空気碍管を車体屋根に取り付ける前に、空気碍管へのエア配管の準備が必要です。
それは、ランボードの一部に四角い切欠を設け、その切欠の範囲内で車体内への取り込み口を貫通させておく、というものです。
ただ、ランボードは既に車体屋根に半田付けされているため、非常に厄介です。
ランボードを一旦、取り外せば切欠の加工は簡単にできる筈ですが、ランボードは一側縁だけが車体屋根に半田され、他側縁側は車体から浮いているような神業的な半田(?)がされています。
つまり、ランボードの脚が省略されているのです。
なので、ランボードを一旦、取り外してしまうと、半田のやり直しがとても難しいものとなっています。
それは、前回、ランボード間に手摺を取り付けた際に、うっかりランボードの一つを外してしまい、その修復にとても難儀したという苦い経験から、絶対に避けたい作業となっているのです。
なので、車体屋根にランボードが半田付けされたまま、車体屋根には傷を付けないように注意しつつ、ランボードだけに切欠を加工しなければなりません。
想像しただけで、とても困難なことが理解できます。
なので、なんとか誤魔化すことができないかと、いろいろ考えていましたが・・・・
ついには考えるのが面倒くさくなり、手が勝手に動いてしまいました。
そして予想どおり、車体屋根にルーター(エンドミル)による傷をつけてしまいました。
それに、当然のように、切欠内の内隅は直角にはならず、アールが付いたままです。
(写真を取りわすれました)
しかたがないので、1.0×0.4mmでコの字型のパーツを作ります。
切欠を少し大きくして、このコの字パーツを切欠内は嵌め込みます。
エイヤッて感じで半田付けして、コの字パーツの余分な部分を削って整形します。
なんとかしたつもりです。
でも、反対側は・・・
コの字パーツが切欠内で斜めになったまま半田付けしてしまい、歪な切欠になってしまいました。
もう、修正する気力がありません。