
ハイアーパワーの記事についての感想を送ってくださった方がいらっしゃったので、少し補足的に書いてみたいと思います。
「寝ても覚めても、相手の事しか考えられない。日常に支障をきたしている」という状態は、相手を自分のガソリンスタンドにしている時に起こります。
私たちは、本来、様々なところからエネルギーを供給されて生きているわけですが、それを遮断してしまい、相手からエネルギーを得ようとすると、心身ともに疲弊してしまいます。
身体には7つのチャクラがあり、元気な時はチャクラがきれいに回転していますが、その状態になるとチャクラの働きも弱まり、身体が怠いとか、胸が苦しいとか、頭痛がするとか、ぼんやりする、やる気がなくなるなどの症状が出てきます。
そうすると、さらに相手をハイアーパワーにして、相手からエネルギーを得ようと躍起になってしまうケースが多いように思います。
しかし、相手があなたのことをブロックしている場合、当然エネルギーは与えられません。そうなると、どんどん悪循環になってしまいます。
私自身、昔、この体験をした時は、本当に苦しかったです。
では、なぜ、相手からブロックされてもガソリンスタンドにしてしまうのか?
それは、いつかわかってくれるとか、エネルギーを最初与えてくれて循環していた時の事を忘れられないからだと思います。
私たちは、過去を引きずるので、現実が見えなくなってしまうのです。
そのガソリンスタンドが閉店していることを受け入れるのは、とてもきつい作業です。
そんな時に、「違うガソリンスタンドに行ったらいい」と周りから言われてもなかなか簡単にはいかないでしょう。
自分以外の人からエネルギーを得ようとして得れない苦しみは、昔、本当に欲しかった愛情を親から与えられなかった人にとっては死活問題になります。
私たちは、大きな勘違いをしていて
「誰かから認められ、愛されないと、生きていけない」と思い込んでいるのです。
幼い時は生きていくためには周りからの庇護が不可欠です。その時の感覚がずっと残っているんだと、体験した時にわかりました。
相手をハイアーパワーにしている時は、必ず「自分のインナーチャイルドは相手ではなく、自分から愛されるを何よりも望んでいる」という事を忘れています。
相手をハイアーパワーにしてしまう事については、内容的には深いので、引き続き書いていきたいと思います。