遠いお友達

娘にはわたしのお腹の中にいた頃からの友達がいる。

高齢出産仲間の娘、2001年7月に生まれたAちゃん。
今はAちゃんのパパの実家の近くに引越し。
引越し先はイギリス。
向こうに移ってしまって4年目を迎えようとしている。

毎年夏に日本に戻るAちゃん。
時間が許す限りあうことに。
最近では便利なものができたもので、、、インターネット無料電話”スカイプ”。スカイプで、時間を気にせずにおしゃべりすることも時々。

つい先日、今年になって初めてスカイプで話をした二人。
しかしいつもと様子が違う。いつもは日本語と英語の半分半分なのだが、今回はAちゃんからいきなり英語のシャワー。それは、あたしが憧れる心地よろしいいいいいいイギリス英語！！

うちの娘は引き気味。ドン引き！！！！
会話が続かない。。。。
うちの娘も必死で英語で話すのだが、Aちゃんからは

”　今、何て言ったの？？？？　”　と、何度も何度も聞きなおされてしまう。

本当に楽しかったのか？？どうだったのおお？？？という会話で終わった今回のスカイプ。。。。

その日の夜、、ベッドにはいり、、、、うちの娘がしくしく泣いている、、、、
Aちゃんの英語がわからなかった、、、。自分の英語が通じなかった、、、、と、、とても悲しかったと泣く娘、、、、

”　Aちゃんが遠くに行ってしまったような感じだった、、、　”

”　遠くに？？　”

”　うん。ずっと遠くに、、、、”

パートナーが外人だったら自然にそちらの言葉もわかるようになるのだろうな、、、などと簡単に考えてたが、それは大間違い、、、。日本に住むうちの娘は相当勉強しないと、旦那の国の言葉は自由には操れないのである。操れるようになったとしても、それはどこまでのレベルなのかが問題で、、、、日本に住む限り、娘の心は日本にあるのであろう。

わたしが日本人なんだから、それはそれでいいのではないか！！と自信もって言って見たり、、、、本当にそれで娘は幸せなのか？？？と疑問視してみたり、、、

眠る間際の娘からの質問、、、、

”　ママはどうして日本人なの？？　”

”　ふーーーむ　”

うちの娘はどこでどんな風に大きくなるのか、、、、
親としてどうしてあげるのが、娘にとって幸せなのか、、、、
今の環境は果たして正しいのか、、、
なんだかこちらまで悲しくなってきた、、、、

今は日本にいるんだから、、、どらゼミ、、、もっと、がんばろうよ、、、、。
英語、、、がんばっているけど、、、もっと、がんばろうよ、、、、。

一体、娘はどこまでがんばらなければならないのか、、、？