silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
突撃我ニ続ケ!!

初中級者にありがちな欠点(スキー)

2005年06月09日 11時15分41秒 | スキーテクニック編
ザ・スキーからのイラスト転載です。自分で描ければいいのでしょうがこんなのは無理です。
絵の世界のことはよく分からないので他の用語の言い換えをしますと、このイラストとしてのシニフィアン(本来はことばの構成要素)は簡素な線で描かれたものですが、そのシニフィエ(内容、訴えるところ)は群を抜いて素晴らしいと思います。
他のスキーテクストでもイラストは見かけますが、これほどシンプルにスキーヤーかつ分かりやすく訴えかけるものは稀でしょう。

さてイラストですが外足の突っ張りにより動きが取れなくなっているスキーヤーを表しています。説明不要ですかね?
内倒、ロタシオン、脚部の動きのなさ。たびたびゲレンデでみかけるものです。
心当たりありませんか?

で、解決法はここでもやはり外向傾なわけですから、このレベルのスキーヤーにあっては斜滑降の徹底と言うことです。
そして斜滑降から谷足に重心(体重)をかけて押しずらしてみる。谷足に充分体重が乗っていれば身体ごと谷方向へ落ちることになります。
そうすれば大成功。
数回やってみるだけではだめです。数日かけて徹底練習をしましょう。

このタイプのスキーヤーの多くは自己流の自称上級者に教えられたことが多く、早めに急斜面に連れて行かれたことによって防御的にこの動作をとると思われます。
脚部の動きのないこのタイプのスキーヤーは上達が極端に遅れます。
緩斜面で脚部の動きでターンをすること。そして中斜面で外向傾を作って斜滑降から横滑りを鍛練することで改善します。
カービング等は全く考えないように!
コメント (2)
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