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キッコウハグマ・9~痩果

 去年、初めて見ることができた「キッコウハグマ(亀甲白熊)」だが、その場所は我が家から南に6キロの小山田緑地と北に4キロの長沼公園の2ヶ所。小山田緑地では去年も今年も開放花を見ることができたが、長沼公園では今年も開放花を見られなかった。いつも訪れている近くの長池公園、小山内裏公園、上柚木公園あたりなら片道1~2キロなのでランニングをしながらたとえ花が咲いていなくてもダメージは小さいが、小さな花ひとつに往復8~12キロを走り閉鎖花だけしか無かったというのはなかなか辛い。少なくとも花のうち2割程度は開放花であって欲しいもの。写真は長沼公園 “霧降の道” で、綿毛の付いた痩果の様子。冠毛の長さは7~8ミリで種子の部分の長さは4~5ミリ。キッコウハグマの痩果はタンポポのように多くなく、開放花も閉鎖花も頭花は3個なので痩果も3個出来る。
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スミレ・2~晩秋

 我が家の門前で晩秋の暖かな日差しを浴びて咲いた「スミレ(菫)」。スミレ科スミレ属の多年草で、北海道から屋久島までほぼ全国で見られる。花期は春で、夏以降は閉鎖花を付けせっせと種子を作り続けている。以前スミレの種子を採取して植木鉢で咲かせていたが、その際に種子がこぼれ拙庭のあちこちに拡がってしまった。ガレージの隅や塀の透き間にモジャモジャ生えて花が無い時期は見栄えが悪く他の雑草と一緒に抜いてしまおうかとも思ったが、こうして可愛い花を咲かせてくれるとやはり残しておいて良かった。
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