鏡のような水面の上。
まだ黒くなっていないツルシギ。
水面に映っている自分を見ている。
黒くなってきたツルシギ。
左側の子は,伸ばした首とつむった目がめんこ。
シギは目をつむった瞬間がめんこ。
こちらもだ。
ここには,20羽近くのツルシギが入っていた。
全部は1枚に入りきらず。
こちらはアオアシシギ。
姿が見えなくっても,涼しげな声で,その存在を教えてくれることもある。
貴婦人,とも言われるコアオアシシギもいた。
白くて,くちばしが針のように細くって,写真では,華奢で上品に感じるが,実際は,ちょこまか動き回るので,動きは,貴婦人というより,お転婆娘のよう。
ツルシギと比べると,こんなに小さい。
それにしても,「コアオアシシギ」って,言いにくい。
早口言葉のよう。
一度,口に出して,コ・ア・オ・ア・シ・シ・ギ って,言ってみてほしい。
ほら。そうでしょ?
このほか,いたのはタカブシギ。
タカブは,鷹斑,と書く。
背中の模様が,鷹の翼の「鷹斑」と似ていることから付けられた名。
ちなみに鷹斑とはこんな感じ。
画像は,この次の週,ここにいた鷹。
タカブシギは,クサシギやキアシシギと似ているが,一番小さく,細くって,目がくるりんとしていて,一番の器量よしと思う。
出会えると嬉しくなるシギのひとつ。
以上,この日は,内陸のシギたちを堪能。
ただ,この1週間後の5月4日に行ったときは,すべて抜けていた。
少なくとも,ツルシギは,どこかにいたと思うのだが...。
田んぼに水が入って,ばらけてしまったのだろうか。
(2024/04/27 ツルシギ/アオアシシギ/コアオアシシギ/タカブシギ)
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