海外からのお客様で、英語でやりとりしたあとに、最後に「ありがとう」と日本語で言ってくださるかたがときどきいらっしゃいます。「こんにちは。」「さようなら。」など、かたことでも、日本語で言ってくださるかたから、言葉を、あるいは違いを尊重してくださろうとしている気持ちが伝わってくると、こちらもとてもうれしい気持ちになります。
そういうお客様に対しては、こちらも日本語で返すのが礼儀だとおもっていたので、「ありがとうございます。」と日本語で返していました。
けれども、このあいだ先輩に「むこうが日本語で言ってくれてんねんから、そのひとの国の言葉で返したらええやん。」と言われ、ためしにフランスのお客様に「merci!」(ほとんど唯一といってもいい、わたしが知っているフランス語)と返してみたら、びっくりした顔をされ、そのあとものすごく喜ばれました。
日本語に対して日本語で返すのではなく、相手が日本語で話してきてくれたからこそ、こちらも相手のかたの国の言葉で返すという方法もあるのだなあと目が開かれる思いでした。
もちろん、フランスから来られた方がフランス語を話されるとは限らないし、言語には、さまざまな歴史的、政治的な背景がかかわってくると思うのですが、そういうこともふくめて、いきなりひとつの言葉を全部勉強しようとするのではなくて、いろいろな言葉の「ありがとう」を知りたいと思います。
どんな言葉でも、「ありがとう」と言うときは、そのひとの顔が輝くので、どうやらわたしはそれをみるのがうれしくてたまらないようなのです。
まえからやってみたいと思っていた、いろんな国の「ありがとう」を、このあいだともだちにもらったちいさなノートに書いて集めてみようと思っています。
そういうお客様に対しては、こちらも日本語で返すのが礼儀だとおもっていたので、「ありがとうございます。」と日本語で返していました。
けれども、このあいだ先輩に「むこうが日本語で言ってくれてんねんから、そのひとの国の言葉で返したらええやん。」と言われ、ためしにフランスのお客様に「merci!」(ほとんど唯一といってもいい、わたしが知っているフランス語)と返してみたら、びっくりした顔をされ、そのあとものすごく喜ばれました。
日本語に対して日本語で返すのではなく、相手が日本語で話してきてくれたからこそ、こちらも相手のかたの国の言葉で返すという方法もあるのだなあと目が開かれる思いでした。
もちろん、フランスから来られた方がフランス語を話されるとは限らないし、言語には、さまざまな歴史的、政治的な背景がかかわってくると思うのですが、そういうこともふくめて、いきなりひとつの言葉を全部勉強しようとするのではなくて、いろいろな言葉の「ありがとう」を知りたいと思います。
どんな言葉でも、「ありがとう」と言うときは、そのひとの顔が輝くので、どうやらわたしはそれをみるのがうれしくてたまらないようなのです。
まえからやってみたいと思っていた、いろんな国の「ありがとう」を、このあいだともだちにもらったちいさなノートに書いて集めてみようと思っています。