初めからとても複雑な思いで迎えた大学合格発表。
コロナが広がり出してイギリスはすぐに高校最後の試験、中学最後の試験の中止を発表した。
通常であればこの高校最後の試験の結果で大学進学が決まるのであるが、、、、
生徒はこの試験のために7年、勉強を頑張る事になるのだが、、、、
では実際の試験無しでどうやって生徒を評価するのか?
高校の先生から出る評価。
それは甘すぎるのではないかと中間の審査が入り、アルゴリズムという数学の世界が関わりーーーーで( アルゴリズムとか言葉は聞いた事があるのだが、詳細は私にはわからない。。。) 最終評価がはじき出されたそうでで。。。
結局、4割の生徒の評価は実際より低くなり。
この結果でもらえるはずの奨学金はパー。
行きたかった大学からは不合格通知。
A評価を予想されていた生徒がC評価をもらったり。
少人数クラスの評価は担当の先生の評価が反映されたそうで(多分、高評価のまま反映、、)、、、、
少人数制というのは主にプライベートスクールの現状。
普通の公立だとクラスは大きく、学力にも幅がある。
今回、個人の現状評価ではなく学校全体の過去の評価と比べて今回の評価に繋がったそうで、、、、
いくら本人が頑張っても、学校全体が学力的にいい成績を残していないと個人の評価も落とされた、、、という事らしい。
それも基準とされたのは模擬試験。
この模擬試験は学校それぞれの物でイギリス全土で統一された物ではなく。
娘の学校の模擬試験は本試験より一層難しく設定されており、評価的にはいい結果では無かった。
もちろんその悔しい結果を本試験までのエネルギーとして生徒は頑張っていたのだが、、、、
よりによってその評価が落ちた試験結果を元にコンピュータがはじき出した評価で進路が決まってしまったのだ。。。
しかしもちろん、どんな状況でも優秀な生徒はやはり優秀。希望通りの結果で喜んだ仲間も多く。
娘の友人は4Aスターという評価で確実にオックスフォード大学への進学を決めた。
うちの娘、、、、合格!という明るい一言はもらえず。
おかしな事に行きたい学校からの結果はまだ待っている状態。
そのためこの先どうするかまだはっきりせず。
自分が試験を受けて得た結果ではないため、モヤモヤ感が無くならない。
まだ結果を待っている大学に、自分はこれだけこの大学に進みたいとアピールするしかない。
( え?アピールで試験結果が変わるの??、、、、日本とは大違い。。。)
お母さんに出来る事は、、、
祈り続ける事だけ。。。
娘にとって一番いい道が開ますように。。。。
あーー神様、よろしくお願いします。
金曜日 シンガポールチキンライスなるものに挑戦。クミンがなかなかよろしい。