36時間にも及んだ。
注文書(PO)が届いてから
2時間も経たない間にキャンセル
の申出。理由は安い他社の商品を
見かけたからだと言う。
コモデティ化した商品ならば
この価格交渉に負けるであろう。
こちらは競争力のある商品で
あることを自分で確かめている
のでブレない。
揺さぶられても動じない。
他社との差別化は十分説明は
出来るし、そもそも比較対象に
ならないことも想定していた。
ここから36時間の攻防が
始まった。
新規先はあれやこれやと
さらに揺さぶってくる。
担当者はそわそわしている。
日付が変わる前の23時27分
に改めて発注書が届いた時点で
長い闘いを終えた。
第二の柱となるビジネスモデルは
こうして始まった。