Akitsugu Kaneko

うちの旦那は英語を大学や語学学校で教えている。
いろいろな場所で教えているので、彼の教え子数となると相当な数になる。

そのため、その莫大な生徒の宿題やテストに点数をつけるというのも、相当大きな仕事となり、、、うちの旦那は遅くに家に戻っても、ずっと働かなければならない状態。いつも書類とにらめっこ。彼の赤ペンワークはすばらしく。生徒のタイプした文字数よりも赤文字のほうが多くなる。

ある大学での年末の授業で、彼は生徒にペアワークをさせたそうだ。
しかし、その中の女子が笑ってしまって、ペアワークが進まない。

何がそんなにおかしいのか？

彼女はパートナー、男子の名前がおかしいと笑う。

彼の名前は

”カネコ　アキツグ　”

うちの旦那は彼のことを、、、



”　カナコ　”　と呼んでいた。。。。
このクラスは（もちろん）4月から始まっており、、、時は12月、、、。



このカネコ君はうちの旦那からずっと”カナコ”と呼ばれていたわけである、、、

Kaneko と　Kanako、、、、
目が疲れていたのでしょう。（？？）

それとも、、、カネコ君、カナコと呼ばれていたのはそれほど悪い気もしなかったのか？

昔の写真

うちの実家は”　ちょっとばあばに会いに行って来る！”　ぐらいでは行けない距離なので、娘にとっても帰省はとても貴重なことである。ましてや、アンクル・ヤスナリにあうのは、宝くじにでも当たったぐらいの出来事、、、よぼよぼではあるがじいじも元気で、ばあばも、アンクル・ヤスナリにも会えた今回の帰省は本当によかったなと、しみじみ。

実家滞在中、娘はばあばとじいじの間に寝た。
いつもはあたしの湯たんぽがわりの娘なのだが、初日から自分で決めていたようであった。

連日、遊び相手に24時間囲まれた娘の興奮は冷めず。
毎晩、12時ぐらいまで起きていたようなのだが、、、（あたしは別室で寝てしまっていた）そんなとき、娘は興味津々で、わたしが子供の頃はどんな子供だったのかいろいろとばあばに質問していたらしい。

”　マミーが1歳の頃ってどんなだったの？　”

という質問から、翌日、ばあばは家族アルバムを引き出してきた。

自分でも久しぶりに見た昔の自分、、、唖然。

小学校の低学年は元気一杯で笑っているのだが、高学年からすでにめちゃくちゃ疲れた感じ。家族旅行の写真なのに、ふてくされた顔。ちっとも楽しそうでない。人生最悪！！みたいな顔をしている。

小学校の高学年なんてそんな先の話でもない、、、あと数年で、わたしの娘もこんな、反抗的な目つきでカメラをにらむようになってしまうのか？？

それにしても一体、どうしてこんなにつまらない顔をしていたのだろうか？？？
全然楽しそうでない写真。見るのも途中で嫌になってしまった。なんという失礼な小学生高学年、、、そして、あたしのこの態度はこれからもっともっとひどくなっていったことはよく覚えている、、、こんないやなタイプの小学生を持ってしまったうちの両親、、、特に母親は大変だったに違いない。

小学生高学年ですでに家族といっしょにいるといるということが嫌でたまらなかったのは覚えているのだが、どうしてそんなに嫌だったのだろう、、、、二度と戻らないこの時なのに、どうしてこんな顔で、、、

うちの娘はよく笑う。

”　はじける　”　と言う言葉がぴったりである。

この娘もあたしのことをふてくされた顔で

”　ちょっとお　”　とか　”　ねえ　”　とかと呼ぶようになってしまうのだろうか。。。

お願いだから、マミーのようにはならないでよね。
どうか、どうか、お願いです。後悔するだけだから、、、
いつまでも、はじけていてください。。。

実家での初詣

実家にもどり、とてものんびりムード。

初詣は３日となった。
地元では大きな神社へ。
弟といっしょ、孫付きの初詣はかなり親孝行になったのでは？そのあとお墓参りもみんなですませた。お参りのあと東京に向かう弟であったので、かなり急ぎ足の移動となったのだが。

弟を駅まで送り、そのあとの運転手はあたし。

弟にしてみると究極の選択であったに違いない。
夕方になり暗くなってきて、よぼよぼの父親に運転席を譲るか、、、、運転は久し振り！！！のわたしに譲るか、、、、。

助手席に父親がすわり、あたしの運転で出発。

”　まっすぐだから。　”

と父はいうのだが、ちょっと行くと、、、、あれ？左に曲がれるし？？ここもまっすぐなの？？

”　ここもまっすぐなの？？　”

”　だから、こっちだ。”

こっちという父の手は左をさし、、、、？？？？

”　こっちってどっちよおお？？　”

”　だから、ずっとまっすぐだと言ったじゃないか？！”

”　こっちで手は左を差しているし、それじゃ、わかんないよ！！”

また、父親の　”あっち、こっち　”ナビゲーター出現である。あぶなくてたまらない。信号が黄色になっても、行ってしまえ！と指示する、本当に危険な７９歳である。

翌日になってゆっくり出かけてみたのが、名古屋の熱田神宮。
わたしの３歳のときの七五三のお参りはここに来たと聞き、ちょっと行ってみようか？ということに。

ゆっくり出発したのが幸いして、神社は４日にしてはかなりの混みよう。
これが午前中だったら激混みだっただろう。のんびりきてよかった！

さすが名古屋、、、なんだかへんてこな屋台が並ぶ。

挑戦してみたのが、、、

”　卵せんべい　”

目玉焼きを小判型のえびせんべいの上に乗せ、花かつおがのり、マヨネーズがのり、小判型のせんべいを半分に折り、サンドイッチのような感じで食べる。３００円。そこにベーコンとチーズがはいると５００円に。

せんべいのぱりぱりした食感と卵のトロリがなんとも不思議なコンビで、なかなかいいんじゃない？？？

”　ポテトのトルネード　”

じゃがいもが１個分、くるくるくるときってあり（字を練習し始める子供がなぞる点線のような感じにポテトが切ってある）串にさしてある。それを揚げて、塩なり、バーベキューソースなりをかけて食べる。塩味がきつすぎだったが、考えとしてはなかないけるのでは？　これも３００円。じゃがいも１個３００円とはいい商売しているものだ。

もより駅に戻るともう真っ暗。駅横の駐車場に車が待っている。
またも暗闇での運転。”あっちこっち”ナビゲーターを横に乗せての家路。

明日の今頃は東京の自宅にいるはず。６日からは娘のお弁当も即始まる。
さて、今年はどんな年になるのやら、、、
笑える話をいっぱい文字にしていきたい。

皆様、今年もよろしくお願いいたします！！
健康に気をつけて、笑って過ごしていきましょう！！！

謎の弟

実家に戻っている。

実家では久し振りに弟との再会。
弟もわたしも東京都民なのに、電話もしないし、食事でも、、、なんてこと一度もない。二人とも、実家で過ごした時間より完全に東京生活のほうが長くなっているというのに、、、。

弟は２歳年下なので、独身とはいえかなり怪しいおやじとなっている。
彼女がいるのか？彼氏がいるのか？実はものすごい金持ちなのか？実は会社でものすごいポジションにいるのか？もう、すべてが謎。

あたしからは会話を始めようと努力はするのだが、、、１秒で終わってしまう。。。

”　会社、どうなの？　”

”　まあね。　”

”　週末、車ででかけるってどこに行くの？　”

”　近所に買い物。　”

”　あんた、ずっと賃貸でいるの？　”

”　さあね。　”

弟は白髪まじりの頭に４４歳には見えない格好、若作り？？あやしい。
娘にしてみると、彼はめちゃくちゃ年が離れた（年齢不詳のかなりいいいいあやしいいいい）お兄ちゃんなのかもしれない。

わたしとは会話が１秒ももたない彼なのだが、娘とはずっといっしょ。娘も朝から弟のあとをつけまわしている。二階で寝ている弟を起こしに階段を駆け上り、彼がまだ寝ていると、ばあばに報告するために一階に下りてきて、、、と、朝から忙しい娘。昨日は１２時までゲームをしたのに、新年から娘のパワー炸裂。

今日は朝から近所の公園へ。二人で何をしていたのか？？？
午後からはショッピングモールめぐり。ドライバーは弟。
本やで買った　”けいさん　”　ドリル。（５－６歳用）

家に戻ってからは、弟は家庭教師。
今だに計算問題に指がでる娘、、、
それはやめたほうがいいと提案する弟。
ここで娘はいつもなら切れるのだが、、、弟と勉強していると素直にやっている。

と、思っていたら、、、、娘、、、やりたくないと切れた。


５日が仕事はじめの弟は明日、東京に戻る。
なぞに包まれている弟なのではあるのだが、、、これからは時々家で夕飯食べるように連絡してみようか、、、

娘にはとてもいいおじさんのようである。