ここ数年、不祥事が原因になって企業がなくなったりするという事例が増えているように感じる。
今回、「あるある大事典」の納豆ダイエット捏造問題で大手スポンサーが撤退、番組打ち切りとなりそうだ。確かに人々をだまし、損害を与えたことについて同情の余地はないし、番組の担当者なり関係者は処罰されなければならない。
ただ、ここ数年の動きを俯瞰して見た時に、「一時が万事」に陥りすぎてはいまいか。例えが適切かどうか分からないが、「インターネットの掲示板状態」的な風潮が蔓延していないかと感じるのである。
気に入らないことが起これば、関係者だけでなく、それに便乗して他者に対して批判や攻撃を加えるという風潮がずいぶんきつくなっているように感じるのである。
去年の学校に関する一連の不祥事もそうだった。「悪い学校を作っているのは日教組だ」とか「先生たちは楽をするために指導要領を無視している」などと、現場の感覚からすれば「それってどこの話?」という違和感を感じていた方の方が多かった。多分、不二家にしろ、関西テレビにしろ、似たようなところがありはしまいか。
その中で、結局、本当の不利益を被らされるのは一般の人々であろう。トップは一時的な減給などで済むが、パートなどの方々は一気に収入ゼロだ。企業からすれば体のいいリストラにしかならない。
労働関係の法の改革が90年代後半からどんどん進められているが、偽装倒産の法的にはOKでしょう。結局のところ、誰にツケが回されるのか、そこまで想像力を豊かに持ちたい。
日本最大の企業であるJ党は、何度も不二家・雪印以上のことをやってきたのに、宗教組織まで味方にしながら、未だにその勢力を維持していますが、「インターネットの掲示板状態」になるほど徹底的に叩く人はありません。
徹底的に叩いていいところと叩いてはいけないところが、既に国民の中で分別されているということです。そのことが表す意味は何か? もうお分かりでしょう。
今回、「あるある大事典」の納豆ダイエット捏造問題で大手スポンサーが撤退、番組打ち切りとなりそうだ。確かに人々をだまし、損害を与えたことについて同情の余地はないし、番組の担当者なり関係者は処罰されなければならない。
ただ、ここ数年の動きを俯瞰して見た時に、「一時が万事」に陥りすぎてはいまいか。例えが適切かどうか分からないが、「インターネットの掲示板状態」的な風潮が蔓延していないかと感じるのである。
気に入らないことが起これば、関係者だけでなく、それに便乗して他者に対して批判や攻撃を加えるという風潮がずいぶんきつくなっているように感じるのである。
去年の学校に関する一連の不祥事もそうだった。「悪い学校を作っているのは日教組だ」とか「先生たちは楽をするために指導要領を無視している」などと、現場の感覚からすれば「それってどこの話?」という違和感を感じていた方の方が多かった。多分、不二家にしろ、関西テレビにしろ、似たようなところがありはしまいか。
その中で、結局、本当の不利益を被らされるのは一般の人々であろう。トップは一時的な減給などで済むが、パートなどの方々は一気に収入ゼロだ。企業からすれば体のいいリストラにしかならない。
労働関係の法の改革が90年代後半からどんどん進められているが、偽装倒産の法的にはOKでしょう。結局のところ、誰にツケが回されるのか、そこまで想像力を豊かに持ちたい。
日本最大の企業であるJ党は、何度も不二家・雪印以上のことをやってきたのに、宗教組織まで味方にしながら、未だにその勢力を維持していますが、「インターネットの掲示板状態」になるほど徹底的に叩く人はありません。
徹底的に叩いていいところと叩いてはいけないところが、既に国民の中で分別されているということです。そのことが表す意味は何か? もうお分かりでしょう。