ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

国鉄・宮之城線の今  046

2009年11月18日 22時46分20秒 | Weblog
 越線橋を過ぎました。ここからは道路も次第にくだっていきます。
 前方に対向車が見えますが、その辺りで線路の高さと同じくらいになります。

 道路は狭いし、墓地はあるし、竹林は道路にのしかかってくるように感じられるしで、圧迫感を感じる暗さがあります。
 が、鉄道が走っていた頃はきっと竹林も管理され、明るかったんでしょうね。


 この橋から約400m先に、宮之城線跡で現存する鉄橋で、最も巨大で優美な戸田川の鉄橋が待ち受けています。
 埋められた橋と現存する橋がすぐ隣り合わせにあるということに、私はセンチになってしまいます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国鉄・宮之城線の今  045

2009年11月18日 22時40分14秒 | Weblog
 越線橋だけをズームアップしてみました。

 確かに、切通しは埋められ、ガードレールも欄干もなくなってしまいましたが、ここが確かに橋だったことは、橋の付け根部分がそのまま残っていることからして明らかです。
 黒い帯状のラインがその証拠。

 さらに、国土地理院発行の1/25000地図の「東郷」には、未だにここは切通しとして描かれ、この「道路」には「橋」の記号がついています。国土地理院の方々には気づかれないでいてほしいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国鉄・宮之城線の今  044

2009年11月18日 22時30分45秒 | Weblog
 写真右側のロードミラーは実に不思議な場所に立っていますよね。 
 なぜこんな立て方になっているのか・・・・・

 043で走ってきた道路はこのカーブミラーの右側奥から手前に向かってきていました。
 では、写真を左から右に横切るこの道路は・・・?

 実は、この横に走っている道路こそが、つい数年前までは陸橋になっていました。この下を宮之城線が走っていたのです・・・
 切通しになっていたよな~って記憶はあるし、この橋にも白い欄干がありました。いつの間に撤去されてしまったんでしょうか。
 橋には「宮之城線」と明記されていました。

 埋め立てがごく普通の景色としてあり、ガードレールや欄干の撤去も自然と進められ、いつの間にか、そこに鉄道があったことすら記憶している世代が少なくなっていくって寂しいですね。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国鉄・宮之城線の今  043

2009年11月18日 22時14分49秒 | Weblog
 042の直線がゆるやかに左側へカーブをとり始めるところから道路は狭くなります。
 線路跡は狭くなった道路の右側です。

 現在では右側の草地は道路と同じ高さになっていますが、かつては、のぼっていく道路に対して線路はくだっていました。
 対向車の後ろに白い建物が見えますが、その先が道路の最も高い場所になっていました。 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする