knock knock

押し出されてイギリス生活開始。外人の旦那と娘と戦いながら、、、独り言発していhます。。。BGMは!CNBLUE。

大人も成長する

2009-08-16 20:45:38 | 生活独り言
ブロウモンキーズに気がついたのは本当に偶然だった。

9日の娘のバレエの発表会に岐阜から見に来てくれたわたしの両親。
当日はばたばたで夕食の約束もできなかったため、10日月曜に改めて会おうと約束を。浅草で待ち合わせて、花やしきをふらふらしようかなどと、頭の中では勝手に計画をねっていたのだが、、、、あいにくの台風大雨。

新宿のホテルからでて、東京駅に向かった両親はこの天気だし、今回は会えずに帰ると言い出す始末。娘のバレエをせっかく見に来てくれたのに、当人と一言も交わさずに岐阜に戻すにはかわいそうすぎるわけで、、、、

東京駅で昼をいっしょに食べよう!というのが大雨の中、せめての埋め合わせかと。。。

丸ビル、、、新丸ビル、、、、こちらはできあがってからすでに数年たっているのだろうが、、、、とにかく行動範囲の狭いわたし、、、(吉祥寺、荻窪、池袋、、、ときどき新宿、、、)丸ビルまで足を広げたことなどなく、、、、、

丸ビルがどこじゃと東京駅についてからもきょろきょろと。。。。。

そこで何気なく手に取ったのが丸の内のフリーペーパー。そこに、コットンクラブにてのブロウモンキーズのコンサートのことが写真入りで載っていたのだ。知らずにすごしていたかもしれないのに、東京駅で丸の内のフリーペーパーを見たがために、、、、、ゲットした情報である。これは何かの暗示????行くべきなのか、、、、それとも罠????神様はあたしをテストしているのか????

数名の友人に声をかけてみるのだが、、、みんな予定あり。だいたい、ブロウモンキーズだなんて知っている人しか知らないバンド。。。。招待でもないのに自腹を切ってくれる人はいないだろう。。。

どうしよう、、、
どうしよう、、、
どうしよう。。。。。。。。

頭の中にはブロウモンキーズのヒット曲がリピート状態。

” 誕生日プレゼントということで行ってきたら? ”

旦那の一言で、その気になり。。。。。。。



一人コンサートを初体験!!!!


コットンクラブはとても小さく。どこにすわってもお目当てのミュージシャンはすぐそこ。わたしはあえて、テーブル席ではなくカウンター席にすわった。ちょっとテーブル席より高い位置の席で全体が見渡せる。隣にはすでに女性一人。この人も思い切ってきたのだろうと、自分ひとりじゃないんだと安心。しかし、隣の彼女はわたしは今夜は一人で音楽聴くわ!と、なんとなくバリケードを張っている感じ。隣同士になったのが何かの縁で、、、話しかけてみようかな、、、とおしゃべりはわたしはうずうずしていたのだが、お隣のなんとなく引いてくれた線が分厚い感じで、、、、コンサートが始まるまでは、一人、、、なんとなくあたりをきょろきょろして時間をつぶした。

じゃじゃあああん!
コンサートは時間通りはじまり。


”げっ!!!!”

わたしは、、、” ゲッ!!!!” と言ってしまった。

ブロウモンキーズの中心人物、、、、Dr.Robertなる人物、、、、、
巨大化してますううううううううう

20年前は本当にやせていた。。。。今では、、、、ハリーポッターにでてくる、ハグリット???代役できるでしょうううううう、ぐらい大きく成長していた。

紫のシャツに白い麻のスーツ、、、なぜ、膨張色を着たのか????

あのねっとりした声が好きだったのに、、、、もうその声はどこにやら、、、、
ヒット曲も今歌えるようにアレンジがしなおされており。。。。
ちょっと違うううう

今回の来日は18年ぶりのニューアルバムのプロモーションのため。
そんなことちっとも知らなかったわたしは新しい曲は知らない。
お客さんの中にはいっしょになって歌っている女性が数名。
信じられなった、、、いっしょに歌いたいと思えるような曲には思えず。

とにかく、、、20年という年月からの巨大化に頭の中をいろんな出来事がめぐるめぐる。。。。


ローリングストーンズのみんなはなぜあんなに細いのか。。。。。。
あの人たちはもっと年寄りのはず。。。
太ったらメンバーからはずすみたいなことが契約書に書かれているのだろか・・・


1部、2部とある仕組み。1部に行ったわたしであったが、あっという間で1時間ちょっとの公演は終わり。


終わったとたんに、、、隣の女性が、、、、、、

” 最初の公演、見たんですか? すごい声あげてましたね! ”

( おっと、、、話しかけられた! )

” 来日は見てないんですけど、ずっと最初のヒットしたアルバム、好きだったんです。コンサートなんて最近はぜんぜん来てないので、久しぶりに見たライブなんですけど。。。”


お互いに アラフィフ、、、、というのが氷を溶かす鍵になり。


でるわでるわ、、、見たことのあるコンサートの話。ここでも全盛期のマイケルジャクソンを見たというのは、へえ!という話になり。。。。今になって話が盛り上がる。後ろではバンドのメンバーからサインがもらえるということで長い行列ができていた。が、わたしたちは明らかに20年前の彼らを見たく来て見たけど、、、あまりにもの違いにちょっとがっくりだった、、、ため、サインをもらうために並ぶ忍耐力はなく。巨大化してしまった彼に、声はかわってなくて感動した、、、なんてうそでも言えず。。。。。

時間はとめられない。
大人も成長する。
変わっていく音楽もそれはとめられない。
巨大化も自然といえば、自然なのだろう、、、、、


久しぶりのライブ。あのどきどき感は何度味わってもよろしい。
数年、若返る感じ。しかし、、、この巨大化を目の前にし、、、、姿だけでは人はジャッジできないのは当然ではあるのだが、、、、
うーーーん、考えちゃうなあ。


ちょっと空振りの誕生日プレゼント。
巨大化してしまったあのやせっぽちボーカリスト、、、、、いろいろ課題を与えてもらったような。。。。感謝。




コンサートに行かせてくれた旦那には感謝。