ぐ……この緊迫感……。
恋愛ドラマばっかり観てたから、こういう緊張感は久々だった。
韓国ドラマは企業ものも人気がありますね。
日本だとあれ?半沢直樹みたいなやつ?
(観たことない)
【あらすじ】
「お前と仕事はできない」
オ課長の言葉は、パク課長のセクハラ問題を受けての言葉でした。
サボりは許すけれど、セクハラ・パワハラは許さない。
これはオ課長の人としての矜持の問題です。
中東のハラル食品を扱う案件は、グレ君の担当に。
パク課長は、あらたに中古車輸出の案件を提案しました。
オ課長は規模拡大を指示し、パク課長も仕事はできるところをアピールしたのですが……。
なにかがおかしい。
オ課長も、グレ君も、そしてたまたま案件を読んだアンさんも、気づいています。
協力企業の利益率が高すぎるのです。
これは、パク課長がバックマージンを取っているのでは……?
オ課長は、キム代理とグレ君に事情を説明し、状況をつかむことにしました。
そして、なかなか案件にGOを出さず、パク課長がしびれを切らしたころ、
協力企業へキム代理とグレ君を送り込んだのです。
もちろん、抜き打ちで業務提携に問題がないか、確認するためです。
いわゆる内部監査にあたりますが、正式なものではありません。
パク課長の中古車輸出案件は、問題がありそうな気配はするものの、社内の審査を通った案件でもあります。
ことによっては、この問題を見逃してGOを出してしまった上司にも類が及ぶのです。
オ課長は、パク課長を押し付けてきた営業本部長にお伺いを立てます。
ことによってはもみ消しをはかられる可能性もあります。
専務派、社長派にわかれた社内派閥にまったくくみしていないオ課長は別として、
本部長は社内政治にもたけているのです。
はたして、キム代理とグレ君が協力企業へ出向くと、すでにパク課長が来社していました。
これはますます臭い。
しかし、確証がありません。
そこへ、オ課長が電話をかけてきます。
「撤収したほうがいいかもしれん……」
そんな!あきらかに、問題がありそうなのに!
オ課長は、営業部長の様子を見て、連絡をしてくれたのです。
傷が浅いうちに撤収したほうが……。
ところが、状況は一変します。
本部長が、正式に監査の指示を出したのです。
会社から正式な監査が送り込まれ、中東にある協力企業との契約手続きに問題がないか、
聞き取り調査、書類調査が始まりました。
「これがヨルダンからのファックスです。向こうがうちを指名してきたんですよ~」
手続きには一見、問題がないようです。
なにかを見逃したのか?
不発か?
あきらかに怪しいのに、このまま終わりなのか?
みなが帰り支度をしているなか、グレ君は、
(勝利の確信はないが、打ちたい手を打とう)と決めます。
「ヨルダンの会社には韓国人がいるんですか?さっき、韓国語で話していましたよね」
ふと、監査の人々の顔色が変わりました。
なにかしらの不自然さを感じたのです。
そして、協力企業の担当者と、パク課長の証言が微妙に食い違い、徐々に形成は逆転していきます。
グレ君は、パク課長の狼狽ぶりを見て、相手の手の内を読もうとします。
(どこだ?どの一手があの反応を引き出したというんだ?)
グレ君は、同期に助けを求め、パク課長の情報を調べてもらいました。
そしてとうとう、彼が不当に利益を得ているからくりを突き止めたのでした。
このあとの処分は、会社が決めることです。
パク課長も、もともとは会社に大きな利益をもたらした立役者でした。
しかし、その努力の見返りが日々の月給でしかないことに、なんとなく不満を持ってしまったのが
悪事に手を染めるきっかけでした。
最初はちょっとした口利きに対するお礼だったものが、公然のバックマージンとなり、
ひいてはダミー会社を作って利益を中抜きする……。
それは組織に属する会社員として許されることではありません。
しかし、パク課長の悪事を暴いたグレ君やオ課長たちの心は、けして晴れ晴れとしたものではありませんでした。
一方、同期の面々はそれぞれの持ち場で苦労していました。
チャン・ベッキは転職をやめ、いままでなら自分の仕事ではないと思っていたような、
倉庫のサンプル整理もすすんで引き受けます。
グレ君の頼みを聞いて情報を集めたのも彼でした。
アンさんは、ハ代理に言われて行った倉庫のストライキにぶち当たり、困ってしまいます。
明日までに肥料を港に運びたかったのですが、これではどうにもなりません。
「いいから帰ってこい!男なら自分で運ばせるんだがな」
先輩の言葉を聞いたアンさんは、意地になりました。
トラックを借りて真夜中まで、自分だけで重たい肥料を何往復もして運んだのです。
そりの合わない代理に反抗し、半休をとってついてきたハン君はまったく役にたたないので……。
ところが、真夜中にかかってきたハ代理に怒鳴られ、アンさんは会社に引き返すことに。
それはそうです。
無理をして事故を起こしては、もっともっと会社に迷惑がかかってしまいます。
そもそも、この移動は明日まででなくてもかまわなかったのですから。
まじめで頑張り屋のアンさんの努力は空回り。
となりでぐうぐう眠ってるハン君のいい加減さをすこしは見習ってもいいのかもしれません。
つづく
あれよあれよという間に決着が!
いやー、わたしはまったくこういうことにはうといのですが、
なんかあれよあれよという間に決着がつきましたね!
グレ君が冷静に戦局を読んで、必要なひとことを発する間合いがかっこよかったです。
囲碁で対局しているときみたいだったね~。
勝負事で飯を食うことを目指していた人間は、こういうときの胆力が違います。
だから優しい顔をしていても、グレ君は頼りになるイイ男なのさ。
なんか社内政治ってよくわかんない、というかめんどくさいことこのうえない気がしますが、
避けて通れないものなんでしょうかね?
そういうの嫌いな人たちが、ベンチャーとか社会起業家として活躍してるんでしょうか。
一国一城の主になりたきゃ自営業はじめるしかないんでしょうけど……。
今回も、パク課長の悪事は見逃されちゃう恐れもあったわけですし、なんだかなーって感じです。
オ課長は自分なりの正義に従って仕事してるけど、だいたい貧乏くじひいている気がする。
緊迫感があり、企業もののドラマの醍醐味を味わいました~。
プロからみたら甘いのかもしれないけど、おもしろかったです。
心配していたアンちゃんも、なんか空回りが続きますね。
でも、あの意地悪なハ代理もだんだん良心がとがめてきたみたい。
自分だけじゃなくて、同僚までアンちゃんのことをいいように使ってるんですもの……。
人がやってることって、よく見えますからね。
自分がどれだけアンちゃんにひどい扱いをしていたのか、わかってきたんじゃないでしょうか?
まぁこの人、あからさまなセクハラしないだけマシなんですけど。
アンちゃんも意地はりすぎだよね~。
彼女頭がいいんだから、ほんとは今日中じゃなくてOKだし、明日にでも人手を出して
一気に運んだほうがいいことはわかってる。
でも、女だから、って言われたのがかちんときて許せないのよね。
そしてまったく頼りにならないハン君……。
免許ないのはまあいいとして、必死で運転するアンちゃんのとなりでぐうぐう寝るとは……。
この子のいい加減さをアンちゃんも見習ってほしい。
いい意味で。
アンちゃんにいいとこ見せようとか全然しないから、ハン君は好き。
女子と親友になれるタイプだね。
あのエレベーターの前で、ハ代理の真似してふざけてたシーンが大好きです。
チャン・ベッキも落ち着いたし、よかった。
サンプルの整理なんて雑用を自分から引き受けて……。
この会社のやり方を学んでいくんだ、っていう態度になってきたね。
なんであんなにナイフみたいに尖ってたんだよ……。
しかし今回も、グレ君ナイスプレー。
新人のなかではもっとも活躍しているんじゃないかな?
恋愛ドラマばっかり観てたから、こういう緊張感は久々だった。
韓国ドラマは企業ものも人気がありますね。
日本だとあれ?半沢直樹みたいなやつ?
(観たことない)
【あらすじ】
「お前と仕事はできない」
オ課長の言葉は、パク課長のセクハラ問題を受けての言葉でした。
サボりは許すけれど、セクハラ・パワハラは許さない。
これはオ課長の人としての矜持の問題です。
中東のハラル食品を扱う案件は、グレ君の担当に。
パク課長は、あらたに中古車輸出の案件を提案しました。
オ課長は規模拡大を指示し、パク課長も仕事はできるところをアピールしたのですが……。
なにかがおかしい。
オ課長も、グレ君も、そしてたまたま案件を読んだアンさんも、気づいています。
協力企業の利益率が高すぎるのです。
これは、パク課長がバックマージンを取っているのでは……?
オ課長は、キム代理とグレ君に事情を説明し、状況をつかむことにしました。
そして、なかなか案件にGOを出さず、パク課長がしびれを切らしたころ、
協力企業へキム代理とグレ君を送り込んだのです。
もちろん、抜き打ちで業務提携に問題がないか、確認するためです。
いわゆる内部監査にあたりますが、正式なものではありません。
パク課長の中古車輸出案件は、問題がありそうな気配はするものの、社内の審査を通った案件でもあります。
ことによっては、この問題を見逃してGOを出してしまった上司にも類が及ぶのです。
オ課長は、パク課長を押し付けてきた営業本部長にお伺いを立てます。
ことによってはもみ消しをはかられる可能性もあります。
専務派、社長派にわかれた社内派閥にまったくくみしていないオ課長は別として、
本部長は社内政治にもたけているのです。
はたして、キム代理とグレ君が協力企業へ出向くと、すでにパク課長が来社していました。
これはますます臭い。
しかし、確証がありません。
そこへ、オ課長が電話をかけてきます。
「撤収したほうがいいかもしれん……」
そんな!あきらかに、問題がありそうなのに!
オ課長は、営業部長の様子を見て、連絡をしてくれたのです。
傷が浅いうちに撤収したほうが……。
ところが、状況は一変します。
本部長が、正式に監査の指示を出したのです。
会社から正式な監査が送り込まれ、中東にある協力企業との契約手続きに問題がないか、
聞き取り調査、書類調査が始まりました。
「これがヨルダンからのファックスです。向こうがうちを指名してきたんですよ~」
手続きには一見、問題がないようです。
なにかを見逃したのか?
不発か?
あきらかに怪しいのに、このまま終わりなのか?
みなが帰り支度をしているなか、グレ君は、
(勝利の確信はないが、打ちたい手を打とう)と決めます。
「ヨルダンの会社には韓国人がいるんですか?さっき、韓国語で話していましたよね」
ふと、監査の人々の顔色が変わりました。
なにかしらの不自然さを感じたのです。
そして、協力企業の担当者と、パク課長の証言が微妙に食い違い、徐々に形成は逆転していきます。
グレ君は、パク課長の狼狽ぶりを見て、相手の手の内を読もうとします。
(どこだ?どの一手があの反応を引き出したというんだ?)
グレ君は、同期に助けを求め、パク課長の情報を調べてもらいました。
そしてとうとう、彼が不当に利益を得ているからくりを突き止めたのでした。
このあとの処分は、会社が決めることです。
パク課長も、もともとは会社に大きな利益をもたらした立役者でした。
しかし、その努力の見返りが日々の月給でしかないことに、なんとなく不満を持ってしまったのが
悪事に手を染めるきっかけでした。
最初はちょっとした口利きに対するお礼だったものが、公然のバックマージンとなり、
ひいてはダミー会社を作って利益を中抜きする……。
それは組織に属する会社員として許されることではありません。
しかし、パク課長の悪事を暴いたグレ君やオ課長たちの心は、けして晴れ晴れとしたものではありませんでした。
一方、同期の面々はそれぞれの持ち場で苦労していました。
チャン・ベッキは転職をやめ、いままでなら自分の仕事ではないと思っていたような、
倉庫のサンプル整理もすすんで引き受けます。
グレ君の頼みを聞いて情報を集めたのも彼でした。
アンさんは、ハ代理に言われて行った倉庫のストライキにぶち当たり、困ってしまいます。
明日までに肥料を港に運びたかったのですが、これではどうにもなりません。
「いいから帰ってこい!男なら自分で運ばせるんだがな」
先輩の言葉を聞いたアンさんは、意地になりました。
トラックを借りて真夜中まで、自分だけで重たい肥料を何往復もして運んだのです。
そりの合わない代理に反抗し、半休をとってついてきたハン君はまったく役にたたないので……。
ところが、真夜中にかかってきたハ代理に怒鳴られ、アンさんは会社に引き返すことに。
それはそうです。
無理をして事故を起こしては、もっともっと会社に迷惑がかかってしまいます。
そもそも、この移動は明日まででなくてもかまわなかったのですから。
まじめで頑張り屋のアンさんの努力は空回り。
となりでぐうぐう眠ってるハン君のいい加減さをすこしは見習ってもいいのかもしれません。
つづく
あれよあれよという間に決着が!
いやー、わたしはまったくこういうことにはうといのですが、
なんかあれよあれよという間に決着がつきましたね!
グレ君が冷静に戦局を読んで、必要なひとことを発する間合いがかっこよかったです。
囲碁で対局しているときみたいだったね~。
勝負事で飯を食うことを目指していた人間は、こういうときの胆力が違います。
だから優しい顔をしていても、グレ君は頼りになるイイ男なのさ。
なんか社内政治ってよくわかんない、というかめんどくさいことこのうえない気がしますが、
避けて通れないものなんでしょうかね?
そういうの嫌いな人たちが、ベンチャーとか社会起業家として活躍してるんでしょうか。
一国一城の主になりたきゃ自営業はじめるしかないんでしょうけど……。
今回も、パク課長の悪事は見逃されちゃう恐れもあったわけですし、なんだかなーって感じです。
オ課長は自分なりの正義に従って仕事してるけど、だいたい貧乏くじひいている気がする。
緊迫感があり、企業もののドラマの醍醐味を味わいました~。
プロからみたら甘いのかもしれないけど、おもしろかったです。
心配していたアンちゃんも、なんか空回りが続きますね。
でも、あの意地悪なハ代理もだんだん良心がとがめてきたみたい。
自分だけじゃなくて、同僚までアンちゃんのことをいいように使ってるんですもの……。
人がやってることって、よく見えますからね。
自分がどれだけアンちゃんにひどい扱いをしていたのか、わかってきたんじゃないでしょうか?
まぁこの人、あからさまなセクハラしないだけマシなんですけど。
アンちゃんも意地はりすぎだよね~。
彼女頭がいいんだから、ほんとは今日中じゃなくてOKだし、明日にでも人手を出して
一気に運んだほうがいいことはわかってる。
でも、女だから、って言われたのがかちんときて許せないのよね。
そしてまったく頼りにならないハン君……。
免許ないのはまあいいとして、必死で運転するアンちゃんのとなりでぐうぐう寝るとは……。
この子のいい加減さをアンちゃんも見習ってほしい。
いい意味で。
アンちゃんにいいとこ見せようとか全然しないから、ハン君は好き。
女子と親友になれるタイプだね。
あのエレベーターの前で、ハ代理の真似してふざけてたシーンが大好きです。
チャン・ベッキも落ち着いたし、よかった。
サンプルの整理なんて雑用を自分から引き受けて……。
この会社のやり方を学んでいくんだ、っていう態度になってきたね。
なんであんなにナイフみたいに尖ってたんだよ……。
しかし今回も、グレ君ナイスプレー。
新人のなかではもっとも活躍しているんじゃないかな?
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