金を失う道 更新記録&雑記帳

 拙HP「金を失う道」の更新内容です。

事故交渉のその後

2014年08月17日 23時01分07秒 | その他
今年は、各地で大荒れの盆休暇となってしまいました。
わが家は大した被害もなく、一部計画を実行できない程度の不満が残っただけですが、大雨が原因で被災されてしまわれた皆様には、御見舞申しあげます。


さて、今回も鉄模に関する記事ではなく、重ねてお詫び申し上げます。

前回記事でご報告した事故のその後ですが、連休直前になり、漸く、集結に至りました。

ご報告していたとおり、私としては、自らの過失(交差点内である点と運転中であった点の2点のみ)は自認する覚悟ではあったものの、その自認によって発生する負担金が、実質的には加害者の車の修理に充当されるという、屈辱的な結果には到底承服しかねるものでしたので、0:9という主張を通しておりましたが、加害者側の保険会社も1:9を譲らないということでしたので、弁護士を通じ、訴訟を起こすことにいたしました。

当初、加害者側の保険会社は、事実を捏造し歪曲して、我が愛車を預けていた整備工場や私側の保険会社を翻弄するといった画策を企ててきましたが、こちら側が提示したドライブレコーダーの記録にグーの根も出せず、事実認定は私の主張を全て認めざるを得ないものでした。

このような不愉快極まる行為に加え、事故当初、加害者及びその保護者が自らの非の全てを認め、全ての賠償を負うと発言していた事実(愚妻も聞いておりました)までも、恐らくは様々な入知恵をされたのでしょう、交渉を重ねるうちに「そんなことを言った覚えはない」などと、これまた態度を翻し、事実関係の歪曲を始める始末。

これらのことに、穏便に事を済ませてやろうと思っていた私も、最後には堪忍袋の緒が切れたということです。

私としては、事故原因に関して落ち度は全くないという自身と物証とがありましたので、感情的な要素を含め、裁判所に正しい判断をしてもらう良い機会だと思っていました。

訴訟前の交渉中、加害者側保険会社は、私の弁護士を通じ、譲歩の余地は全くないと豪語し続けておりました。
しかし、私のほうも一歩も怯むことなく、訴訟へ向けた宣言を弁護士にしていただき、訴訟準備を始めてもらうことにしました。
ただ、0:9とは保険会社間では存在する決着方法でも、法的には、合算して100にならないといけないという前提に照らし、停車中の車に相手が突っ込んできたような事例とは、ちょっと違うことは事実なので、0:100との主張にも無理があると判断し、5:95での主張です。

すると、なんのことはない、相手側保険会社はあっさりとこちら側の主張を丸のみしてきた、ということです。

相手側保険会社は、十数年前(だったと思いますが)、保険金不払いを常態化させていることを新聞紙上で叩かれた、悪評高き会社(MS)です。

しかし、素人を誤魔化す術は持っていても、訴訟という誤魔化しの効かない世界での負けを嫌ったのでしょう。

そういえば、この保険会社が新聞紙上で叩かれていた当事、2台前のグロリアが、道路会社管轄の清掃車によって飛ばした小石でフロントガラスを割られるということがあって、世論の反響に脅えたのか、すぐに満額の保障をしてくれて拍子抜けした経験がありましたが、しょせんそんなところだろう・・・という、蔑んだ気持ちでいっぱいであります。

このブログを読まれている方(まあ、殆どおられないと思いますが・・)には、万が一、私と同じような事例にあわれても、相手側保険会社なぞに怖じ気付かず、正々堂々と渡りあって戴きたいと、御助言申しあげる次第であります。

最後に、今回の一件で得た教訓として、
①ドライブレコーダーを装備する点
②任意保険に弁護士特約を付ける点
の2点は、是非、お勧めすます。


車というのは、とても便利な道具です。
今回は、たかだか、お金で解決できるような結果でしたが、これが人身事故となればお金なんかでは絶対に解決できないものが残ります。

それだけ、ハンドルを握る者には、便利さとひき換えに日ごろの注意義務や安全運転を極める義務を負わなければならないものだということを、本当に学んだ一件でした。


(少々、酔いながらの投稿となってしまい、記事内容もチャランポランなところがあると思いますが、御容赦ください  m(_ _)m  )

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