トラウマを癒やすための出会い1

先日お話させていただいた方との対話の中で印象に残った言葉がありました。「私の彼になる人はいつも最初は優しいのですが途中から変わってしまうのです…私を粗末に扱うようになります。それが何故か私にはわかりません」

この彼女の話を聞きながら同じような体験をされている方や自分自身の過去を思い出していました。

私の場合 必ずといってよいほどお付き合いする男性は最初は優しく積極的に近づいてくれるのですが 途中から何か他に夢中になる対象を見つけて私に対しては自分の都合のいい時にしか関わってくれなくなったりしていました。元来寂しがり屋だった私は我慢することを覚え、相手に何も言えずに淋しい思いをしていたような事が多かったように思います。
その私と彼の関係は私と父の関係にそっくりでした。気づくと父が私に対してしてきた関わり方と同じような関わり方をするように、相手に仕向けてしまったようでした。一旦過去のドラマの再現をし、それを変える努力をすることで寂しさや満たされない気持ちのトラウマを父とは違う相手で癒そうと無意識にしていたのかもしれません。

それぐらい幼い時からの親子関係のあり方は未来の男女関係に影響を与えてしまうのですね。