センボンヤリ・1～閉鎖花

　この界隈で初めて見ることができた「センボンヤリ（千本槍）」。キク科センボンヤリ属の多年草で、頭花は春型と秋型の2種類ある。秋型は筒状花だけからなる閉鎖花で、花茎の先端にひとつ付く。秋の閉鎖花や綿毛の様子を槍に見立てて名付けられてるが、ここには3株ほどしか見られず、千本槍には程遠い。春型は頭花の縁1列に舌状花が付き花冠の裏側が紫色を帯びるので「ムラサキタンポポ（紫蒲公英）」の別名がある。ここは八王子市鹿島の大塚東公園で、多摩センター駅の北約500メートル。我が家からは5キロ離れている。

コハウチワカエデ・2～紅葉

　今年7月、ランニング中に松木地区の住宅地で見つけていた「コハウチワカエデ（小葉団扇楓）」。ムクロジ科（←カエデ科）カエデ属の落葉中高木で、紅葉の時期を待っていた。残念ながら葉の周りが枯れ掛けているが、赤や黄や緑が混ざり、これはこれで美しい。