ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

熊本美里祭りライブレポート ⑧

2007年08月21日 23時03分17秒 | Weblog
 さあ、勢いに乗っての4曲目は「恋したっていいじゃない」。
 こんなにがんがんやっていいのかなと思う展開です。
 D・A・T・E  恋したっていいじゃない
 
 ライブでは定番になっている「サンキュー○○○」のセリフにどんな言葉が入るか期待していました。
 「サンキュー熊本城!」「サンキューみんな~」の呼びかけに、うぉー!と叫ぶ構えをしていたのですが、あえなく中断・・・?・・・!・・・
 横浜もだったのでしょうか? 肩すかしをされてしまった感じ。
 
 でも、続く5曲目は私一番のお気に入り「すき」です。
 イントロが始まると、会場のあちこちからシャボン玉が吹き上がりました。「すき」=シャボン玉もいいですが、私にとっては人生の変わり目の思い出のイメージに重なります。
 線路沿い真夏の日ざしあびて
 ひまわりが風に揺れている
 次の汽車できみは帰ってくるよ
 新しい靴が少し痛い

 ・・・ 一番の歌詞の通りです。

 少し暗くなってきた会場でしたが、私の手には「ひまわりの花(造花)」。見える間はウチワでもなく、ライトでもなく、素手でもなく、ひまわりの花で美里さんの歌を盛り上げたいのは、私の思い出と歌詞のイメージが重なっているからです。

 でも、このひまわりの花、茎の部分の長さは60㎝あります。ライブで使う分にはちょうどいいのですが、鹿児島から熊本までの道のり、駐車場から駅まで、駅の構内、新幹線の中、散歩した熊本市内と、ずっと写真のようにリュックにさしっぱなしだったんで、目立つ目立つ。駅では友人に会ったんですが、「なんて格好してんだよ」と言われる始末。

 さて、「すき」を歌い終わると、やたらと饒舌な美里さん。会場から「ミサト~」という叫び声に混じって「みちゃとちゃ~ん」という幼い声も。
 パイプいす席の後ろの芝生がいわゆるファミリーシートになるのが通常ですが、
パイプいすの席にも子どもたちの姿がたくさんあります。私の前にも小学生ぐらいの女の子が両親にはさまれて座っていました。イスに立つと高くなるので後ろを気にしていましたが、「乗っていいよ」と声をかけました。
 そんな小さな応援団(親衛隊?)が、おとなの真似をして叫ぶんですが、舌足らずな分、「みさと」とはっきり発音できずに「みちゃと」になってしまいます。最前列辺りからもそんな声がひびくんですから、当然、美里さんの耳にその声が届きます。ライブの真っ最中何度も美里さんはそんな声に返事をしていました。
 昨日、「小さな会場だからこそ、という条件が、後で美里さんの魅力を引き出すことになります」と書きました。美里さんの子ども大好きなところ(歌でもたくさん、子どものことを歌っていますよね)がよく分かって、とても暖かい気持ちになりました。
 こんなに子どもの声援に応えてくるアーティストは他にいるのかな? いないでしょうね。
コメント (2)
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