silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
突撃我ニ続ケ!!

スキーでピボットターン?

2005年06月23日 09時55分30秒 | スキーテクニック編
写真は八丈島のキョン。その話はあとで。

スキー用語には時々妙な用語が出現します。
日本スキー教程は昔はオーストリアの影響を強く受け、勿論それにフランス、イタリア、米国等の用語が混じっているので少々の混乱は仕方ないと思いますし、それが理解の助けになるのであれば特に構わないとは思います。

たとえばピボットターン。いやいやピボットターンというその言葉自体が悪いと言うのではありません。使っても全然OKでしょう。
確かに結構なスポーツでこの用語は使われているけど…何となくバレエやバスケットボールを想起してしまいます。だので出来れば、ピボットしてのターンと言うふうに使いたいものです。

ただでさえ、すぐ何かに喩えることの多いスキーの運動要素です。なるべく他の運動の用語を使わないで理解出来るように努めるべきでしょう。
以前モーグルのテクストに「まるでオフロードバイクのサスペンションのように脚部を動かそう」的なものがありましたが、全くひどい!
オフロードバイクのサスペンション知らない人はどうしたらいいの?(笑)

日常生活で使うことのない動作だからこそ、正確に言葉でイメージ出来るように努めるのがよろしいかと。

スキーをある程度分かっている人なら、それこそ擬音だけでも分かるのですが(…例:板の走る様子→シュパーン!みたいな)、躓いている人にそんなこと言ってもねえ。

ところでボルダリング(クライミング)用語で傑作があります。マイナースポーツは大御所がいないから肩肘張った用語を余り使わないんですね。
キョンって言う技術なんですが本来はドロップニー。ホールドを取りに行く側の足の膝を下に向ける技法でポピュラーなものです。
出典は八丈島のキョン!(笑)
やまがみたつひこの「こまわりくん」って漫画をご存知の方ならすぐ理解出来ると思います。
そのキョンみたいな格好なのでキョン。キョン足とも言われます。
今や出典知らない人でも使ってますが、語感や雰囲気がぴったり合った好例でしょう。
ちょっとコミカルなところもいいですね。
コメント
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