いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

善徳女王 第2話

2013年02月09日 | 善徳女王
意外にするすると観ていけそうな印象のドラマです。
個人的な葛藤とか、心の揺れとか、そんな細かいこと言ってられないスケールで
話が進んでいくので、こっちもあわあわしている間に2話目視聴完了です。

《あらすじ》

突然、陛下と呼ばれることとなったペクチュン王子。
皇后の座を狙うミシルのたくらみに気付き、急ぎマヤを追うが、
ソルォンに阻止されてしまう。

マヤ妃を追ったムンノは後一歩で奪還できず、
ともに海底へ沈められてしまった。

半年後、王位についたペクチュン王子は真平王(チンピョン王)と呼ばれたが、
権力を全てミシルに握られ、傀儡と成り果てていた。
大臣たちは、皇后の座をこれ以上空白にはできないと、王に迫る。

公開会議で、真平王とミシルの婚儀が決定されようとしたその時、
行方不明だったムンノが、マヤ妃を連れて現れた。
チヌン大帝から賜ったソヨプ刀のおかげで、お腹の子どもともども助かったのだ。

ミシルの計略は一旦は頓挫する形になったが、
マヤ妃の腹の子は双子の女の子だった。
新羅に伝わる予言「双子が生まれれば、聖骨の男子が絶える」
双子の誕生は、すなわち王家の血筋の断絶を意味する。

これを機に、マヤ妃の廃位を決め、とってかわろうとするミシルを見越して、
王は後から生まれた幼子を侍女ソファに託し、宮中から脱出するように命じる。

ミシルは、王が必ず皇女をムンノに託すだろうと考え、ムンノを捕縛しようとする。
ムンノを追うソルォン。
ソルォンは、七つ星が八つに分かれたのを見て天啓を知り、必死で神殿の産屋へ走る。

侍女ソファが躊躇している間に、産室の扉が激しく叩かれる。

ムンノは間に合うのか?双子の運命は?

(つづく)

うんうん、ふたりが海底に沈んでいったとき、あの守り刀を思い出すんだー!と
叫んだ視聴者の声が届いたんですね。
無事に帰還してくれて何よりです。

しかし!どうして悪人たちは、さっさとマヤ妃を殺さないんだろうね~。
いつまでも輿に乗せて運んじゃってさー。
それに斬り殺しちゃえばいいのに。海に沈めたりして……。不確実!
やはり、高貴なお方を殺すのは祟りとかありそうで恐れ多いんでしょうか?
まったく、組織の末端までの管理は難しいですよ。

しかし、真平王とマヤ妃が抱き合う光景を見るミシル。
前回と違って、嫌~な感じの下種(げす)な表情ですね。
なんかもっと深みのある悪役かと思っていたのに、今回はなんか興ざめですよ。
おばさんに、「権力は全て持っているのに皇后の地位にこだわるなんて、女ですね」とか
言われちゃってましたけど、結局そこなのか~?
能力は人一倍なのに、女としては日陰の身、というのが嫌なのか?
わしが男ならとっくのとうに時代の覇者になっとったわ!という憤りが原動力なのか?
本当は高貴な家柄の姫だった、とか?
まだ2話だし、わからーん!

ペクチュン王子も投げやりだったけど、愛妻マヤが帰ってきてくれて、
可愛い子どもを産んでくれたおかげで、
たよりになるムンノとウルチェが帰ってくれたおかげで、強い王になる決心がつきました!

ミシルはペクチュンを侮っていますが、あまり甘く見ていると痛い目にあいそうですね。
そしてあの下品な男の人、ミシルの実弟なんですね。
かわいそうに……。絶対足を引っ張るよね、この弟。

ミシルとお茶飲んでいる人は、一応ミシルのだんなさんなの?
人間関係複雑だわね~。でもこの人、穏やかそうな人でわりと好きですよ。

「ミシルを決して王妃にしてはならぬ、というのが啓示だったのでしょう?」
と率直に尋ねるミシルに、これまたムンノも正直に答えますね。
「いえ、違います。
北斗の七つ星が八つになるまで、ミシルにかなうものは現れまい。
天理はミシルにある。
これが私が受けた啓示です」

ふふふふ、ムンノはちょこっと嘘つきましたね。
天理はミシル様にある、なんて啓示だったっけ?
彼女にかなうものはいないわけだから、そう言えなくはないんだけど。

マヤ妃の産んだ双子は、耳の下に王と同じかたちのあざがあります。
なおかつ、手放される王女にはあのソヨプ刀が。
いずれ、彼女たちが成人した暁には、この印が力を持つこととなるのでしょう。
マヤはどうしても子どもを手放したがりませんが、
このままでは母子ともども殺されてしまうかもしれないわけですから、ペクチュンも必死。
託される侍女が、これまたたいして力も知恵もない愚かな女だというのが、
物語を一層おもしろくする仕掛けなんだなぁと思います。

双子の出産、あんなに間をおいて出産することってあるようですね。
ろくでもない予言のために、翻弄される王女たち。
次回は大きく成長した彼女たちの姿が拝めるのでしょうか?

すべてはこれからだね。



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