北京ダック

このおばちゃんに対して私はどう接していいのかわからなかったのは20年以上前になるのか、、、
メタボのお母さんが若く亡くなり、同じ頃に旦那が自殺したこのおばちゃんとメタボ父が親しくなるのに時間は掛からなかった。それが受け止められなかったメタボ妹。当時はメタボも複雑な思いだったと思う。


20年以上経ち、、、
私はそのおばちゃん宅に1人で泊まりに行く関係となる。


最初はロンドンで合流しようとしたのだが、、、、


「　絶対に認めたく無いんだけど、、、、ロンドンは忙しくて疲れちゃうかなって、、、あなた1人でロンドンで娘と会っていつでも良い時間にこちらに戻って来たら最寄り駅まで迎えに行くわ。」


色々計算すると、おばちゃんが迎えに来るという駅までで電車で移動するより、高速バスでロンドンに出てロンドンから電車でおばちゃん宅に移動するのが、時間はかかるが1番お安い事がわかった。ロンドン経由で娘にもちょっと会えるのならそれが良いやと思ったのだが、、、、あの元気なおばちゃんからは良い返事はもらえず。


「　ロンドンには久しく行って無いし、最初はいい計画だと思ったんだけど、、、金曜日のボランティアが休め無いのよ。仕事のあった翌日にロンドンを楽しむ勇気がないの。認めたく無いのよ。絶対に受け入れたくはないんだけど、、、、疲れちゃうから、、、、」


元気なおばちゃんからこんな返事が返って来るとは。。。

「　なら私は娘と会ってから電車でそちらに向かいます。夕飯を一緒にという時間に戻るので大丈夫ですか？」

「　大丈夫よ！　あなたは白ワインは飲まないのよね？」

「　あーー　お酒はもうほとんど飲んでないので気にしないでください。」

「　私は飲んでるから、、、少しでも一緒に、、、、あなた、北京ダック、食べられる？」




？




イギリスのスーパーには2人分の料理がセット料金になっている場合が多い。
2人分の前菜、メイン、デザートで幾ら、、、、とお安くまとまっているのだ。2人暮らしには大いに助かる。



しかし、、、、1人暮らしには多すぎーーー



「　私、北京ダックが好きなんだけど、1人では食べきれないでしょ？だから人が来てくれる時に用意するのが多いのよ。北京ダックのセットを買っておくわーーー　」



ロンドン経由でおばちゃん宅へ。
多くの白人が暮らす裕福な地域。
私1人アジア人、、、、




カフェ上司の休みに合わせてカフェが休みになるのだが、、、、
あーー　私もこの休みがとても楽しみだ。



おばちゃんと食べる、スーパーの北京ダックセット、、、、😹