14年ぐらい、ソウルメイトリーディングをさせていただいております。
スピリチュアルブームと言いますか、ツインレイについての情報がネット上でも、増えてきました。
私たちには魂の片割れがいます。この地上に同じ時期に産まれることは稀で、ほとんど、片割れは違う次元から私たちをサポートし、愛してくれております。
では、私たちは何故、ツインレイを求めるのでしょうか?
それには幾つかの理由があるように感じます。
ツインレイとは、もともと一つの魂だった存在であり、ある時期を境に切り離されてしまった自己です。
切り離されてしまったもう一人の自分と再び一つに戻る旅をしています。切り離してしまった自分が、再び戻ってきて統合された時の自分に、今の自分が出会いたいのかもしれません。
ツインレイとの関係がとても、ロマンチックで素晴らしいものかもしれない、出会えたら、今以上に全てにおいて満たされると感じられるようにイメージされる方も多いと思います。
ほとんどの場合、出会うことができないように設定されているし、出会えたとしても、切り離されてしまった自分との再会は、想定外の体験になると言えます。
ツインレイとの出会いが、想定外の体験になる理由は、切り離されてしまった自分は、ほとんどの場合、自分が持ち合わせていない、資質、感性を表現してくれるからです。
わかりやすく言うと、完全なバランスの相手になります。
例えば、自分が温厚な性格を表に表現していたら、ツインレイは自分が抑圧していた、激しい性格を表に表現しますし、自分が、正直で真面目さを表現していたら、相手は嘘つきでいいかげんだったりします。
バランス、足して百になります。
私たちは実は表現していないだけで、全ての資質を潜在的には有しています。表現するかしないかは、育った環境や親からの遺伝などが大きいです。
本当のツインレイに出会った時には、あまりの違いに愕然としたり、何故こんな人に惹かれてしまうのか、もっと他に素敵な人はいるのにと思ってしまうはずです。
この惹かれる感覚は、理性で抑圧が不可能な圧涛Iな感覚だったりもする為、混乱を来す場合が多いでしょう。
自分の完璧なバランスの相手は、自分が最も表現していなかったり、抵抗し嫌い続けてきたエネルギーを纏っていたりします。
私自身も、レイに出会った時に、たくさん学びました。
サイレントは、ツインレイだけにあるのではなく、どのような人間関係にでも起きる状況であるので、サイレントだから二人の関係がツインレイだと思い込まれて、そこから抜けれなくなってしまうのは、かなりしんどい事だと思います。
もちろん、その中での気付き、学びはたくさんありますので、全てが必然でありますが、心身を病み、日常生活を送ることができなくなってしまう方も時々いらっしゃいますので、そんな時に、少しでも処方箋になればと思い、お話をさせていただいております。
そもそも、ツインレイに出会える確率は低く、また出会えない仕組みになっているため、サイレント=ツインレイじゃないかと思われている方の数パーセントぐらいしか本当のツインレイはいないのではないでしょうか。その他はご縁が深いソウルメイトという関係がほとんどのように感じます。
ツインレイが、この次元で滅多に出会えない仕組みになっているという件については諸事情もあり、セッションでは時折、お話させていただくこともありますが、blogで詳しく話すことは控えたいと思っております。
これまでサイレントについて、色々書いてきましたが、サイレントとは、自分自身の深いレヴェルでのトラウマを癒し、無意識で気づかれてなかった感情を浮かび上がらせる貴重な体験だと感じます。
このチャンスを生かして、願望成就を妨げている透明な信念に気づき、大きな変容をもたらしていけたらいいですね!
サイレント期にある方にお話を伺うと、最初はお相手の方から距離を置かれて辛いとおっしゃいます。
しかし、もう少し詳しくお話を伺うと、距離を置かれる前に、自分の中に不安や葛藤など、何か最初のハネムーン期にはなかった感情が浮かび上がってきていたようだと言われます。
ここで浮かび上がってきた不安や葛藤は様々ですが、多くの場合、「自分は愛されているのだろうか?」「こんな事をしていてよいのだろうか?」「何故かわからないけど心配になる」など、疑いの気持ちや、不安定さを感じでいたりします。
その感情が、一次感情の正体でもあります。
一次感情の中でも、もっとも味わうのがきつい感情が「みじめな感情」かもしれません。
私たちはその感情を味わう事を予知した場合、あくまで、イメージの中であっても、平静さを失います。「みじめ君」が嫌いなのです。
それは、おそらく幼い時から、何度もその感情を味わってきたからで、それがあまりにもきつかったため、もうこれ以上、味わいたくはないのです。
セッションの中でも、よく嫉妬心についてお話ししますが、人間にとり、最後まで残る感情が、嫉妬心だと聞いた事があります。
嫉妬心とみじめさは繋がっていますね。
みじめさに対する抵抗が強い場合、それを何としても回避しようと、二次感情が立ち上がってきます。
もし、私たちがみじめさも自分の身内として、抵抗なく受け入れ、その感覚を味わえるとしたならば、どうでしょうか?
お相手に対する疑いや、不安感があったとしても、もし、みじめさを味わう事になっても大丈夫と思えたら、二次感情、破壊的な感情が、私たちを危険だと感じるものから守らなくてよくなりますね。
これは言葉にすると、簡単なようですが、実はかなり難易度が高いのではないかと感じています。
それぐらい、私たちはこれまで生きてきて、心に幼い時からたくさんの傷を抱えてきているからです。
みじめさ、孤独感、理解してもらえない感覚、寂しい感覚、誰しも見ないようにしているだけでたくさんあるのではないでしょうか。
その感覚を味わう事を避けようとすればするほど、再配達されます。
手放した!と感じても、すぐに戻ってきますよね。びっくりするぐらい、あっという間に戻ってきます。
全ての感情は、私たちの身内なので、追い出すと戻ってきてしまうのです。感情には足があるみたいで猛スピードで!
嫉妬している自分、人から見捨てられるかもしれないと不安になっている自分、みじめになってしまってどうしようもない自分、いろいろな自分を、自分が見捨ててしまったら、他のだれも拾ってはくれません。
一次感情を感じてる私を私がまづ、味方になり、見捨てないように大切に身内として向き合ってあげる事が、大事なのだと思います。
前回の記事を読み返していて、もう少し二次感情について補足してみたいと思います。
お客様のお話しの中で、時々、お相手との関係性の中で、「普段の自分では絶対にやらないような言動をしてしまい、関係性が悪くなってしまった」という話を聞かせていただく事がよくあります。
「そんな事をしてしまって、取り返しがつかず後悔しているが、私は一体どうなってしまったのか?どうしたらよいのでしょうか?」といったご相談もあります。
普段の自分では、やらない言動を咄嗟にしてしまうという体験を、何故してしまうのでしょうか?
普段は大人しく言いたい事を我慢していた人が、いきなりキレたり、明るく社交的な人が、引きこもってしまったり、寛容な人が嫉妬が抑えきれず、相手を責めてしまったり、色々なケースがありますね。
前回のblogの記事にも書きましたが、これが、第二次感情であり、第二次感情は、破壊的な感情の場合も多いです。しかし、感情はあくまで、自分を守るために存在ているものです。決して自分を苦しめる為に存在しているわけではないようです。
「危ない、危険だ!」と感じた時に私たちは、その場から逃げたいと思います。
お相手との関係性の中で、一次感情である心の深い傷に触れそうになったり、それを回避したいと思った場合、守ってくれようとして、破壊衝動が起き、無意識に関係性を壊そう、回避証と二次感情が働いてしまうのです。
「この人とこれ以上関わると危ない!」表面意識の私はそんなことは全く感じていないのですが、潜在意識のエネルギーの方が強い為、自己防衛を選んでしまいます。
この場合、後になれば、何故そんなことを言ったり、したりしたのかさっぱりわかりません。ほとんど無意識だからです。
二次感情は自分の中の「別人格」「サブパーソナリティー」と呼ばれたりもします。
別人格は、普段はひっそりとしていますが、一旦危険だと感じるとすごいスピードで立ち上がってきます。
自分以外の人を見ていても、「人が変わったように」とか、「あの人がまさかこんなことをするなんて!」と感じることってありますよね。
別人格はずっと、それが創られた時から、私たちを守るために働いてくれていたエネルギーです。
私たちの身内でもあります。
その別人格を嫌ったりすると、別人格はさらに私たちに攻撃をしかけてきます。「せっかく守ってやっているのに嫌うとは!」と思う訳です。
別人格は、それが創られた時がまだ私たちが小さい時が多いので、もう大人になっているのに、いつまでも私たちがそのままの状態でいると思っていたりします。だから、「守ってやらないと!」と働いてくれているんですね。
二次感情が湧き上がる目的は、一次感情の傷から、私たちを守る為、バンドエイドや包帯みたいな働きをしているのです。
サイレントについて、ブログを書く前から、サイレントを体験されていらっしゃるお客様とお話をさせていただく事が多くありましたが、最近は続けて、サイレント期をリアルに体験されていらっしゃるお客様とのセッションが続いていました。
サイレント期は、苦しいですが、実は大きなギフトを受け取る時期でもあると思います。
試練とサポートが同時に起きるのが、宇宙のバランスの法則です。
前回の記事にも記載しましたが、サイレントは、自分が切り離した分身の自分と和解し、統合する最大のチャンスの機会となります。
切り離した分身の自分は、これまでも何度もわかってほしいとSOSを発していましたが、私たちはそれに気づくことができませんでした。もし、気づいていたとしても、見ないようにしていました。
さらに具体的な例をあげてみたいと思います。
ある方は、ご縁の深い方と恋愛関係になり、最初はハネムーン期を過ごしました。これが、ずっと続いていく事を信じていましたが、ある日突然、ふとした行き違いから相手を怒らせてしまい、連絡先をブロックされてしまいました。
何が起きたのかわからないぐらい突然の事で、しかも、何故自分が、相手を怒らせるような事を言ってしまったのか、後になり、ずいぶん後悔しました。
彼女の話を伺っていると、彼女の潜在意識の中に、破壊願望があったのが見えました。
彼女は、以前、かなり若い時にも同じような体験をされていました。
その時に、突然の出来事にとても傷つき、自信を喪失していたようです。
彼女の第一感情は、恋愛で傷ついた、悲しい、辛い
第二次感情は、これ以上傷つかないように自分を守る、切られる前に、切っておく 先に破壊しておく
第三次感情は、彼と復縁したい
彼女が切り離した分身は、恋愛で傷ついた辛く悲しく、惨めな自分です。
その惨めな自分をあまりにも辛いので感じ切ることなく切り離してしまいました。
「切り離された惨めな自分」というエネルギーは、自分を守るために、関係性を先に破壊するという手段をとろうとします。
自分を守るために破壊を選ぼうとする分身は、それが一番ベストだと信じています。これが二次感情です。
しかし、第三次感情は彼と仲良くなりたい、復縁したいです。そうなると、二次感情の分身は、学校「せっかく守ってやろうとしているのに、何をいってるんだ!」「このままだとまた酷い目にあうぞ!」と三次感情を感じている彼女に攻撃を仕掛けてくるのです。
「これ以上近づくと危険だから破壊してやる」と
ここで内なる感情の大バトルが起きます。
私たちはそんなバトルが起きているとはほとんどの場合、気づきません。
「なぜ、いきなり、関係性が壊れたのだろう?」「私はこんなに仲良くしたいのにおかしい、相手に問題があるからだ」と思い込むのです。
二次感情、破壊感情は一次感情の痛みを私たちが、受け入れて癒すまで、消える事がありません。
さらに一次感情、切り離した分身とどう向き合っていけばよいか考えていきたいと思います。