
なぜかしら、わたしの目には、ノ尚君がきんどーさんに見えるんです。
え?きんどーさん、知らない?
ほら、マカロニほうれん荘のきんどーさんよ。
唇のせいかしら……。
誰かわかってくれますか?
《あらすじ》
倉庫に監禁された娘たちを見てしまったイノク。
チョルチュに気付かれ、殺されそうになるが、あわやというところでチャンフィが助けに入った。
イノクは急いで官軍を呼んでくるが、倉庫はもぬけのから。
チョルチュが捕まれば、ヨンムン商団とて無事ではいられないのだ。
娘たちの必死の叫びも、大義の前には無力である。
倉庫できいた話をたよりに、チョンの父親を訪ねたイノクは、
なんとか娘さんを助けてあげる、と悲嘆の父親に約束した。
「お偉いさんに頼めばなんとかしてくれるかも」
しかし、イノクの訴えを聞いたチャンフィは冷たい。
「なぜ私に頼む」
「だって若君は力があるし、いい人だもの」
「私はいい人などではない!」
チャンフィがすべてを知りつつチョルチュを見逃したことを知ったイノクは、
ショックを受けるが、それでも彼女たちを放ってはおけない……。
捕らわれた娘たちも、必死のチャンの姿を見て、逃げ出す努力をはじめる。
ギルドンたちも、そもそもの根源、高利貸しをつぶす計画を立て始めた。
朝鮮人参を扱う業者をマルニョが陥落。
ギルドンがその業者に化けて、チョルチュを罠にかける。
人参を担保に金を借りたいと申し出るギルドン。
チョルチュは品物を調べに倉庫へ出向いて目を剝いた。
極上の人参が約1000本。
売るなら10万両だと、ギルドンは言った。
10万両で買ったとしても、清に持って行けば100万両にはなる。
手持ちの現金がないチョルチュは、借用書を書いて人参を買った。
利子は1日1万両。暴利だが、それを払ってもおつりが来る計算だ。
チョルチュはホクホク顔。
ギルドンはしてやったり。
後は船が出られぬよう、出航を止めるだけだ。
チャンフィは迷っている。
自分のしていることは、はたして正しいのか?
ギルドンの言葉、なぜそこまでして王になる?
ギルドンの父、史曹判書ホンは、ヨンムンに探りを入れた。
商団の動きは、気取られてはならない。
船が清に出た後に、取引は成立する。
チョルチュの船を無事出航させなければ、爆薬は手に入らないのだ。
「我が子すら守れぬ愚かな民を、王となって救うのです」
ノ尚君の言葉に、自分を納得させようとするチャンフィ。
スグンは、子を売った親たちを集め協力させようとするが、
彼らはかたくなに協力を拒む。子を売った負い目があるのだ。
しかし、逃亡途中で死んだ娘の遺体を見て、
スグンの話を聞いて、我慢ができなくなった。
自分の娘が、こんなふうに死ぬなんて耐えられない。
見て見ぬふりは、もうできない。
「無力なことは言い訳にならない。
娘を助けたいなら立ち上がれ。そういうものには力を貸す。
今やらなけらば、一生こいつのように後悔するぞ」
ギルドンの言葉が弱い人々の心を打った。
イノクも毎日役所に足を運んでは、尻たたきの刑にあわされている。
それでも見て見ぬ振りはできないのだ。
「何もできなくて、ごめんなさい……」
チャンの父に謝り、供に泣く姿を遠くで見ているチャンフィ。
「後悔や迷いは捨てたつもりだった。
しかし、私が通ってきた道で、イノクが泣いていた。
彼女が私を責めているようだった。
このまま進んで、何が得られるのか?
そのころには多くを失いすぎて、後悔すらできないかもな」
王子の迷いを影できいていたノ尚君は、イノクの処理をチョルチュに依頼した。
清に連れて行って、二度と帰らぬように。
倉庫から、チョンが逃げ出した。
一緒にがんばった娘は捕まったが、必死で逃げて、助けを呼ぶつもりだ。
チョルチュはチョンをとらえようと、家へ急ぐ。
それを知ったギルドンも、慌ててチョンの家へ。
彼女の家にはイノクが来ていて、「私が囮になる!」と着物を羽織って外へ走り出た。
直後に到着したギルドンは、イノクが囮となったことを知り、すぐに後を負う。
イノクはチョルチュに見つかり、追っ手をまこうと走り出す。
そこをつかまえて物陰に引き入れたギルドン。
しかし、自分の正体を明かすわけにはいかない……。
(つづく)
うわー!チョルチュと全面対決アクションになるかと思いきや!
なかなか知的なコンゲーム、面白いですね~。
ギルドンが何より芸達者!役者よのう。
イノクのことを考えると悲しくなっちゃうけど、
こうやって知力・体力を駆使して一発仕掛けているときは
いきいきしていてとっても楽しそう!おもしろーい。
マルニョ姉さんのお色気モードも炸裂。コケティッシュ。
これは骨抜きになっちゃうわよねえ~。
この人の顔つきとか表情が大好きだ。
嫌みなく、色気有り、姐さん気質でいい女だな!

ハナ~、トゥル~、と数えるねえさん。ああん、色っぽい。
そして気の毒なスグンはたまをひとつつぶされてしまいました……。
鉄柱をずしん、と打ち付けられていたので、もしかしたら、と心配していましたが、案の定。
「愛の爆弾」ってそんな意味じゃないでしょ!
そんなもの仕込んだらいろいろまずいじゃん。
下ネタ系で話が進んでまして、ベタでしたが、これもお約束。
がんばれスグン!
娘たちを助けるためには、親たちが立ち上がらなきゃだめだ、というギルドンの考えは重要ですね。
誰かに何かやってもらってありがとう、じゃあ、世の中は変わらない。
自分たちが変わらなきゃ、強くならなきゃダメなんだ。
一度はすべてをあきらめて、新天地へ逃げようとしていたギルドン。
逃げてちゃダメだ、と思った自分の体験をみんなに伝えたいんだな、と思いました。
チャンフィ王子は迷っていますね~。
「目的のためには手段を選ばない」がノ尚君のモットー。
しかもその目的は「良い目的」なのですから、多少の犠牲は仕方がない、と。
だけど王子はイノクの非難の目に耐えられないの。
あの子をがっかりさせたくないのよ。
好きだから。

ムク犬さんも心配そう。
もちろん、色恋の問題だけじゃなくて、
自分のために死んでいった(と思ってる)ギルドンの言葉もひっかかる。
これまでに犠牲になってきた人はもちろんたくさんいますが、
ギルドンは自らの意志で、彼のために死んだわけですよ。(諸事情があるにしても)
そんな男の問いに、真摯に悩まないわけにはいかない。
そしてこの問いに答えが出せてこそ、彼は王になる資格を得るのです。
というか、王になっても狂わずにいられるの。
今の王様は、その問いに答えられないから、精神を病んだ。
愛していた弟を殺してまで得た王座の意味を見失った。
ギルドンパパには、固い信念がある。
だからこそ、親友をその手で殺し、愛する息子を裏切っても、
王を支え続ける忠臣でいられるのよね。
その信念がなんなのか、私はすごく知りたいです。
チョルチュのおじさん、俗物ですねー。
お金大好き!儲け話大好き!
「目の前で泥棒されてる気分ですよ」って弱音を吐いて、
ギルドンに大笑いされていますが、その笑いの意味を知るのはもっと後かな。
「あなたが弱音を吐くなんて……」とギルドンは言っていますが、
本音としては「その通りだよ~ん!ばぁーか!」ってところでしょうか。
うまいことだまされちゃったカモを目の前に痛快至極ですね。
チョルチュはホントに守銭奴で、女とか興味ないような気がする。
情婦に自分の稼いだ金を湯水のように使われるなんてまっぴらごめんと思ってそう。
執着する人間は簡単にだまされてしまうんですね。
ウネお嬢さんは、少女でもあり、女でもあり。
ギルドンの一挙手一投足に実はドキドキしている乙女なのだけど、
ライバルの存在をきっちり評価して、介入を阻止する狡猾さは女。
イノクにギルドンのことを教えてあげる潔癖さなんて、かけらもなかったですね……。
私の読み違いです。本気でギルドンが好きなんだなー。
イノクとギルドンは、会えそうで会えない。
ここでもギルドンは正体を隠そうとするでしょう。
彼女を危険から守るために……。
え?きんどーさん、知らない?
ほら、マカロニほうれん荘のきんどーさんよ。
唇のせいかしら……。
誰かわかってくれますか?
《あらすじ》
倉庫に監禁された娘たちを見てしまったイノク。
チョルチュに気付かれ、殺されそうになるが、あわやというところでチャンフィが助けに入った。
イノクは急いで官軍を呼んでくるが、倉庫はもぬけのから。
チョルチュが捕まれば、ヨンムン商団とて無事ではいられないのだ。
娘たちの必死の叫びも、大義の前には無力である。
倉庫できいた話をたよりに、チョンの父親を訪ねたイノクは、
なんとか娘さんを助けてあげる、と悲嘆の父親に約束した。
「お偉いさんに頼めばなんとかしてくれるかも」
しかし、イノクの訴えを聞いたチャンフィは冷たい。
「なぜ私に頼む」
「だって若君は力があるし、いい人だもの」
「私はいい人などではない!」
チャンフィがすべてを知りつつチョルチュを見逃したことを知ったイノクは、
ショックを受けるが、それでも彼女たちを放ってはおけない……。
捕らわれた娘たちも、必死のチャンの姿を見て、逃げ出す努力をはじめる。
ギルドンたちも、そもそもの根源、高利貸しをつぶす計画を立て始めた。
朝鮮人参を扱う業者をマルニョが陥落。
ギルドンがその業者に化けて、チョルチュを罠にかける。
人参を担保に金を借りたいと申し出るギルドン。
チョルチュは品物を調べに倉庫へ出向いて目を剝いた。
極上の人参が約1000本。
売るなら10万両だと、ギルドンは言った。
10万両で買ったとしても、清に持って行けば100万両にはなる。
手持ちの現金がないチョルチュは、借用書を書いて人参を買った。
利子は1日1万両。暴利だが、それを払ってもおつりが来る計算だ。
チョルチュはホクホク顔。
ギルドンはしてやったり。
後は船が出られぬよう、出航を止めるだけだ。
チャンフィは迷っている。
自分のしていることは、はたして正しいのか?
ギルドンの言葉、なぜそこまでして王になる?
ギルドンの父、史曹判書ホンは、ヨンムンに探りを入れた。
商団の動きは、気取られてはならない。
船が清に出た後に、取引は成立する。
チョルチュの船を無事出航させなければ、爆薬は手に入らないのだ。
「我が子すら守れぬ愚かな民を、王となって救うのです」
ノ尚君の言葉に、自分を納得させようとするチャンフィ。
スグンは、子を売った親たちを集め協力させようとするが、
彼らはかたくなに協力を拒む。子を売った負い目があるのだ。
しかし、逃亡途中で死んだ娘の遺体を見て、
スグンの話を聞いて、我慢ができなくなった。
自分の娘が、こんなふうに死ぬなんて耐えられない。
見て見ぬふりは、もうできない。
「無力なことは言い訳にならない。
娘を助けたいなら立ち上がれ。そういうものには力を貸す。
今やらなけらば、一生こいつのように後悔するぞ」
ギルドンの言葉が弱い人々の心を打った。
イノクも毎日役所に足を運んでは、尻たたきの刑にあわされている。
それでも見て見ぬ振りはできないのだ。
「何もできなくて、ごめんなさい……」
チャンの父に謝り、供に泣く姿を遠くで見ているチャンフィ。
「後悔や迷いは捨てたつもりだった。
しかし、私が通ってきた道で、イノクが泣いていた。
彼女が私を責めているようだった。
このまま進んで、何が得られるのか?
そのころには多くを失いすぎて、後悔すらできないかもな」
王子の迷いを影できいていたノ尚君は、イノクの処理をチョルチュに依頼した。
清に連れて行って、二度と帰らぬように。
倉庫から、チョンが逃げ出した。
一緒にがんばった娘は捕まったが、必死で逃げて、助けを呼ぶつもりだ。
チョルチュはチョンをとらえようと、家へ急ぐ。
それを知ったギルドンも、慌ててチョンの家へ。
彼女の家にはイノクが来ていて、「私が囮になる!」と着物を羽織って外へ走り出た。
直後に到着したギルドンは、イノクが囮となったことを知り、すぐに後を負う。
イノクはチョルチュに見つかり、追っ手をまこうと走り出す。
そこをつかまえて物陰に引き入れたギルドン。
しかし、自分の正体を明かすわけにはいかない……。
(つづく)
うわー!チョルチュと全面対決アクションになるかと思いきや!
なかなか知的なコンゲーム、面白いですね~。
ギルドンが何より芸達者!役者よのう。
イノクのことを考えると悲しくなっちゃうけど、
こうやって知力・体力を駆使して一発仕掛けているときは
いきいきしていてとっても楽しそう!おもしろーい。
マルニョ姉さんのお色気モードも炸裂。コケティッシュ。
これは骨抜きになっちゃうわよねえ~。
この人の顔つきとか表情が大好きだ。
嫌みなく、色気有り、姐さん気質でいい女だな!

ハナ~、トゥル~、と数えるねえさん。ああん、色っぽい。
そして気の毒なスグンはたまをひとつつぶされてしまいました……。
鉄柱をずしん、と打ち付けられていたので、もしかしたら、と心配していましたが、案の定。
「愛の爆弾」ってそんな意味じゃないでしょ!
そんなもの仕込んだらいろいろまずいじゃん。
下ネタ系で話が進んでまして、ベタでしたが、これもお約束。
がんばれスグン!
娘たちを助けるためには、親たちが立ち上がらなきゃだめだ、というギルドンの考えは重要ですね。
誰かに何かやってもらってありがとう、じゃあ、世の中は変わらない。
自分たちが変わらなきゃ、強くならなきゃダメなんだ。
一度はすべてをあきらめて、新天地へ逃げようとしていたギルドン。
逃げてちゃダメだ、と思った自分の体験をみんなに伝えたいんだな、と思いました。
チャンフィ王子は迷っていますね~。
「目的のためには手段を選ばない」がノ尚君のモットー。
しかもその目的は「良い目的」なのですから、多少の犠牲は仕方がない、と。
だけど王子はイノクの非難の目に耐えられないの。
あの子をがっかりさせたくないのよ。
好きだから。

ムク犬さんも心配そう。
もちろん、色恋の問題だけじゃなくて、
自分のために死んでいった(と思ってる)ギルドンの言葉もひっかかる。
これまでに犠牲になってきた人はもちろんたくさんいますが、
ギルドンは自らの意志で、彼のために死んだわけですよ。(諸事情があるにしても)
そんな男の問いに、真摯に悩まないわけにはいかない。
そしてこの問いに答えが出せてこそ、彼は王になる資格を得るのです。
というか、王になっても狂わずにいられるの。
今の王様は、その問いに答えられないから、精神を病んだ。
愛していた弟を殺してまで得た王座の意味を見失った。
ギルドンパパには、固い信念がある。
だからこそ、親友をその手で殺し、愛する息子を裏切っても、
王を支え続ける忠臣でいられるのよね。
その信念がなんなのか、私はすごく知りたいです。
チョルチュのおじさん、俗物ですねー。
お金大好き!儲け話大好き!
「目の前で泥棒されてる気分ですよ」って弱音を吐いて、
ギルドンに大笑いされていますが、その笑いの意味を知るのはもっと後かな。
「あなたが弱音を吐くなんて……」とギルドンは言っていますが、
本音としては「その通りだよ~ん!ばぁーか!」ってところでしょうか。
うまいことだまされちゃったカモを目の前に痛快至極ですね。
チョルチュはホントに守銭奴で、女とか興味ないような気がする。
情婦に自分の稼いだ金を湯水のように使われるなんてまっぴらごめんと思ってそう。
執着する人間は簡単にだまされてしまうんですね。
ウネお嬢さんは、少女でもあり、女でもあり。
ギルドンの一挙手一投足に実はドキドキしている乙女なのだけど、
ライバルの存在をきっちり評価して、介入を阻止する狡猾さは女。
イノクにギルドンのことを教えてあげる潔癖さなんて、かけらもなかったですね……。
私の読み違いです。本気でギルドンが好きなんだなー。
イノクとギルドンは、会えそうで会えない。
ここでもギルドンは正体を隠そうとするでしょう。
彼女を危険から守るために……。
会っちゃうの?今?ここで?
こんなピンチの今ここで?
ユノクはいい子ですね~(/ _ ; )
素直で思いやりがあって…
若様がヨンチョルの悪事を知っているとわかっても、
決して若様を責めたりしません。
ウネお嬢様の企みに乗せられても、
一生懸命娘たちを助けようと行動します。
それに反してウネお嬢様!
本能的に最も注意しなければならない相手を見抜いているのね…
でもね、あなたがどんなに頑張っても
ギルドンの心にはイノクしか存在していないの。辛いね(/ _ ; )
視聴進んでいますか?
ウネお嬢様はね~。健気に見えたり悪く見えたり。
良くも悪くも女は怖いよ、といった感じです。
ギルドンを観ている最中、
私自身のイノクへの気持ち、ウネお嬢様への気持ちは、
様々に変化していたように思います。
人間って、好きと嫌いだけじゃあ、はかれないものがあるんだね。