先日、蕾の様子を確認したが、その特徴的な葉も載せておこう。「ハラン(葉蘭)」はキジカクシ科(←スズラン科・ユリ科)ハラン属の多年草で、葉の長さは50~60センチにもなる。その名は中国で大きな蘭という意味の“馬蘭(ばらん)”と呼ばれていたものが、次第にハランと呼ばれるようになったという。葉には抗菌作用や防腐作用があり、料理の飾りや敷き物に利用されている。この根元の蕾や花を見るために、かがみこんで落ち葉を必死に掻き出している姿を他の人が見たら、どう考えても不審者にしか見えない。
アケビ科ムベ属の「ムベ(郁子・野木瓜)」。その花は何年も前に見ていたが、その果実が長い間見つからず、ずっと宿題になっていた。しかし昨年12月に中山小学校付近の民家の生け垣で見つけて宿題が終わったところだったが、今度は下柚木大町公園付近の民家でまた見つけた。見つかる時はすぐに見つかるものだ。