にわとりのにわ a hen's little garden

歌うたい時々クラリネット吹きの日高由貴のblog。
ちいさなこころのにわの風景をすこしずつ書きとめていきたいです。

マディソン滞在記35

2013年06月19日 | 2013 マディソン滞在記
2013年6月19日(水)晴れ

今日もいいお天気です。

リチャードさんによくぬきうちテストされるのが、

「Dm7を歌ってみなさい」

とか、

「Eb7b9を歌ってみなさい」

というふうに、コード(和音)をアカペラで歌う練習です。

わたしは絶対音感を持っていないので、頭の中でクラリネットのBb(ピアノのシb)を鳴らして、その音を基準にしてしか歌えないのですが、中学高校時代に吹奏楽部で毎日その音を鳴らしていたから身体が覚えたのだと思います。

もちろん、生まれつきものすごく精度の高い耳を持っているひとはいると思いますが、耳は、訓練次第で後天的によくすることができると思うので、コードを自分で歌ってみて、合っているかどうかキーボードで確かめ、身体で覚えていくのはいい練習法だと思います。

絶対音感については、大学時代によんだ最相葉月さんの『絶対音感』という本が、音楽の本質や、音楽教育と戦争のかかわりなど、いろいろなことについて考えさせてくれる興味深い本でした。
いまは文庫本になっているみたいです。

ちなみに、絶対音感はperfect pitch/absolute pitch,相対音感はrelative pitchというのだそうです。

最相葉月『絶対音感』