さて、今回は新しいおじさんが登場しますよ。
商社はだいたいおじさんの塊ですね。
【あらすじ】
営業部でかかえている案件で、相手側の反応が悪く、
滞っているものがありました。
ところが、その担当者がオ課長の学生時代の友人だということが判明。
「もうOKもらったも同然だよ!懐かしいなぁ!」
営業課はすっかり安心モード。
しかし、相手はオ課長に恨みを持っていたらしく、
なにかにつけてマウントをとったあげく、提案を却下してきました。
「昔はお前が上だったけど、いまは俺のほうが上なんだよ」
部長になった同級生は、オ課長をいいようにあしらうと電話を切ってしまいました。
友だちだと思ってたのは自分だけだったのか?
オ課長は悲しいようなくやしいような気持ちでいっぱいになって、
大きな声で笑いながら、書類を破って捨てたのでした。
グレ君とチャン・ベッキは、営業課のパク代理について、会社訪問をすることになりました。
ところがパク代理は、人はいいけれど要領が悪い上に押しが弱く、
取引先からも軽んじられている人物でした。
本人も、どうにも商社の営業には向かないと感じているようで、
大学院への進学も考えています。
でも、子どもの教育費もかかるわけだし……。
パク代理はなかなか決心がつきませんでした。
そんなパク代理を、グレ青年はちょっぴり盛ってほめてしまいます。
オ課長が、彼を誠実で取引先にも誠意を尽くす模範営業マンだといったことは嘘ではないのですから、
そこにちょっぴりグレ青年が誉め言葉をトッピングしたって
罰はあたらないでしょう。
パク代理は舞い上がって、ついついかっこうつけた武勇伝をかましてしまいます。
しかし、意気揚々と取引先にやってきたパク代理は、
とんでもない話を聞いてしまいました。
何度も納期遅れを繰り返していた相手は、パク代理を甘く見ていたのです。
どうせ待ってくれるだろう、ペナルティはないだろうとふんで、
新規開拓のために他社へ品物を回していたのです。
これを聞いたパク代理は意気消沈。
同行していたチャン・ベッキは、学ぶことなどなにもないと先に帰ってしまいました。
残ったのはグレ青年です。
パク代理は困っているじゃないか……。
ふたりは応接室に呼ばれ、社長じきじきに謝罪を受けました。
けれどさすがのパク代理も、ここまでされては強気に出るほかはありません。
契約違反のペナルティか、契約破棄か……。
パク代理の態度を見た社長は部下たちを大声で叱責。パク代理をなだめるための演出です。
グレ君はその茶番劇に気がつきました。
そこでキム代理に電話をしてくれるよう頼み、新人の研修報告を装って事態を報告。
全員が会社に行って話し合うことになりました。
社内は騒然。
ペナルティ?契約破棄?とにかく資料を集めて会議だ!
取引先を別室で待たせて、重要部署が集まってパク代理に話を聞きます。
グレ青年は、パク代理の引きたてもあり、重要会議に出席を許されています。
グレ青年は、震えて言葉の出ないパク代理に一枚のメモを渡しました。
「無責任になってください」
すべてを救うことはできない。囲碁の戦法をヒントに、グレ青年が考えたアドバイスです。
パク代理は話し始めました。
何度も納期遅れがあったこと。
うちをないがしろにして、新規開拓をしていたこと。
でも、それはすべて、問題に向き合わなかった自分の責任であること。
上司たちは、一世一代のパク代理の演説を聞いて、温かく微笑みました。
そんなにたいした問題じゃない。大事なことは、次も同じことが起こらないようにすることだ。
ことは丸くおさまりましたが、グレ青年は落ち込んでいます。
自分の浅はかなアドバイスが恥ずかしくなったのです。
でも、パク代理はそんなグレ青年にお礼をいってくれました。
今日も商社のサラリーマンたちは、始末書を書き、契約書を書き、
せっせと仕事をしています。
それもこれも家族の笑顔のため。
がんばるお父さんたちです。
つづく
忌野清志郎さんの曲で、昼間のパパは~ちょっと違う~って歌があるのを思い出しました。
「パパの歌」だね。
家ではおならしてビール飲んでごろごろしてるパパだけど、
昼間のパパはちょっと違う。昼間のパパは光ってるし、いい汗かいてる。
昼間のパパは男なんですね~。
グレ君が、パク代理をナイスアシスト。
パク代理はグレ君に褒められたりするたびに、CG製の天使の翼が背中に生えちゃうんです。
そうしてどんどん気が大きくなったパク代理は、
その羽根でどこかに飛んで行っちゃう……ということはなく、
最後は真っ裸になって、自分の足でしっかり大地を踏みしめて、自分の責務を全うするんです。
まさしくパク代理は誠実な人でした。
囲碁の戦法を持ち出して、パク代理にアドバイスをしたはいいけれど、
責任を放棄するどころが、すべての責任は自分にあると言い切ったパク代理、すごい!
保身に走る人間が多いなか、とても立派です。
そうしたことで、彼は一皮むけたんですね。
優しくするってことは、ある意味無責任なことなのかもしれないです。
相手に対しても、自分に対しても。
でもグレ君、最初の電話作戦はナイスアシストでした~。
社長が部下を責めることで、パク代理にプレッシャーをかけるなんて、
こういう構図ってよくあるじゃないですか。
子どもを叱る親もそうですよね。
必要以上に叱ることで、相手が「まぁまぁ」ってなだめてくれるのを待ってるわけです。
そういう心理戦をとっさに見抜く目は、囲碁の試合で養っていたんですね、きっと。
誰にでも自分の囲碁がある。
深いですね。とくに囲碁は非常に哲学的なゲームだと言われていますからね。
絵を描く人や感性が鋭い人は囲碁に向いているって前に言われたことあります。
グレ君が棋士を目指してたというバックボーン、わたしとても好きなので、
こんな感じでことあるごとにエピソードを絡めていってほしいなと思います。
偉そうにアドバイスしちゃった……って落ち込んでいたグレ青年に、
「僕らができることなんて何もないんだよ」というチャン・ベッキはとても意地悪。
彼は、無駄なことはしないタイプ。
だからパク代理から得られるものは何もないと思って切り捨てちゃう。
彼には、人は互いに関わりあうことで成長していく、ということがわかっていないんです。
だから、パク代理がグレ青年に「俺の殻を破ってくれてありがとう」という意味がわからない。
グレ君が涙ぐんで、下を向いちゃう意味もわからない。
かわいそうな子なんですよ……。
アンちゃんには優しいのにね~。
アンちゃんがグレ君のこと買ってるみたいなのは、悔しいんだよね~。
ほんのりラブ系好きっっ!
がっつり恋愛は出てこないと思うから、
こんな感じで最終回までほんのりいってほしいわ~。
今回はオ課長のエピソードがつらかった!
たぶん、あの調子で親分肌だったんでしょ、オ課長。
相手を見下してたわけじゃないけど、明るくて人望があって、
成績もよくて、豪快な性格なオ課長は、自然と上の人になってたのかもね。
友だちだと思ってたやつが、自分を恨んでた。そりゃショックだよね。
上とか下とか、考えてなかったと思うのね、オ課長は。
相手の人、すごい嫌味だった。
最後の電話も、「チングや」って言って切った。
もう自分が上だと思ってるから、恨んだり、会いたくないとか言ったりしない。
同窓会で偉そうにできれば満足だから。
オ課長の態度にも問題があったかもしれないけど、
じゃあなんでそのとき言わないんだよ……って思ったと思うね、課長は。
会社員になるって、面白いこともあるのよ。
営業3課みたいに、みんなで一丸となってイェーイって楽しいよ。
でも、ああいうマウントの取り合いみたいなつまんないこともある。
丸く収めるためには理不尽に頭を下げなきゃならないこともあるし、
本当に心が通い合ってぶつかりあって成長していけることもある。
どっちもあるのが、いい会社かな。
でもそれぞれが、自分の正義に従って仕事してるんだと思う。
そんななか……
ハン君最高だな!
こいつだけはわからん!なんでそんな情報通なのっ。
そしてほんとに憎めないやつ!
エレベーターのシーンも面白かった~。
グレ君との攻防戦、キュートだよね。
この子、片方の眉毛だけあげられるタイプの人。
グレ君とかチャン・ベッキはまじめだしおとなしいから表情の変化が微妙でしょ。
唇のはしの上げ下げも見逃せないとこあるでしょ。
でもハン君は全体的にオーバーでおちゃめなので楽しく見られます。
アンちゃんには特に恋心もないところがまたいい。
こいつはいったいどこでこんな情報を手に入れてるんだろう。
食堂のおばちゃんとか、掃除のおばちゃん経由とみたけど、どうだろうね?
ハン君が活躍する回もみてみたいなー。
商社はだいたいおじさんの塊ですね。
【あらすじ】
営業部でかかえている案件で、相手側の反応が悪く、
滞っているものがありました。
ところが、その担当者がオ課長の学生時代の友人だということが判明。
「もうOKもらったも同然だよ!懐かしいなぁ!」
営業課はすっかり安心モード。
しかし、相手はオ課長に恨みを持っていたらしく、
なにかにつけてマウントをとったあげく、提案を却下してきました。
「昔はお前が上だったけど、いまは俺のほうが上なんだよ」
部長になった同級生は、オ課長をいいようにあしらうと電話を切ってしまいました。
友だちだと思ってたのは自分だけだったのか?
オ課長は悲しいようなくやしいような気持ちでいっぱいになって、
大きな声で笑いながら、書類を破って捨てたのでした。
グレ君とチャン・ベッキは、営業課のパク代理について、会社訪問をすることになりました。
ところがパク代理は、人はいいけれど要領が悪い上に押しが弱く、
取引先からも軽んじられている人物でした。
本人も、どうにも商社の営業には向かないと感じているようで、
大学院への進学も考えています。
でも、子どもの教育費もかかるわけだし……。
パク代理はなかなか決心がつきませんでした。
そんなパク代理を、グレ青年はちょっぴり盛ってほめてしまいます。
オ課長が、彼を誠実で取引先にも誠意を尽くす模範営業マンだといったことは嘘ではないのですから、
そこにちょっぴりグレ青年が誉め言葉をトッピングしたって
罰はあたらないでしょう。
パク代理は舞い上がって、ついついかっこうつけた武勇伝をかましてしまいます。
しかし、意気揚々と取引先にやってきたパク代理は、
とんでもない話を聞いてしまいました。
何度も納期遅れを繰り返していた相手は、パク代理を甘く見ていたのです。
どうせ待ってくれるだろう、ペナルティはないだろうとふんで、
新規開拓のために他社へ品物を回していたのです。
これを聞いたパク代理は意気消沈。
同行していたチャン・ベッキは、学ぶことなどなにもないと先に帰ってしまいました。
残ったのはグレ青年です。
パク代理は困っているじゃないか……。
ふたりは応接室に呼ばれ、社長じきじきに謝罪を受けました。
けれどさすがのパク代理も、ここまでされては強気に出るほかはありません。
契約違反のペナルティか、契約破棄か……。
パク代理の態度を見た社長は部下たちを大声で叱責。パク代理をなだめるための演出です。
グレ君はその茶番劇に気がつきました。
そこでキム代理に電話をしてくれるよう頼み、新人の研修報告を装って事態を報告。
全員が会社に行って話し合うことになりました。
社内は騒然。
ペナルティ?契約破棄?とにかく資料を集めて会議だ!
取引先を別室で待たせて、重要部署が集まってパク代理に話を聞きます。
グレ青年は、パク代理の引きたてもあり、重要会議に出席を許されています。
グレ青年は、震えて言葉の出ないパク代理に一枚のメモを渡しました。
「無責任になってください」
すべてを救うことはできない。囲碁の戦法をヒントに、グレ青年が考えたアドバイスです。
パク代理は話し始めました。
何度も納期遅れがあったこと。
うちをないがしろにして、新規開拓をしていたこと。
でも、それはすべて、問題に向き合わなかった自分の責任であること。
上司たちは、一世一代のパク代理の演説を聞いて、温かく微笑みました。
そんなにたいした問題じゃない。大事なことは、次も同じことが起こらないようにすることだ。
ことは丸くおさまりましたが、グレ青年は落ち込んでいます。
自分の浅はかなアドバイスが恥ずかしくなったのです。
でも、パク代理はそんなグレ青年にお礼をいってくれました。
今日も商社のサラリーマンたちは、始末書を書き、契約書を書き、
せっせと仕事をしています。
それもこれも家族の笑顔のため。
がんばるお父さんたちです。
つづく
忌野清志郎さんの曲で、昼間のパパは~ちょっと違う~って歌があるのを思い出しました。
「パパの歌」だね。
家ではおならしてビール飲んでごろごろしてるパパだけど、
昼間のパパはちょっと違う。昼間のパパは光ってるし、いい汗かいてる。
昼間のパパは男なんですね~。
グレ君が、パク代理をナイスアシスト。
パク代理はグレ君に褒められたりするたびに、CG製の天使の翼が背中に生えちゃうんです。
そうしてどんどん気が大きくなったパク代理は、
その羽根でどこかに飛んで行っちゃう……ということはなく、
最後は真っ裸になって、自分の足でしっかり大地を踏みしめて、自分の責務を全うするんです。
まさしくパク代理は誠実な人でした。
囲碁の戦法を持ち出して、パク代理にアドバイスをしたはいいけれど、
責任を放棄するどころが、すべての責任は自分にあると言い切ったパク代理、すごい!
保身に走る人間が多いなか、とても立派です。
そうしたことで、彼は一皮むけたんですね。
優しくするってことは、ある意味無責任なことなのかもしれないです。
相手に対しても、自分に対しても。
でもグレ君、最初の電話作戦はナイスアシストでした~。
社長が部下を責めることで、パク代理にプレッシャーをかけるなんて、
こういう構図ってよくあるじゃないですか。
子どもを叱る親もそうですよね。
必要以上に叱ることで、相手が「まぁまぁ」ってなだめてくれるのを待ってるわけです。
そういう心理戦をとっさに見抜く目は、囲碁の試合で養っていたんですね、きっと。
誰にでも自分の囲碁がある。
深いですね。とくに囲碁は非常に哲学的なゲームだと言われていますからね。
絵を描く人や感性が鋭い人は囲碁に向いているって前に言われたことあります。
グレ君が棋士を目指してたというバックボーン、わたしとても好きなので、
こんな感じでことあるごとにエピソードを絡めていってほしいなと思います。
偉そうにアドバイスしちゃった……って落ち込んでいたグレ青年に、
「僕らができることなんて何もないんだよ」というチャン・ベッキはとても意地悪。
彼は、無駄なことはしないタイプ。
だからパク代理から得られるものは何もないと思って切り捨てちゃう。
彼には、人は互いに関わりあうことで成長していく、ということがわかっていないんです。
だから、パク代理がグレ青年に「俺の殻を破ってくれてありがとう」という意味がわからない。
グレ君が涙ぐんで、下を向いちゃう意味もわからない。
かわいそうな子なんですよ……。
アンちゃんには優しいのにね~。
アンちゃんがグレ君のこと買ってるみたいなのは、悔しいんだよね~。
ほんのりラブ系好きっっ!
がっつり恋愛は出てこないと思うから、
こんな感じで最終回までほんのりいってほしいわ~。
今回はオ課長のエピソードがつらかった!
たぶん、あの調子で親分肌だったんでしょ、オ課長。
相手を見下してたわけじゃないけど、明るくて人望があって、
成績もよくて、豪快な性格なオ課長は、自然と上の人になってたのかもね。
友だちだと思ってたやつが、自分を恨んでた。そりゃショックだよね。
上とか下とか、考えてなかったと思うのね、オ課長は。
相手の人、すごい嫌味だった。
最後の電話も、「チングや」って言って切った。
もう自分が上だと思ってるから、恨んだり、会いたくないとか言ったりしない。
同窓会で偉そうにできれば満足だから。
オ課長の態度にも問題があったかもしれないけど、
じゃあなんでそのとき言わないんだよ……って思ったと思うね、課長は。
会社員になるって、面白いこともあるのよ。
営業3課みたいに、みんなで一丸となってイェーイって楽しいよ。
でも、ああいうマウントの取り合いみたいなつまんないこともある。
丸く収めるためには理不尽に頭を下げなきゃならないこともあるし、
本当に心が通い合ってぶつかりあって成長していけることもある。
どっちもあるのが、いい会社かな。
でもそれぞれが、自分の正義に従って仕事してるんだと思う。
そんななか……
ハン君最高だな!
こいつだけはわからん!なんでそんな情報通なのっ。
そしてほんとに憎めないやつ!
エレベーターのシーンも面白かった~。
グレ君との攻防戦、キュートだよね。
この子、片方の眉毛だけあげられるタイプの人。
グレ君とかチャン・ベッキはまじめだしおとなしいから表情の変化が微妙でしょ。
唇のはしの上げ下げも見逃せないとこあるでしょ。
でもハン君は全体的にオーバーでおちゃめなので楽しく見られます。
アンちゃんには特に恋心もないところがまたいい。
こいつはいったいどこでこんな情報を手に入れてるんだろう。
食堂のおばちゃんとか、掃除のおばちゃん経由とみたけど、どうだろうね?
ハン君が活躍する回もみてみたいなー。
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