knock knock

押し出されてイギリス生活開始。外人の旦那と娘と戦いながら、、、独り言発していhます。。。BGMは!CNBLUE。

お金様

2018-04-03 21:07:16 | 生活独り言
ここイギリス、、、、

紙だったお札がプラスティック化され、紙のお金は使えなくなり。
日本円の100円玉のような感覚の1ポンドコインもデザイン一新!古い硬貨は使えなくなった。

現在、カフェ給料は銀行振り込みとなり、現金を手にする事が少なくなったのだが、以前は現金で給料をもらっていた私。そのなごり、、、手元にはまだ数枚の紙のお金と、古い硬貨が混じって合計385ポンド61ペンス。

こりゃいかん!銀行も受け取ってくれなくなったら困る!!
銀行に持って行こう!!
カフェ仕事が休みである事を利用し、久しぶりに銀行に出向く。

「 古いお金も入ってますが、このまま、自分の口座に入金願います。」

かなり並んでやっと自分の番が回ってきた。
窓口は若い女の子。

お札は機械にかけ。
小銭は、それぞれの単位ごとに袋わけしてくれないと受け取れないと。

え?!
ハイハイ。
ではその袋をください。

小さなプラスティックの袋。
その名も、、、money bag、、、
プラスティックのゴミを減らそうという話題が多い中、プラスティックの袋を渡された。
1p、2p、5p、10p、20p、50p、1ポンド、2ポンド、、、、
単位の違う硬貨を分けるのに、プラスティック袋は8枚も使う事に、、、
彼女がお札を機械に入れている間に、私は8種類の硬貨をそれぞれの袋に入れた。

窓口の若い女の子は、硬貨を取り出す事なく私が小分けした袋の外側から、硬貨の枚数を数え、指定用紙に書き込んだ。それは、こちらでよくありがちな、日本では絶対にありえないレベルのきったねーーーーーー字で、、、
50p 硬貨が2枚で1ポンド、、、のように、、、
そのきったねーーーーーーー数字を、電卓で足し始めるも、、、

「 電卓叩くの下手なのよー」


え?
こういう時ってコンピュータに打ち込んだり、硬貨を数える特別な機械に入れるんじゃないの?
電卓が登場しちゃうわけ?!



「 あのーー 385ポンドちょっとあると思うんですが、、、」

「 え?316ポンドですよ?」

「え?!」

女の子は、携帯でメッセージを打つように両手を使って再度、電卓を打つのだが、一度計算した数字と違う合計が出てきたようだ。隣の同僚を捕まえて、

「 ちょっとこれ合計出してよ。」

隣の彼が足した数字は、彼女がだした数字とも違った、、、

彼女の顔はますます、、、

「え?」

彼女はとうとう、彼女の上司を捕まえて、硬貨の合計をやってみてくれとお願いする。
上司も入って硬貨の計算が始まった、、、、


日本じゃ、、、
ありえない、、、
よね?


しかし、、、だんだん、、、
私が持ち込んだ385ポンドという数字に自信が無くなってきた、、、、
本当に385ポンドもあったのかあ?!
自宅でお金を数えた時の状況を思い出す、、、
うっく、、、、私が数え間違えた?!?!?!

385ポンドの詳細を記録したわけでもなく、、、
316ポンドと言われたら私の数え間違いとしてそのまま受け止めるしかない、、、か、、、、


上司と彼女で何度も硬貨の合計を電卓で叩く、、、
私は彼女の電卓の叩き方のカジュアルさが気になって仕方がなかったのだが、、、
反論できる証拠がない、、、


「結局、315ポンドです。」



え?
減っちゃったの?????





あーーーー
お金様、、、、
乱雑な扱いをしてすみませんでした。
私にはあなたが必要で。
私はあなたに愛されたくて仕方がないのに、、、
あーーーバカな私、、、、



385ポンドの証拠がないまま、お金様は315ポンドとスリムになって私の口座に落ち着く事に、、、
ここはスリムになっては欲しくなかった、、、、



あーーーーそれにしてもどうお金を数えていたのか、、、


あなたには絶対に嫌われたくないのに、、、、
あなた無しの人生は考えられない。
絶対に戻って来てね、私の所に、、、
大きくなって戻って来てね、、、