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北軽井沢番外編・52~ヤマハハコ花後

 “鬼押出し園”の溶岩の間でたくさん見られる「ヤマハハコ(山母子)」。キク科ヤマハハコ属の多年草で草丈は70~80センチ。7~8月に花を咲かせ、秋には写真のような“ドライフラワー”状態になる。花弁のように見えるのは総苞片で、花の部分は、筒状花が集まった中心の濃い色のところ。
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ワルナスビ・2~果実

 小山長池トンネル(南多摩尾根幹線道路)上の遊歩道脇に蔓延っている「ワルナスビ(悪茄子)」。ナス科ナス属の多年草で北アメリカ原産。明治時代に千葉県で発見され、牧野博士によって命名された。下向きに咲く花は可憐だが、茎には鋭いトゲがある。ひとたび根を下ろすと駆除が追いつかないほど拡がり、地上部を刈っても根が残っているとまた伸びてくるので始末が悪い。果実の直径は1.5センチで、出来始めは緑色だが熟すと黄色くなる。これが食べられればまだ可愛げがあるが、有毒で食べてはいけない。
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ニオイヒバ・2~果実

 別所公園テニスコート北の遊歩道脇に植栽されている「ニオイヒバ(匂桧葉・匂檜葉)」。ヒノキ科ネズコ(鼠子)属の常緑高木で、その名の通り葉を揉むとパイナップルのような芳香がある。写真は裂開した果実で直径は1.5センチほど。中央に見える長さ4~5ミリの薄い種子には翼があり、果実を揺するとパラパラと零れ落ちる。
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