました。よかったです。
ということで、あけましておめでとうございます。
ここでは引用はいたしませんが、ざっくり言うと持株会に参加するメリットがまったく見えないということのようです。
持株会は (基本が株式なので) 当然引き出しはできないですし、チケットも毎年1枚 (一口あたりですけど) しか送られてこないし、発言権も配当もないようだし、ということで同じ5万円出すなら、チケットを40枚送ってくるサポートカンパニーのほうがいいのではという内容でした。
ほかにもあおぐみのBlog。に持株会に関して、投資対効果がはっきりしないといった趣旨のことが書かれていました。
私は、川崎フロンターレというクラブがサポータに依拠した市民クラブに変わっていくために必要な費用として、持株会をとらえています。
サッカークラブはその維持、運営に必要な費用を何らかの方法で集めなければなりません。プロ野球のように、オーナ企業が宣伝費の一部として支払ってくれるというのもありでしょうが、昨今のプロ野球界の迷走のように、あるいは横浜フリューゲルスのようにオーナ企業の意向によってクラブ自体の存続が脅かされることになる可能性があるわけです。
このため、Jリーグでは、基本的な考え方のひとつとして、各クラブがオーナ企業に頼らず、自立することを目指しています。
クラブが維持・運営費用を集める方法には大きく二つがあります。
ひとつはスポンサー料や寄付などを通して運営費を集めること、もうひとつはさまざまな事業活動を通して収益を上げていくことです。
残念ながら川崎フロンターレは地域に十分浸透していないこともあり、市民・サポータからの寄付金でクラブを運営できるほどには成長していないと思います。このため、まず、試合やスクール、フットサル場の運営などの事業活動を通して、フロンターレを支援する市民、サポータを増やしていくことが必要であり、その資金を広く集める方法として持株会により広く出資を募っているのだと考えています。
私たちの視点では、川崎フロンターレを一握りのオーナ企業、株主による専横や存続に対する脅威から守り、安定的に発展させていく基盤になるのが、持株会だと考えられます。
そういう考えから、自分は川崎フロンターレを自分たちのクラブとして維持・発展させていくために持株会への出資を行うべきと考えています。
また、持株会会員の発言権についてですが、それぞれ一人一人は株主総会で発言することはできませんが、たとえ株主総会で発言できたとしても、大株主がすべてを決めてしまえるような現状ではほとんど意味がないと思われます。
今後、持株会がフロンターレの株主として大きな位置を占めるようになったときには、持株会がクラブ運営に対する発言力ができてくるので、持株会総会でクラブ運営を議論していくことができるようになるだろうし、そうしていかなければならないでしょう。
ただ、配当がないというのは、少しだけさびしいのは確かですが、配当が出るようになるのはまだまだ先のことですし、そのときには事情も変わっているのではないかと期待しています。
ところで、今、TVK でラ・チッタ・デッラの年越し応援が放送されました。ちょっと見たところ10人くらいだったようですが、とりあえず2005年、やるぞの雰囲気が出ていました。よかったです。
ということで、あけましておめでとうございます。
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