長いバスの旅。大原三千院より京都駅前まで。
転んだ母の顔は、腫れ始め内出血。。。。
日が暮れてますます賑やかになる京都の繁華街をバスの窓から見下ろして、ため息ばかりが出てしまう。。。。
駅前のホテルに到着。
夕飯はホテル内でさっさと済ませることにし、夜も9時すぎ、、、、私は湿布を買いにドンキホーテに走った。
京都駅の東口駅前ビルに入っているドンキホーテは遅くまで中国人観光客でごった返し。
今回の京都のホテル。いいところは駅近であったこと。大きなお風呂が内風呂とは別にあったこと。
もう寝た方がいいと母親には横になってもらい、私は一人、大きなお風呂を目指した。
気を取り直し、ホテルの朝食をがっつり食べて翌日目指したのは、、、、
うちの父が誇りにしていた臨済宗の本山、妙心寺。
うちのご先祖様が武士であった事をすごく大切に思っていた父親。
生前は一年に一度、両親でこちらにお参りに来ていたそうで。
私にとっては初めての妙心寺。。。。。
そこは大きくてまずビックリーーー
向こうからコロコロと音がすると思ったら、、、、修行中の若いお坊さん?
コロコロを転がして通りすぎた。
自転車も通るし。車も通る。地元の人の通り道となっている大きなお寺。。。。
今回、父が亡くなったことで代表者の名前を変えてもらいにこちらに寄った私たち。
受付はいきなり現代的。
私たちを迎え入れてくれた事務所は冷房ガンガン。そこでパソコンに向かうお坊さんは、唐沢寿明ふうで、眉の形の整え方が、、、、、、カミソリ遣い上手すぎてびっくり。
この唐沢寿明ふうのお坊さんにお経を唱えてもらい、今回のこちらのお寺に来た任務は終わり。
実家、岐阜にあるお墓をこちらに移すとするとどうなるのかなど質問し。
結局は大きな額のお金が動くことになると説明を受け。
こういうのがあってのお寺なんだよなあ、、、、、とすごく現実をここに見る。
このあと、妙心寺にある有名な龍の天井絵を見て、隣接しているお庭にもよってみた。
ハスの花が綺麗に咲いており、昨日の三千院のお坊さんの話を思い出す。
仏様は亡くなった人の魂をハスの花に入れて、極楽に届けてくれるのだと。ハスの花に魂が入ると花が閉じるのだと。
お祈りを一度でもした人を仏様は覚えていてくれて、極楽に送ってくれるのだと。。。。
さて、、、さて、、、、京都に来た一番の目的を終了。今日、岐阜に戻る。さてさて、、、、このあとどうする????
妙心寺を横切っただけでもかなりの距離。母親はヨレヨレではあったのだが、地図を見る限り、妙心寺に一番近い観光スポットは、、、、仁和寺か龍安寺、、、、、、
どちらへも電車で一駅。どちらか先にきた電車にとにかく乗ろう。それはそれは可愛い電車。
しかし、たった一区で210円。
先にきたのは龍安寺いきであった。
龍安寺駅で降りたのはいいのだが、、、、そこからがまた長かった。。。。。ヨボヨボの母親にとっては永遠に感じたのかもしれない。
京都のお子様にとって、龍とかとても身近なものなんだろうなあとほのぼのした絵が飾られていたのだが、ヨボヨボの母親。。。。電車で龍安寺にきたことをずっと後悔。
やっと瀧安寺にたどり着くも、これ以上歩けないと。母親は瀧安寺の前にあった食事処で一服することにし。私はそのまま瀧安寺へ。
外国人観光客の方が圧倒的。
何度見ても感心するこのお寺の石のお庭。
15個の石が設置してあるも、絶対に15個の石を同時に見ることができないように配置されている。
この世には完全というものは存在せず、ものごとは完成した時点から崩壊が始まるという思想の元、この石庭の作者は15個の石を置きながらも、完全とされる数の15にひとつ足りない14個の石しか見えるように設計したのではないかと言われているとのこと。
これは水戸黄門様からのプレゼント。
「金持ちでも満足できない人はできないし、貧乏でも感謝の心を持てば満足できる」という言葉が刻まれている。
奥が深いーーー
もっとゆっくり回りたいーーー
だけど、、、
母親は一人、お寺の前のお食事処ーーーーーーーーーー
急ぎ足で母親を残した食事処を目指す。こちら、すでに ”本日終了” の看板に変わっており。。。。。
慌てて中に入るとお客は母親一人。
” お豆腐のセットとコーヒーをいただいたの。 ”
そうだ、、、、私、、、、昼ごはん、食べてないし。。。。
明日が今回の帰国の大きな理由、父親の一周忌。早く岐阜に戻らないと。。。。
転んだ母の顔は、腫れ始め内出血。。。。
日が暮れてますます賑やかになる京都の繁華街をバスの窓から見下ろして、ため息ばかりが出てしまう。。。。
駅前のホテルに到着。
夕飯はホテル内でさっさと済ませることにし、夜も9時すぎ、、、、私は湿布を買いにドンキホーテに走った。
京都駅の東口駅前ビルに入っているドンキホーテは遅くまで中国人観光客でごった返し。
今回の京都のホテル。いいところは駅近であったこと。大きなお風呂が内風呂とは別にあったこと。
もう寝た方がいいと母親には横になってもらい、私は一人、大きなお風呂を目指した。
気を取り直し、ホテルの朝食をがっつり食べて翌日目指したのは、、、、
うちの父が誇りにしていた臨済宗の本山、妙心寺。
うちのご先祖様が武士であった事をすごく大切に思っていた父親。
生前は一年に一度、両親でこちらにお参りに来ていたそうで。
私にとっては初めての妙心寺。。。。。
そこは大きくてまずビックリーーー
向こうからコロコロと音がすると思ったら、、、、修行中の若いお坊さん?
コロコロを転がして通りすぎた。
自転車も通るし。車も通る。地元の人の通り道となっている大きなお寺。。。。
今回、父が亡くなったことで代表者の名前を変えてもらいにこちらに寄った私たち。
受付はいきなり現代的。
私たちを迎え入れてくれた事務所は冷房ガンガン。そこでパソコンに向かうお坊さんは、唐沢寿明ふうで、眉の形の整え方が、、、、、、カミソリ遣い上手すぎてびっくり。
この唐沢寿明ふうのお坊さんにお経を唱えてもらい、今回のこちらのお寺に来た任務は終わり。
実家、岐阜にあるお墓をこちらに移すとするとどうなるのかなど質問し。
結局は大きな額のお金が動くことになると説明を受け。
こういうのがあってのお寺なんだよなあ、、、、、とすごく現実をここに見る。
このあと、妙心寺にある有名な龍の天井絵を見て、隣接しているお庭にもよってみた。
ハスの花が綺麗に咲いており、昨日の三千院のお坊さんの話を思い出す。
仏様は亡くなった人の魂をハスの花に入れて、極楽に届けてくれるのだと。ハスの花に魂が入ると花が閉じるのだと。
お祈りを一度でもした人を仏様は覚えていてくれて、極楽に送ってくれるのだと。。。。
さて、、、さて、、、、京都に来た一番の目的を終了。今日、岐阜に戻る。さてさて、、、、このあとどうする????
妙心寺を横切っただけでもかなりの距離。母親はヨレヨレではあったのだが、地図を見る限り、妙心寺に一番近い観光スポットは、、、、仁和寺か龍安寺、、、、、、
どちらへも電車で一駅。どちらか先にきた電車にとにかく乗ろう。それはそれは可愛い電車。
しかし、たった一区で210円。
先にきたのは龍安寺いきであった。
龍安寺駅で降りたのはいいのだが、、、、そこからがまた長かった。。。。。ヨボヨボの母親にとっては永遠に感じたのかもしれない。
京都のお子様にとって、龍とかとても身近なものなんだろうなあとほのぼのした絵が飾られていたのだが、ヨボヨボの母親。。。。電車で龍安寺にきたことをずっと後悔。
やっと瀧安寺にたどり着くも、これ以上歩けないと。母親は瀧安寺の前にあった食事処で一服することにし。私はそのまま瀧安寺へ。
外国人観光客の方が圧倒的。
何度見ても感心するこのお寺の石のお庭。
15個の石が設置してあるも、絶対に15個の石を同時に見ることができないように配置されている。
この世には完全というものは存在せず、ものごとは完成した時点から崩壊が始まるという思想の元、この石庭の作者は15個の石を置きながらも、完全とされる数の15にひとつ足りない14個の石しか見えるように設計したのではないかと言われているとのこと。
これは水戸黄門様からのプレゼント。
「金持ちでも満足できない人はできないし、貧乏でも感謝の心を持てば満足できる」という言葉が刻まれている。
奥が深いーーー
もっとゆっくり回りたいーーー
だけど、、、
母親は一人、お寺の前のお食事処ーーーーーーーーーー
急ぎ足で母親を残した食事処を目指す。こちら、すでに ”本日終了” の看板に変わっており。。。。。
慌てて中に入るとお客は母親一人。
” お豆腐のセットとコーヒーをいただいたの。 ”
そうだ、、、、私、、、、昼ごはん、食べてないし。。。。
明日が今回の帰国の大きな理由、父親の一周忌。早く岐阜に戻らないと。。。。