私たちはパートナーとの関係性の中で、時折、気分がかなり落ちたり、孤独感を味わったり、すっきりしない感情に振り回されるという体験をすることがあります。
知らず知らずのうちに、こんな時は、自分で自分を満たすことを忘れてしまい相手にをハイアーパワーにしてしまい、相手からのエネルギーが、自分の欲しい量流れてこないと感じる時に、充電切れを起こして鬱ぽくなってしまったりします。
鬱の時に感じる感覚には個人差がありますが、一番多いのは、淋しいとか、取り残されていくような感覚かもしれません。元気な時は一人でいることが大好きな人でも鬱になると、本当に世界から見放されたような孤独感を感じてしまいます。真っ暗な世界にポツンと一人でいるような感覚です。
この時に、私たちの中で一番最初に自覚しやすい感情は、悲しみです。悲しみ、悲嘆の感情を感じて鬱になっていく人がとても多いのですが、実は感情はバケツのようになっているため、悲しみの上に怒り、憤りの感情があります。
それを飛ばして、悲しみの感情を感じるという時によく起こっているのが、無意識で全身全霊で、怒りが出てこないように抑え込んでいるという状態です。
全身全霊で抑え込むためにはどれだけたくさんのエネルギーの消費量がいるかわかるでしょうか?
想像以上にエネルギーを使い込んでしまうため、あっと言う間に充電切れを起こして、心身が疲弊してしまいます。怒りのエネルギーは強烈なので、抑圧すると心身にかかる負担はかなりになります。筋肉が緊張し、呼吸が浅くなり、消化力も弱り、自律神経もおかしくなります。
私たちは普段、怒りを感じて表現することは良くない、怒りをネガティブな感情として意識付けているため、大人になると余計に抑え込んでしまいます。
悲しい、辛いと感じる事が増え鬱ぽくなった時は一旦立ち止まって、「何に対して怒ってるのかな?」と怒りを探してみてください。
見つからなくても、必ずいくつかあるので、日を改めて探してみてください。
それが見つかったら、怒りをネガティブな感情と感じることをやめて、その怒りを感じ切ってみます。少し大げさなぐらいに感じるのがコツです。もうこれ以上感じれないと思うぐらいになったら、それが身体の中からエネルギーとして出ていき、天に返っていくとイメージしてください。
怒りのエネルギーは第1チャクラと深く繋がっています。第1チャクラは根源的な生命エネルギーのセンターになっています。怒りを感じきり、身体から出し浄化することで、自然にエネルギーが充電されていきます。
相手をハイアーパワーにしてしまって鬱ぽくなっている方は、是非やってみてください。